前振り、日本のケーキ

文字数 770文字

 クリスマス
 製菓・製パン業界に限らず、地獄のように忙しくなる方々も多いかと思います
 
 冷凍技術の発達によって、昨今では当日にケーキを作る必要がなくなりました
 これは企業だけでなく、個人店でも見られる傾向です
 少し前までは、冷凍できるのはスポンジ生地くらいでしたが、今では生クリームを塗った状態でも冷凍できるようになっていたり
 その結果、大量生産が可能となりスーパーからコンビニ、果てはパチンコ屋でもクリスマスケーキは売られるようになりました

 もちろん、冷凍しないで当日に全てを作る個人店もあります
 他にも、冷凍するのはスポンジ生地だけだったり(生クリームまで塗ると、保管に一手間がかかる為)
 
 それと、イチゴは基本的に冷凍できないのでメーカーの品でも当日にのせてくれるはず
 加えて、国産が多く出回るのが12月頃ですからねー
 それでも、初物だったり業界が多く買ったりでお高いので、単純にイチゴを楽しみたいなら2月~4月がおすすめ

 
 さて――
 日本でクリスマスケーキといえば、いわゆるショートケーキタイプが多いですが、世界に目を向けてみると色々とあります

 日本でも有名なフランスの「ビュシュ・ド・ノエル」
 最近見かけるようになった、フランスはアルザスの「ベラヴェカ」
 最早、お馴染みともいえるドイツの「シュトレン」
 でも、イタリアの「パネットーネ」はまだまだかな?
 ゲルマン系の人々に親しまれている「レープクーヘン」はグリム童話で有名なお菓子の家の材料
 他にも、オランダ発祥の「スペキュラース」に、シャーロック・ホームズの事件でも扱われたイギリスのクリスマスプディング

 調べてみると、この他にもいろいろあったりします
 しかしながら、私が扱えそうなのは上記のものだけ
 というわけで、しばらくはクリスマスのお菓子について語っていきたいと思います
 
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