ハーブティーその1~前振り、オーガニックに潜む危険~

文字数 1,326文字

 広義では茶ノ木もその一種に入りますが、ここでは『お茶』以外ということにしておきましょう
 一応、(フレッシュ)乾燥(ドライ)タイプがありますが、基本的にはドライ
 といいますか、物によっては中々フレッシュが手に入らなかったり、上手く抽出できなかったり、人体に害をもたらしたりしますので
 
 ハーブティーは中々に難しいものです
 そして、毒にも薬にもなりますので、他の薬との兼ね合いを始め、沢山の注意が必要です
 
 それと


 同じハーブでもサイトによってはOKだったりNGだったり
 医者はOKだけどハーブの専門家はNG、逆に医者はNGだけど専門家はOK
 他にも妊娠中はダメだけど産後は良いなど、色々と面倒な上に情報が統一されていないブラックボックスだからです
※NGと云われるハーブのほうが圧倒的に多い
 
 当然ですが、近代では妊婦を実験に使うわけにはいきませんからね
 多くは子宮を収縮させる効果が見受けられるので危ない
 もしくは、早産や流産の事例を踏まえての判断となります

 もっとも、これは他の飲食物にもいえることです
 

ですので、度々情報が更新され常識が覆されます
 おそらく、皆様も覚えがあると思います
 食物繊維やコレステロールの有用性、1日に食べる卵の個数
 また、普通に使われていた人口甘味料や添加物に突如、危険性が見つかったり
 
 ――何か問題点がありますと、突然に変わります
 
 記憶に新しいものですと、ユッケ――牛肉などの生食がそうですね
 まぁ、あれは人為的な過失を大いに含んだ事件によるモノですが……

 あと勘違いしやすいですが天然物・自然由来――いわゆる、オーガニック=安全ではありません
 それらには

もありますので、特に

です
※毒も薬も体重によって効き方が左右される
 
 身近な例ですと牡蠣や銀杏
 子供や体重が軽い人に限らず、食べ過ぎはNG
 また、パイナップルなどのタンパク質分解酵素を含むモノは舌にも働きますので、ひりひりと痛くなりますね
 他にも高カロリーなアボカドやナッツ類
 魚でも、養殖時の環境問題からサーモンが危ないと言われたり
 安全と云われている大豆類や海藻類でさえ、一部の疾病を促したりします
 
 その他にも、美容の為といってスーパーフードと称されるような品々――チアシードやクコの実などを過剰摂取しますと吐き気や腹痛、下痢に襲われます
 ちなみに、

です
 当たり前ですけど、

なので、それを薬で止めると悪化する危険性があります
 ただ、下痢は脱水に繋がりやすく――
 特に子供と高齢者は命に関わりますので、熱中症のように水分だけでなくミネラルなどにも気を配る必要あり
 もっとも、可能であれば

1

です
 

 その為、同じ食物を過剰摂取するのだけは止めたほうがいいでしょう
※昔の日本人のように、それ専用の腸内環境を整えているのなら話は別。最近でも「果物だけ生活」を試みている研究家がいらっしゃいますが、始める前に果物に適した腸内環境を整えることが大事だと仰っていました

 
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