その他~ニルギリとケニア~

文字数 1,074文字

 有名どころはブレンドとフレーバーティーを除いて、だいたいやったと思います
 というわけで、残りはあまり見かけない茶葉を簡単に紹介

 まずはインドの「ニルギリ」
 現地の言葉でニルギリが「青い山」と意味することから、紅茶のブルーマウンテンと言われたり
 位置的にはスリランカと近いからか、紅茶としての特徴もセイロン寄り
 なので、同じインドでもダージリンやアッサムのような強い個性は見受けられません
 ある意味、日本人がイメージする紅茶らしい紅茶といえるでしょう
 一般的にはC.T.C.やファニングスのように細かい茶葉が多く、クセのなさからブレンドに用いられることが多いです
 ただ、直接茶園から仕入れている場合はダージリンのように多数のアルファベットが並びます
 クオリティーシーズンは1~2月
 普通にしてたら目に入らないけど、探そうと思うと意外と見つかります


 次にケニア
 紅茶の生産量は世界でも上位
 輸出量はトップなのに、歴史が浅いからかそれとも単にイメージの問題か知名度が低い
 アッサム以上にC.T.C.製法が多く、ミルクティー向け
 水色が明るく、綺麗で渋みも少ないことからブレンドによく使われます
 見方を変えると、量の底上げに使われやすいとも言えますが
 実際、大手メーカーのティーバッグやブレンドは「ケニア」の紅茶が多く配合されています
 中でも「イングリッシュブレックファースト」の名を冠する商品には欠かせないようです
※イングリッシュブレックファースト:基本的にアッサム、セイロン、ケニアのブレンド。朝向けの紅茶でミルクティー向け。その名に反して起源はアメリカ。高級ブランドではキームンが入る場合も
 味や品質で劣るわけじゃないんだけど、ネームバリューがネックな紅茶

 そして、日本の紅茶
 私としては旅行で行った先にあれば買うというスタンス
 どれもストレート向きで、クセがなく飲みやすいという印象
 日本の紅茶というイメージか、水色はどれも濃いといいますか赤みかかっていた気がします
 お値段も比較的安かったので、旅行で見かけるか地元にあればお試しどうぞ

 他にも「ジャワ」「シッキム」「ドアーズ」「テライ」「雲南紅茶」「タンザニア」「マラウイ」「ネパール」……etc.

 紅茶専門店に行けば色々あって、とりあえず試したりはしますけども……やっぱり、メジャーな茶葉に落ち着くというのが本音
 あと、毎日飲むなら安さと売っている場所も重要になってきます
 やっぱり、通勤、通学の道中にないと買いません(面倒くさくて)
 日用品と嗜好品、どちらに重きを置くかにもよるんでしょうが
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