フランスのお店その4~ラデュレ、テオドー、統括~
文字数 1,912文字
・T by Ladurée
マカロンでお馴染み「ラデュレ」が立ち上げた紅茶部門
パリの老舗パティスリーで一時期低迷するも、ピエール・エルメが立て直したことで有名ですね
とにかくファンシーで可愛らしいデザインから女性人気が高いです
特にケーキ好きでなくても、知っている方も多いかと
※コスメを専門とする「ラデュレ・ボーテ」、その中でもチークに特化した「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」なども展開しています
そんなラデュレが手掛ける紅茶専門店は当然ならがファンシーなデザイン
それでいて色の明度を抑えているからか、何処となくお上品で大人っぽい仕上がりとなっています
そして、肝心の紅茶はフレーバーティーのみ
もっとも、緑茶やルイボスベースはありますけども
とにかく、ラデュレならではのフレーバーとデザインを売りにしたブランドです
その為、お値段は高め
基本100g、缶ではなく紙製のデザインポット売りで4000~5000円前後
他のブランドと比べますと倍近くします
ティーカップやポットも同様
陶磁器の定番ブランドに負けないレベルで高価格です
店舗はパリのみなので、日本だとオンライン
ただ、パティスリーラデュレでも紅茶を販売しているので間違えないように注意
サイトだけでなく、
パティスリーは「Ladurée」で紅茶専門は「T by Ladurée」
ちなみに、前者で人気なのは「テ・マリー・アントワネット」(バラ・ジャスミン・柑橘類・蜂蜜・ドライフルーツ)
後者では「ジャルダン マリーアントワネット」(バラ・フランボワーズ・洋梨)
個人的に好きなのはバニラの香る「ヴァニーユ」
他のブランドでも定番のフレーバーですが、とても美味しかったです
・THE O DOR
ファッショナブルでスタイリッシュ
そして、ラグジュアリーをコンセプトにした2002年創業の新しいブランドです
なんでも従来の伝統的 な老舗 とは対照的に、「高級感・シンプルさ・喜び」をキーワードにしているとのこと
その結果、お茶の種類によってまず缶の色が違います
黒はフレーバーブラックティー(紅茶以外もあり)、緑はフレーバーグリーンティー、ピンクはハーブティー(ノンカフェイン)、白はプレーンティー(広義のお茶を含む)、青はプレーンハーブティー(単一種)
缶のデザインは上記のカラーリングを基調にブランドのロゴを刻んだシンプルなもの
加え、15色からなるファブリックリボンと呼ばれるカラーラインが入っています
※15色のカラーはパリジャンに見られる気質を表しているようです。美食家、ぶしつけ、うぬぼれ、呑気、ナルシズム……などなど。ただ、いわゆるユーモアなので複雑に考える必要はないでしょう。実際「ぶしつけ」に該当する商品の説明が「大胆な味わいと確かな自由がある」といった感じですし。
簡単に言いますと、商品を決められない時は好きな色を選んでください
その色はこういった気質を表しており、該当する商品はこちらになります
――という感じです
もっとも、ブランドでは数多の商品を「お茶の迷宮」
15色のファブリックリボンを「出口への道筋」とオシャレに例えております
※ギリシア神話の「アリアドネの糸」をヒントに考案したとのこと
実際、種類が多い上に名前が独特なので選べない時は試してみるといいでしょう
日本での直営店は東京になりますが、飲めるお店は広くあるようです
※公式サイト参照
お値段は、簡易包装の袋であれば他のフランスブランドと同等
しかし、缶入りになると一気に1500円も値上がりする為、要注意
商品によっては缶しか扱っていないので、老舗と比較しても高い部類に入ると思われます
――とまぁ、これで私が知っているフランスのお店は終了
あとは「ピエール・エルメ」や「ダロワイヨ」といったケーキ屋 も、自社ブランドの紅茶を手掛けておりますが種類は少なめ
香りの国と言われるだけあって、フランスではフレーバーティーが盛んです
特に乾燥させた果物やハーブ、スパイス、花弁などをブレンドするのはフランス紅茶の特徴
またパッケージやロゴ、名前の付け方がオシャレで可愛らしいのもならでは
なので、フランス紅茶の場合そういった方面から選ぶのもいいかもしれません
当然ですが、紹介したブランドだけでも全て試飲するのは難しいので
名前、パッケージ、値段、香り、茶葉の種類、味、場所……etc.
