イギリスのお店その1~前振り、トワイニング、フォートナム&メイソン~
文字数 2,694文字
紅茶といえばイギリス、というイメージは未だ根強いと思います
しかしながら、商売が下手なのか別の問題があるのか日本における店舗数――特にティーサロンは少ないです
販売されている紅茶ブランドの数と知名度はかなりあるんですけどね
実際、いくつかの有名ブランドが統合or破産or買収されてしまっているところを見ると、商売下手なのかもしれません
※ハロッズ、ウエッジウッド、ミントン、ウィタードなど
お店の説明の前にイギリスブランドの特徴
フランスと違ってフレーバーティーの数は少なく、香りも単一のものがほとんどです
その為、名前だけである程度の味や雰囲気をイメージできるので、さほど迷うこともないかと
もっとも、フランスが名前に凝っている上に種類が多すぎるだけなのですが
基本はダージリン、アッサム、アールグレイ、ラプサンスーチョン、ウバ、セイロン(オレンジペコ)、キーマン(キームン)
そして、それらを用いたブレンド(ブレックファースト、モーニング、アフタヌーン、ロイヤルなど色々な枕詞が付きます)
なんといいますか、茶葉の種類と特徴を
反面、知らないとどう選んでいいかわからないです
理由として、直営店なるものがほとんどないので、試飲はおろか香りすら試せないというのがあげられます
また百貨店 、グローサリーショップは商品を置いているだけなので、店員に訊ねても満足な説明が得られません
※専用ブースを用意している場合は除く……それでも知識不足の店員も多い
以上を踏まえまして、このページでは知名度の高いブランドを紹介
・TWININGS
前身は1706年、創業者トーマス・トワイニングが開いた世界初の紅茶専門店「トムの店」
※創業としてはフランスのダマンフレールのほうが古いですが、あちらはレストランやホテルへの卸売り専門だった為
それが1787年、4代目リチャード1世により「TWININGS」ブランドに
名前だけでしたら多くの人が知っているでしょう
CMでよく流れましたし、現在でも見かけます
またスーパーでの取り扱いも多い為、見かける機会は非常に多いです
反面、専門店やティーサロンとなると日本にはなく
一部商品は百貨店やグローサリーショップ、通販でのお求めになります
※ロンドンの本店には紅茶のみならず、関連商品も多数あり
お値段は圧倒的に安く、100g缶でも1000円しないものが多いです
日本で販売されている規格はリーフだと200g缶、100g缶、65gの袋(簡易包装)
それとティーバッグに加え、水で溶かして飲むインスタント(粉末)タイプでしょうか?
缶の色は種類によって様々ですが、僅かな背景模様に店のロゴと商品名とシンプルです
購入の容易さと合わせると、紅茶の雰囲気や種類を確かめるにはおすすめ
「アールグレイ」「レディグレイ」「プリンスオブウェールズ」が人気で有名
レディグレイはトワイニングオリジナルブレンド
アールグレイベースにオレンジピールとレモンピールを加えた柑橘系
個人的なおすすめはプリンスオブウェールズ
こちらは中国紅茶が多くブレンドされている為、飲み慣れた紅茶とは違った雰囲気を楽しめます
もっとも、スモーキーなブレンドは好き嫌いがわかれますけども
※以前は世界三大銘茶のキームンを使用していたと表記がありましたが、いつからかなくなっております。ちなみに、1921年に皇太子・エドワード8世の為に作られたパーソナル ブレンド
余談ですが、ケーキ屋ではよくトワイニング社の茶葉が使われます
よくある紅茶ゼリーやムースには、こちらの「アールグレイ」を使用するケースが非常に多かったり
・FORTNUM & MASON
創業1707年
こちらは紅茶専門店ではなくてイギリスの老舗高級百貨店なんですか、何故か創作物の中では人気なお店
※紅茶好きやお嬢様設定のキャラが愛飲している
英国王室御用達ではあるものの、それはトワイニングも同じ
ついでに言いますと、コカ・コーラもそうなので「王室御用達」は言葉ほどたいそうなものじゃなかったりします
日本でのお求めは「伊勢丹」を筆頭とした百貨店にて
※通販も店舗を有している百貨店より
ですが、店舗によって形態が違います
多くは紅茶やジャム、ギフト関連の既製品のみ
一部で紅茶の量り売りや焼き菓子の販売、店内サロンなどなど
お店のパッケージは優しげなエメラルドグリーン
