32/ ブラック・アニス

文字数 4,376文字

 ティアーと入れ替わりに、反対方向から戻ってきたエリスの姿が見える。両腕を組んだ上に黒い布をのせているようだ。
ちっ、さすがに逃げ足が速いじゃねぇか
何の話?
若者の甘酸っぱいお話はからかいがいがあるわねぇ、って話よ

程々にしておきなさいよ。

それで、ヴァニッシュは何をそんなに嬉しそうにしているの?

 当然といえば当然ながら、ティアーに注目していたので誰もヴァニッシュの変化に気がつかなかった。彼にしては珍しく、いかにもわかりやすい表情をしていた。喜びの一色で、幸せを噛みしめるような、安息の表情だった。

……ティアーが幸せそうだから、嬉しい。

俺も、ずっと望んできたことだから

そう……

 今の流れでどうしてそうなるのか、俺には今いちわからないのだが、エリスは納得したようだったので話はそこで終わってしまった。




 俺よりヴァニッシュやティアーと付き合いの長い豊なら何かわかるかもしれないと、意見を求めるつもりだったが、見ると豊は考え事をしていそうだったので諦めた。何故か、普段のヴァニッシュに負けないくらい、複雑そうな表情をしていた。嬉しいといえば嬉しいけど、喜んでいいのかわからない。そんな 、心の声が聞こえてきそうな……。




 そんな豊の状態を知ってか知らずか、エリスは豊の前に立つと、黒い布を彼の頭にかぶせる。

あなたの上着よ。

必要な魔術式は全て織り込んであるから、

昼に動く必要のある時は使いなさい

これ、どうしたんだ?

ここから北西にまっすぐ進んだところに、

こういうのに長けた魔術師が住んでてね。

ベルの服を頼むついでに作らせたのよ

そっか……礼を言いに行ってもいいのかな

今から出てもかまわないんじゃないかしら。

あれはどちらかといえば夜型だから

わかった。行ってくるよ

 さばく作業の途中だった肉をライトに預け、豊は渡された黒い上着をさっそく着込む。鎖骨の辺りを紐で結び前は開いたままの、ゆったりとした服だ。布の裏地は、やはりまがまがしさの強く感じられる赤だった。




 出かける豊を見送ると、両手に肉を持ったライトが寄って来た。

なぁなぁ、敦。

今晩から、おいらの方の特訓も始めるかい?

待って、ライト。

今夜、敦にはさせなきゃいけないことがあるのよ

 とりあえず、肉体的にかなりの厳しさと伝えられているライトの特訓は今日のところは避けられそうだ。なんて内心でほっと一息ついていた俺は、このすぐ後にエリスから受け取る難題に、己の甘さを痛感させられることになるのだった。





 今日は豊やベルまでもが眠い目をこすりつつ、俺達の朝の出発を見送った。

何の助けにもなってやれないけど、

生きて帰ってくることを祈ってるわ

わかってる。

――平気だよ、あたしにまかせてくれて。

しっかり、やり遂げてみせるんだからっ

 みんなの気持ちを代弁したエリスの言葉に、ティアーは力強く頷いてみせる。ティアーが仲間に背を向けて歩き出すと、エリスは火の番と朝食の調理に――と言っても、昨夜、豊が用意した肉を焼くだけだが――ヴァニッシュとライトは今後の為の食材調査に、豊とベルは小屋で眠る……そんな日常に戻る。


 俺はといえば、右肩にサクルドを乗せ、両手に空のバケツをぶら下げてティアーの後を追う。


 そうして、エリスの予測通りに事態は動いた。

やっぱり来たね。随分と馬鹿にしてくれるじゃない
 水源へ続く獣道の半ば、ティアーはふいに足を止めて、前方を睨み据える。俺は彼女の背中に守られているわけだから、実際のところ、ティアーがどんな表情をしているかなんて想像するしかないんだけど。
おや、流石に気がついたかい

 声が降ってくる。存外あっけなく、枝の上にいて木々の葉に姿を隠していたそいつは、兎のように軽やかに飛び降りて着地した――鉄のような黒みがかった長い爪と、長さはそれと同等ながら対象的に白い牙が印象的な、青い皮膚の老婆だった。灰色の髪で顔の右半分を隠している為、ぎらぎらと淀んだ輝きを照りかえしている茶色の左目が印象的だ。


