陶磁器ブランド~ウエッジウッド、マイセン、ロイヤルコペンハーゲン~

文字数 1,322文字

 紅茶を語る上で陶磁器ブランドは避けて通れません
 事実、コーヒーを始め様々な食器を扱っていても、紅茶と結び付けられるブランドは多いと思います

 日本ではイギリスのウェッジウッド、ドイツのマイセン、デンマークのロイヤルコペンハーゲンの3つが有名でしょうか?
 
・ウエッジウッドはピーターラビットシリーズが有名ですね
 日本では結婚式の引き出物の定番とされていましたし、現在でも紅茶のアソートはよく使われております(可愛くて安くて有名なので)
 更にはコラボ商品など目にする機会も多い為、日本では一番馴染んでいるブランドかもしれません
 また東洋的(オリエンタル)なデザインも多々あり、世界中で愛されています
 代表的なデザインは「ワイルドストロベリー」
 個人的に好きなのは「プシュケ(ピオニー)」です
 
・マイセンは白磁の美しさを追求したブランドとでもいいましょうか
 ロゴも装飾のない双剣とシンプルなデザイン
 もっとも、陶器人形や陶板なども作っているので豪華絢爛なシリーズもあります(お値段的に一般人には手がでませんが)
 正直、こちらは憧れはしますけどなかなか手がでない超高級ブランドです
 私が持っているのは「波の戯れ」

・ロイヤルコペンハーゲンは白と青のコントラクションが美しいデザインが特徴
 花をモチーフにした「フローラ」シリーズもありますが、デザインは比較的シンプルです
 また、お値段もお手頃(というかマイセンが高すぎる)
 正直なところ、私はあまり詳しくないので語れない……

 これら3つのブランドは百貨店やホテルなどのカフェで楽しむことができますので、興味のある方はそちらをどうぞ

 そして、陶器ブランドは他にも沢山あります
 ロイヤルアルバート、エインズレイ、ノリタケ、リチャードジノリ、バーレイなどなど
 ちなみに、ブランド=高級ではありません
 当然ですが、あまりに高すぎると一般層には手がでないので流行らないんですよね
 
 身近な例をあげますと宝石
 俗にいう世界五大ジュエラー――ハリーウィンストン、カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペル、ティファニー、ブルガリ――の中でも、日本では比較的廉価なティファニーが人気だと思われます
 
 それでも、ブランドのティーセット一式は高価です
 はっきり言ってなんでそんなに高いの? って言いたいくらいです
 ペアカップ&ソーサーだけで1万円を超えます
 というより、1万円代だと安いと言われちゃうくらいです
 
 まぁ、最近はアウトレット商品などで1万以下で買えるモノもありますけどね
 一方、生産終了となってプレミア価格になっているブランドも増えてきています

 なんといいますか、今の時代にそぐわないからか破産やら倒産しているブランドは多いです
 とくにイギリスは商売下手なのか、関連ブランドの破産が目立ちます
 もっともウエッジウッドを始め、ブランド力――いわゆるネームバリューがあるところは、他国の企業に買われても生き延びています
 
 なので、強い興味とこだわりがない方以外は手を出さないほうが無難でしょう
 当たり前ですけど、ティーセットは割れ物です
 大事に扱っていても、割れてしまう可能性はゼロではありませんので(地震があると泣けます、本気で……) 

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