ティファニーブルーを彷彿させる色合いで、これがまた可愛くて人気なんです
※紅茶に関しては一部、違うデザインも見られます
そして、肝心のお値段は125g缶で2000~4000円
ただ「紅茶の等級」で説明したようなFTGFOPダージリンなんかは5000円を超えますし、限定のファーストフラッシュは90gで1万円を超える高級ブランドです
もっとも、人気の「ロイヤルブレンド」や「ブレックファースト」は2376円ですし、定番商品でしたら多くの海外ブランドと同じような価格帯でしょう
またイギリスの老舗らしく、定番商品のアレンジブレンドを多く扱っています
朝向けのモーニングだと通常の「ブレックファースト」に加え、「アイリッシュ」「ウエディング」の枕詞が付くもの
アールグレイは「クラシック」「スモーキー」「カウンテスグレイ」
それとは別に、王室に関連するお祝いから作られた「ジュビリー」「クリステニング」「クイーンアン」などなど
それとダージリン、アッサム、セイロン、キーマン(キームン)といった単一種の紅茶も販売されていますね
フレーバーは「アールグレイ」と「ラプサンスーチョン」の系統を除けばピーチ、ストロベリー、レモン、クランベリーとわかりやすい単一の香りが多いです
※イースターやバレンタインといったイベント商品は除く
注意が必要なのはお店の名前を冠した「フォートメイソン」
こちらのみ、名前だけでは判断がつかないフレーバーティーなので、買う前に香りを確かめたほうがいいです
ラプサンスーチョンやスモーキー系はいわずもがな
好き嫌いの分かれるフレーバーなので要確認
ハーブティーやグリーンティーも幾つかあるようですが、私はまだ未経験
わざわざ、ここで買う必要はないかな~と
せっかくF&Mで買うのであればやはり紅茶が良いです
個人的なお気に入りは「ロイヤルブレンド」「クイーンアン」「ラプサンスーチョン」
イギリスなので当然ですが、ミルクティー向けのブレンドが多いブランドとなっております
しかしながら、商売が下手なのか別の問題があるのか日本における店舗数――特にティーサロンは少ないです
販売されている紅茶ブランドの数と知名度はかなりあるんですけどね
実際、いくつかの有名ブランドが統合or破産or買収されてしまっているところを見ると、商売下手なのかもしれません
※ハロッズ、ウエッジウッド、ミントン、ウィタードなど
お店の説明の前にイギリスブランドの特徴
フランスと違ってフレーバーティーの数は少なく、香りも単一のものがほとんどです
その為、名前だけである程度の味や雰囲気をイメージできるので、さほど迷うこともないかと
もっとも、フランスが名前に凝っている上に種類が多すぎるだけなのですが
基本はダージリン、アッサム、アールグレイ、ラプサンスーチョン、ウバ、セイロン(オレンジペコ)、キーマン(キームン)
そして、それらを用いたブレンド(ブレックファースト、モーニング、アフタヌーン、ロイヤルなど色々な枕詞が付きます)
なんといいますか、茶葉の種類と特徴を
知っていれば
イギリスブランドの商品はわかりやすいでしょう反面、知らないとどう選んでいいかわからないです
理由として、直営店なるものがほとんどないので、試飲はおろか香りすら試せないというのがあげられます
また
※専用ブースを用意している場合は除く……それでも知識不足の店員も多い
以上を踏まえまして、このページでは知名度の高いブランドを紹介
・
前身は1706年、創業者トーマス・トワイニングが開いた世界初の紅茶専門店「トムの店」
※創業としてはフランスのダマンフレールのほうが古いですが、あちらはレストランやホテルへの卸売り専門だった為
それが1787年、4代目リチャード1世により「TWININGS」ブランドに
名前だけでしたら多くの人が知っているでしょう
CMでよく流れましたし、現在でも見かけます
またスーパーでの取り扱いも多い為、見かける機会は非常に多いです
反面、専門店やティーサロンとなると日本にはなく
一部商品は百貨店やグローサリーショップ、通販でのお求めになります
※ロンドンの本店には紅茶のみならず、関連商品も多数あり
お値段は圧倒的に安く、100g缶でも1000円しないものが多いです
日本で販売されている規格はリーフだと200g缶、100g缶、65gの袋(簡易包装)
それとティーバッグに加え、水で溶かして飲むインスタント(粉末)タイプでしょうか?