自分なりの優先順位を付けていきましょう
もしくは一目ぼれ――直感を信じるのも一つの手です
そんな風にして出会った紅茶はきっと美味しく感じられるはず
マカロンでお馴染み「ラデュレ」が立ち上げた紅茶部門
パリの老舗パティスリーで一時期低迷するも、ピエール・エルメが立て直したことで有名ですね
とにかくファンシーで可愛らしいデザインから女性人気が高いです
特にケーキ好きでなくても、知っている方も多いかと
※コスメを専門とする「ラデュレ・ボーテ」、その中でもチークに特化した「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」なども展開しています
そんなラデュレが手掛ける紅茶専門店は当然ならがファンシーなデザイン
それでいて色の明度を抑えているからか、何処となくお上品で大人っぽい仕上がりとなっています
そして、肝心の紅茶はフレーバーティーのみ
もっとも、緑茶やルイボスベースはありますけども
とにかく、ラデュレならではのフレーバーとデザインを売りにしたブランドです
その為、お値段は高め
基本100g、缶ではなく紙製のデザインポット売りで4000~5000円前後
他のブランドと比べますと倍近くします
ティーカップやポットも同様
陶磁器の定番ブランドに負けないレベルで高価格です
店舗はパリのみなので、日本だとオンライン
ただ、パティスリーラデュレでも紅茶を販売しているので間違えないように注意
サイトだけでなく、
扱っている商品も違います
パティスリーは「Ladurée」で紅茶専門は「T by Ladurée」
ちなみに、前者で人気なのは「テ・マリー・アントワネット」(バラ・ジャスミン・柑橘類・蜂蜜・ドライフルーツ)
後者では「ジャルダン マリーアントワネット」(バラ・フランボワーズ・洋梨)
個人的に好きなのはバニラの香る「ヴァニーユ」
他のブランドでも定番のフレーバーですが、とても美味しかったです
・
ファッショナブルでスタイリッシュ
そして、ラグジュアリーをコンセプトにした2002年創業の新しいブランドです
なんでも従来の
その結果、お茶の種類によってまず缶の色が違います
黒はフレーバーブラックティー(紅茶以外もあり)、緑はフレーバーグリーンティー、ピンクはハーブティー(ノンカフェイン)、白はプレーンティー(広義のお茶を含む)、青はプレーンハーブティー(単一種)
缶のデザインは上記のカラーリングを基調にブランドのロゴを刻んだシンプルなもの
加え、15色からなるファブリックリボンと呼ばれるカラーラインが入っています
※15色のカラーはパリジャンに見られる気質を表しているようです。美食家、ぶしつけ、うぬぼれ、呑気、ナルシズム……などなど。ただ、いわゆるユーモアなので複雑に考える必要はないでしょう。実際「ぶしつけ」に該当する商品の説明が「大胆な味わいと確かな自由がある」といった感じですし。
簡単に言いますと、商品を決められない時は好きな色を選んでください
その色はこういった気質を表しており、該当する商品はこちらになります
――という感じです
もっとも、ブランドでは数多の商品を「お茶の迷宮」
15色のファブリックリボンを「出口への道筋」とオシャレに例えております
※ギリシア神話の「アリアドネの糸」をヒントに考案したとのこと
実際、種類が多い上に名前が独特なので選べない時は試してみるといいでしょう
日本での直営店は東京になりますが、飲めるお店は広くあるようです
※公式サイト参照
お値段は、簡易包装の袋であれば他のフランスブランドと同等
しかし、缶入りになると一気に1500円も値上がりする為、要注意
商品によっては缶しか扱っていないので、老舗と比較しても高い部類に入ると思われます
――とまぁ、これで私が知っているフランスのお店は終了
あとは「ピエール・エルメ」や「ダロワイヨ」といった
香りの国と言われるだけあって、フランスではフレーバーティーが盛んです
特に乾燥させた果物やハーブ、スパイス、花弁などをブレンドするのはフランス紅茶の特徴
またパッケージやロゴ、名前の付け方がオシャレで可愛らしいのもならでは
なので、フランス紅茶の場合そういった方面から選ぶのもいいかもしれません
当然ですが、紹介したブランドだけでも全て試飲するのは難しいので
名前、パッケージ、値段、香り、茶葉の種類、味、場所……etc.
自分なりの優先順位を付けていきましょう
もしくは一目ぼれ――直感を信じるのも一つの手です
そんな風にして出会った紅茶はきっと美味しく感じられるはず