最初の選択、フレーバーorノンフレーバー

文字数 1,441文字

 香りのついた紅茶が苦手でない方はフレーバーティーから始めるのをおすすめします
 理由として、

からです
 試飲をさせてくれるお店もありますが、さすがに何十種類は難しいですし頼むのも抵抗があるでしょう
 それに味の判別は慣れていないと難しいですし、茶葉の種類や産地は説明されても……ねぇ?(私はちんぷんかんぷんでした)
 いきなり無糖のストレートで飲み比べて、これは美味しい! って言える人は少数派だと思われます

 けど、香りなら好き嫌いがはっきりでます
 また、お店によっては小瓶にサンプルが入っていて自由に香りを確かめることができますし、説明を聞くor見るだけでも味よりはわかりやすいかと

 ピーチ、マスカット、イチゴ、パイン、ヴァニラ、バラ、オレンジ、アップル、カラメル、バナナ……etc.

 まぁ、色々な香りを合わせたブレンドも多いですけどね
 とにかく、自分の好きな香りなら選びやすいです
 それに最悪、味が気に入らなくても芳香剤や香水として使えますし

 紅茶通の方は香りを付けた紅茶(フレーバーティー)が嫌いな人が多いみたいですけど、なにごとも『通』の好みは『初心者』には合いませんので

 特に味覚は経験がモノをいいます

 苦かったコーヒーがいつの間にか飲めるようになったり、嫌いだった野菜が食べられるようになったりするように――
 お酒だって最初の内は甘かったり、度数の低いモノじゃないと飲めません
 それが次第に変わっていくのは、単に味覚の衰え(慣れ)の問題

 紅茶もそうです
 飲んでいれば『渋み』に慣れてきます
 そして、徐々に紅茶そのものの味を好むようになっていきます
 結果、余計な香りが邪魔になったり砂糖を減らすようになったりするんです

 そういう私も以前に比べたら、フレーバーティーを飲まなくなりました
 砂糖は今でもがっつりいれていますけどね

 しかしながら、香りがついた紅茶が苦手という方も結構いらっしゃるかと思います
 
 香水、芳香剤、洗剤、柔軟剤、ソープ、お酒……etc.
 
 

ですからね
 どんなに高くて良いモノでも

のです

 そんな方が始めるのに最適な紅茶
 スーパーで売っているのですとダージリン、アッサム、セイロン
 それとモーニングやアフタヌーンブレンドでしょうか

 ダージリンはストレートティーでは一番有名な茶葉
 

、クセの強いモノはないはずなので飲みやすいかと
 ただ、繊細ではありますが特徴的な『渋み』もあります

 アッサムはミルクティー向き
 一言で述べると『濃い』です
 ですので、遠慮なく砂糖と牛乳を入れて飲んで下さい

 

は茶葉の種類ではなく、実は

 
 こだわらない限り、クセが少なくて大人しい紅茶と思っていいはずです
 水色が淡ければストレート、濃ければミルクティーで

 モーニングブレンドは朝向けに配合したもの
 基本的に食事と一緒にがぶがぶ飲む用なのでクセは少ないかと
 ストレートで目覚めの一杯、あとは牛乳を入れて

 アフタヌーンはメーカーによって違いが大きいのですが、たいたいモーニングよりもすっきりとした後味に仕上がっています
 おそらく、続く夕食に備えて胃に負担をかけないようにしているのでしょう
 紅茶に含まれているタンニンやカフェインといったモノは飲み過ぎると胃にきますので   
 ケーキ、スコーン、サンドイッチ、焼き菓子……etc. に合わせて

 とりあえずこれだけ
 茶葉についてはあとでまた、詳しくやります
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