 布の少ないローブをまとっているため、枯れ枝のような細長い手足がすらりと伸びている。意外と背は低くないようで、俺達よりも少し身長が高かったりする。




よく言うよ。これっぽっちの小細工もなしにノコノコ現れたくせに。ソースの護衛が、仲間内で一番弱いあたしの番になるのを待ってたんでしょ。エリスには手を出しにくいし、ライトやヴァニッシュだったら適わないと思ってさ

別にあーたじゃなくたって、

新入りのあのヴァンパイアでも構わなかったんだけどサ。

昼間だったら何が出来るってんでもないだろう?

それで、今回は何の用ですか? 

ブラック・アニス

とうとう名前で呼んでくれないのかね? 

つれないねぇ

ええ。何度傷を受けても懲りてくださらないものだから、

わたしも飽き飽きしているんです

 ということは明らかに、老婆――ブラック・アニスというのは種族名なんだろうな――の、目的はわかっているだろう。サクルドのささやかな抵抗に、ブラック・アニスは声を抑えて笑った。




 その笑い声は、外見に合ってしわがれた声をした老婆には不釣り合いな、少女のような清らかさがあった。そのギャップに俺は悪寒を覚え、両手が塞がってさえいなければ両肩を抱いていただろう。


 それは昨日おとといと見た、セレナートの小さな笑みを思い起こさせたのだ。幸せな気持ちが伝わるような、あのふくみ笑い。イメージとして正反対な両者の奇妙な符号が、どうしようもなく不気味だった。

あの日口にした、ソースの味は……

あれから数百年と経った今も忘れられないんだ。

今も骨は住処に置いて、毎晩のように感謝をささげているのさ

 ブラック・アニスが舌なめずりをしても、舌が乾いているのか湿った音は立たない。

ばっかみたい。

……ソースの魔力があるから味が変わるなんて、

あるはずがないのに

そうですよ。ソースという未知に対する思い込みがもたらした錯覚か、

あるいは、遠い遠い記憶を美化しているだけでしょうね

 敦さま、準備はよろしいですか?


 老婆に向けたセリフと同時に、脳裏に届くサクルドの言葉。


 多少は間違えても、わたしからフォローすることは出来ます。思い切って、今、発動してしまいましょう。


 わかった、とにかく、やってみるよ……。




 全ては、ブラック・アニスにこちらの用意周到を悟らせないことにかかっている。エリスはそう言った。だから老婆の狙い通りにティアーが単独で護衛に立ち、他の仲間はさも気がついていないかのように日常を送ることにしたのだから。


 長くベル達とやりあってきたからだろう、相手――ブラック・アニスも用意周到なことに変わりはない。だからある程度、こちらの油断を見せてやらないと姿を現さないだろうと思われた。


 だったらこちらから仕掛ければ、なんて豊が言ったものの、手を出されない限りエメラードの同胞にはあまり手出ししたくない、というのはベルの方針だった。

これから、ある魔術式を書いてよこすわ。

明日までに死ぬ気で覚えなさい

 右の足首に巻いた、ハンカチに近い大きさの白い布を広げると、エリスは俺の右肩に左肩を押し付けるようにして腰を下ろす。地面にハンカチを放ると、その上に人差し指で魔術式を描く。色の着いた薄い水が白い布に染みて、魔術式を浮かばせる。もちろん、初見では解説がないとさっぱりわからないので、エリスは
ひとつひとつ丁寧に説明をしてくれる。
ナイフの魔術式と比べるとえらい細かいんだな……

