イギリスのお店その5~ウエッジウッド、ミントン、ハムステッド~

文字数 1,662文字

WEDGWOOD(ウエッジウッド)
 破産して他国に買収されたものの、知名度とブランド力の高さは誰もが認めるところ
※一般の方にはピーターラビットのお皿で有名
 日本では未だ、披露宴の引き出物で人気でもあります
 
 陶磁器メーカーなので紅茶の取り扱いは僅か
 スタンダートなダージリンやらアールグレイやらイングリッシュブレックファースト、セイロンウバと英国らしいラインナップ
 加え、ウエッジウッドオリジナルブレンドが幾つか
 一方、フレーバーはアールグレイとファインストロベリー(いちご)、イングリッシュアップル(りんご)の3種のみでしょうか?

 パッケージはトーンの違うブルー系にロゴが刻まれたシンプルなもの
 それとは別に、ブランドの代表デザインであるワイルドストロベリーを用いたモノがあります
※「ピクニックティー」「ウィークエンドモーニング」「ファインストロベリー」といったオリジナル商品に使用。また、ティーバッグではアソート品に使用  

 お値段は100g缶1200~2700円程度です  
 日本では贈答用(ギフト)として人気だからか、リーフ缶よりもティーバック(セットもの)の取り扱いのほうが多い気がします
 購入場所は百貨店(デパート)
 いわゆるデパ地下よりも、食器などを扱っているスペースに置いてある気が(ウエッジウッドのコーナー)


MINTON(ミントン)
 ウエッジウッドと同じ陶磁器メーカー
 もっとも2015年、親会社の吸収合併に伴いミントンブランドは廃止されてしまいました
※ウエッジウッドやロイヤルアルバートも同じグループでしたがそちらは存続
 皮肉にも、それによってプレミア化した為、現在ではかなりの高価格になっているそうです

 そして肝心の紅茶ですが、何故か日本の「共栄製茶株式会社」より販売しております
 パッケージはミントンの代名詞でもあるデザイン、白磁に多彩な色を用いた花柄を描いた「ハドンホール」を使用
 
 紅茶のオリジナル商品は「マジェスティック」「ラブロマンス」「オリジナルブレンド」「ロイヤルミルクティー」の4種
 あとはオーソドックスなダージリン、アールグレイ、アップル、ウバセイロンといったところ
 
 缶は40g(900円)のモノが3種(マジェスティック、ラブロマンス、アールグレイ)
 80g缶(おそらくギフトセットのみ)が4種(ダージリン、オリジナルブレンド、ロイヤルミルクティー、ウバセイロン)
 残りはティーバッグのようです
 それらに加え、湯で溶かして飲むインスタントティーが2種あります(レモン、ロイヤルミルクティー)

 ちなみに従来のミントン紅茶とは別に、デザインのみ使用した和紅茶シリーズもあり
※「京」「柚子」「ミント」「生姜チャイ」「白桃」「苺」と和紅茶にしては珍しくフレーバーが主体。すべてティーバッグ

 ウエッジウッドと同様、ギフトとして最適
 特に昭和世代の方には人気だと思われます
 
 
HAMPSTEAD(ハムステッド) TEA(ティー)
 創業1989年とイギリスブランドにしては若いです
 ロンドン発、有機栽培(オーガニック)紅茶メーカー 
 
 ダージリン地方のマカイバリ茶園での出会いが始まり(ブランドヒストリー)な為、やはりダージリンが美味しい
 また、ダージリンの茶葉を使ったアールグレイも素晴らしい
 
 以前は缶での販売もありましたが、現在では自然保護の名のもとに廃止したのか見当たりません
 
 日本での取り扱い商品は少なく紅茶はダージリン、アールグレイ、アッサム、イングリッシュブレックファースト
 ハーブ系がミント、レモン&ジンジャー、カモミールといったところ
 パッケージは日本で見かけるものだと、白をベースに炎のように揺らめく葉?(形容が難しい……)
 お求めはネット通販かグローサリーショップで(共に成城石井が品揃え多し)
 ただ、日本だとティーバッグか、40gタイプ(599円)しか手に入らないかも

※海外公式サイトでは紅茶から緑茶、ハーブと幅広いラインナップ。またパッケージも豊富でいかにも外国的なデザイン。ただ、自然保護の元に簡易包装。お値段は種類にもよりますが、100g1500円以内でほとんど購入できます
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