缶の色は種類によって様々ですが、僅かな背景模様に店のロゴと商品名とシンプルです
購入の容易さと合わせると、紅茶の雰囲気や種類を確かめるにはおすすめ
「アールグレイ」「レディグレイ」「プリンスオブウェールズ」が人気で有名
レディグレイはトワイニングオリジナルブレンド
アールグレイベースにオレンジピールとレモンピールを加えた柑橘系
個人的なおすすめはプリンスオブウェールズ
こちらは中国紅茶が多くブレンドされている為、飲み慣れた紅茶とは違った雰囲気を楽しめます
もっとも、スモーキーなブレンドは好き嫌いがわかれますけども
※以前は世界三大銘茶のキームンを使用していたと表記がありましたが、いつからかなくなっております。ちなみに、1921年に皇太子・エドワード8世の為に作られたパーソナル ブレンド
余談ですが、ケーキ屋ではよくトワイニング社の茶葉が使われます
よくある紅茶ゼリーやムースには、こちらの「アールグレイ」を使用するケースが非常に多かったり
・
創業1707年
こちらは紅茶専門店ではなくてイギリスの老舗高級百貨店なんですか、何故か創作物の中では人気なお店
※紅茶好きやお嬢様設定のキャラが愛飲している
英国王室御用達ではあるものの、それはトワイニングも同じ
ついでに言いますと、コカ・コーラもそうなので「王室御用達」は言葉ほどたいそうなものじゃなかったりします
日本でのお求めは「伊勢丹」を筆頭とした百貨店にて
※通販も店舗を有している百貨店より
ですが、店舗によって形態が違います
多くは紅茶やジャム、ギフト関連の既製品のみ
一部で紅茶の量り売りや焼き菓子の販売、店内サロンなどなど
お店のパッケージは優しげなエメラルドグリーン
ティファニーブルーを彷彿させる色合いで、これがまた可愛くて人気なんです
※紅茶に関しては一部、違うデザインも見られます
そして、肝心のお値段は125g缶で2000~4000円
ただ「紅茶の等級」で説明したようなFTGFOPダージリンなんかは5000円を超えますし、限定のファーストフラッシュは90gで1万円を超える高級ブランドです
もっとも、人気の「ロイヤルブレンド」や「ブレックファースト」は2376円ですし、定番商品でしたら多くの海外ブランドと同じような価格帯でしょう
またイギリスの老舗らしく、定番商品のアレンジブレンドを多く扱っています
朝向けのモーニングだと通常の「ブレックファースト」に加え、「アイリッシュ」「ウエディング」の枕詞が付くもの
アールグレイは「クラシック」「スモーキー」「カウンテスグレイ」
それとは別に、王室に関連するお祝いから作られた「ジュビリー」「クリステニング」「クイーンアン」などなど
それとダージリン、アッサム、セイロン、キーマン(キームン)といった単一種の紅茶も販売されていますね
フレーバーは「アールグレイ」と「ラプサンスーチョン」の系統を除けばピーチ、ストロベリー、レモン、クランベリーとわかりやすい単一の香りが多いです
※イースターやバレンタインといったイベント商品は除く
注意が必要なのはお店の名前を冠した「フォートメイソン」
こちらのみ、名前だけでは判断がつかないフレーバーティーなので、買う前に香りを確かめたほうがいいです
ラプサンスーチョンやスモーキー系はいわずもがな
好き嫌いの分かれるフレーバーなので要確認
ハーブティーやグリーンティーも幾つかあるようですが、私はまだ未経験
わざわざ、ここで買う必要はないかな~と
せっかくF&Mで買うのであればやはり紅茶が良いです
個人的なお気に入りは「ロイヤルブレンド」「クイーンアン」「ラプサンスーチョン」
イギリスなので当然ですが、ミルクティー向けのブレンドが多いブランドとなっております