術のスケールが違いすぎるからよ。

これには、セレナートの魂が刻まれているんだもの

魂かぁ……いつだったか、サクルドあたりが、魂は目に見えるって言ってたけど

そういうこと。

魂というのは、魔術式の結晶のようなものよ。


たとえば個人を狙いうちした、呪いに近い魔術を使う場合、

相手の魂を刻んだ魔術式を描くの。

他の何も巻き添えにしないで、個人だけを攻撃したいって場合に有効ね。


もちろん、魂なんて並大抵のことでは視えないわけだから、

そう使われるものじゃない
けど

セレナートは、呪われてるのか?
まさか。この方法は攻撃にばかり使われるわけじゃないから

 ブラック・アニスに悟られないよう、平静を装って。あるいは彼女に対して恐れおののいたようにでも見せて、俺はエリスに叩き込まれた魔術式を発動させなければならなかった。


 俺はソースだから、理論上は簡単なことだ。魔物達と違って、俺は呪文も魔術道具もなしに、脳裏に描くだけで魔術を発動させることが出来るのだから。


 最後に、ティアーを置いていっていいのだろうかと思った。ティアーの実力を信じようという、サクルドの言葉に後押しされた。


 ひとおもいに、発動させる。昨夜、言われた通り死ぬ思いで記号構成と由来を覚えた魔術式だ。




 正体不明の浮遊感に、俺は術の成否さえわからず周囲を見渡した。思い至る。これは、夏の日に、鼻をつまんで背泳ぎの態勢でプールに身を沈め、水面を眺め

た時の感覚だ。呼吸の苦しくない最初の瞬間がずっと続くような状態にあるのだと悟る。自分が水の中にあるとわかっても、一向に呼吸の苦しくなる様子がなかった。


 ここはおそらく、セレナートの水源のただ中だ。例の魔術式は、セレナートの傍へ瞬間移動する為に組まれた式だった。瞬間移動の魔術の原理は、現在地点と目標地点それぞれに式を用意し、相互反応させるものだそうだ。セレナートはエメラードの水源を守る、土地に密着した存在だから、目標地点としてはぴったりということだった。




 水面を仰いでも、セレナートの姿は見えない。下を見やると、思いがけない気配に思わず息が詰まる。


 とりあえず、魔物のようには見えない……人間の女が、沈んでいた。俺の母親のような年代で、水中で溶けてなじむような空色の短髪が、頬を包むようにゆらめく。歴史の教科書で見かけるような、古めいた衣服の上に最低限の鎧をまとっている。


 まるで生気がなく、確かめる気にもならない、亡骸だった。




 そよ風のような微弱な気配を察し、見上げると、セレナートの寂しげな微笑があった。




 あらゆる生物にとって不可侵である水源に、ひとりの人間の遺体。それも、遠く過ぎ去った時代の人と思われる身なりなのに、腐敗の様子は少しばかりもない。


 こんな状況で、水源の主である彼女――セレナートに、どう切り出したらいいものか、俺は考えあぐねていた。肩に乗るサクルドはといえば、身を乗り出し、懐かしいものを見るように遺体を眺めていたりするからなおさらわからない。

驚いた……よね、やっぱり。

その人、ね。

セレナートが、初めて好きになった人だよ

敦さま。この場所への転移の魔術は、彼女が考えたものなんです
 サクルドが示したのは、セレナートではなく、亡骸の女性だった。
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登場人物紹介

名前:高泉 敦(こういずみ あつし)

主人公。高校二年生。

ごく平凡な高校生のつもりで生きていたが、この世で最強の「無限に湧き続ける魔力」を持つことが判明。

人間に敵対的な魔物達から命を狙われるようになってしまった。


(敦のアイコンは、主人公=読者自身としても読めるように顔の見えない仕様にしました)


〇〇の色:不明

(〇〇←本編のネタバレにつき伏せています。

吹き出しの色と連動させたいので作者が忘れないようにするためにここに書いています)

名前:海月 涙(みつき なみだ)

高校三年生。敦の姉、円(まどか)の親友。


〇〇の色:不明

名前:長矢 豊(ながや ゆたか)

高校二年生。敦のクラスメイト。

昼間は眠たくなる体質とのことで、不真面目ではないが学校生活では怠惰になりがち。


〇〇の色:深緑

名前:市野 学(しの まなぶ)

高校二年生。敦のクラスメイト。噂好きで学校内の情報通。

成績優秀だがお調子者のムードメーカー。

目に障害がある? とのことで、分厚いゴーグルをかけている。


〇〇の色:水晶のように澄んだ、白混じりの紫

名前:綺音 紫(きね ゆかり)

高校三年生。敦は「キネ先輩」と呼ぶ。

豊と親しいらしい、大人びた先輩。


〇〇の色:紫

魔物名:ティアー

敦を守る側の魔物。狼少女で、秘密が多い?


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:不明

魔物名:ユイノ

敦を守る側の魔物


種族:ヴァンパイア

(変身能力があり、たまにアイコンが変わります。

別の登場人物と同じアイコンですが使い回しではなく、

彼が無意識に過去の知り合いをイメージして変身したせいです)


〇〇の色:深緑

魔物名:ヴァニッシュ

敦を守る側の魔物。物静かな青年。血縁ではないが、ティアーとは兄と妹のような関係。


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:銀色

名前:サクルド

敦に仕えると自称し、彼が望んだ時にしか姿を現せないらしい。

魔物達は基本的に敬語を使わないが、彼女だけは丁寧な話し口。


〇〇の色:新緑のように鮮やかなエメラルド・グリーン

名前:エリス

敦を守る側の魔物。知識豊富で戦闘は不得手だが、いざという時は戦う。


種族:エルフ


〇〇の色:青

名前:ライト

敦を守る側の魔物。仲間内では最も戦闘力に長ける。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ベル

敦を守る側の魔物達のリーダー。ちょっと意地悪? だけど、いざという時は最前線で指揮を執り、頼れる存在らしい。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:薄紫

名前:セレナート

エメラードの水源。


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:シュゼット

エメラードを監視する魔物。敦達に対して中立……と言いながら、要事には割と関わって助けてくれる。


種族:レッド・フェニックス


〇〇の色:赤

名前:トール

敦とは子供の頃に知り合いだったが、何故かエメラードで再会することに。


種族:ゴーレム


〇〇の色:茶色

名前:アッキー

トールをゴーレムとして作り上げた、アンデッド種族の研究者。


種族:パン


〇〇の色:不明

名前:フェイド

魔物なのかそうではないのかもわからない、謎の青年。

人間ではないことだけは、確か。


種族:不明


〇〇の色:黄金

名前:カリン (小笠原 楓)

アクアマリン同盟に属する、人間の魔術技師。


〇〇の色:赤紫。ワインレッド。

名前:春日居 梓(かすがい あずさ)

アクアマリン同盟に属する戦士。


種族:人間と魔物(ハーフ・キャット)の混血


〇〇の色:麦穂のような黄金(こがね)色

名前:江波 聖(えなみ ひじり)

アクアマリン同盟に属する戦士。人間でありながら魔物と対等に戦える実力を努力で培った。


〇〇の色:流水色

名前:唐馬 好(とうま このみ)

豊の伯父の、内縁の妻の娘。豊とは5歳くらいの年齢差。謎の言動が多い


〇〇の色:漆黒


大人になった好

名前:春日居 要(かすがい かなめ)

梓の養父で、アクアマリンに住む子供達を見守ってくれる。

代々、魔物の研究者の家系。


〇〇の色:不明

名前:ツヴァイク

アクアマリンを監視する魔物だが、梓達にとっては親しい友人。


種族:ブルー・フェニックス=フォボス


〇〇の色:青

名前:不明

両フェニックスに仕えるキメラ。

(AI変換で作中の外見情報を再現しきれなかったので、このアイコンは「イメージです」ということでお読みください)


種族:ムシュフシュ


◯◯の色:不明

名前:高泉 円(こういずみ まどか)

高校三年生。敦の姉、涙の親友。


〇〇の色:不明

名前:ジャック

人間の島の森の奥で魔物達が生活する、「出張所」の管理人。


〇〇の色:不明

名前:オルン

エメラードの船が着く小さな砂浜に住む技術者。ベル達の協力者。


種族:ドワーフ


〇〇の色:不明

名前:ボーン

エメラードに住む、ベル達の協力者。エリス同様、知識を披露したがるタイプの魔術師。


種族:竜


〇〇の色:白

魔物名:シヴァ・ジャクリーヌ

敦と敵対した魔物


種族:ホムンクルス


〇〇の色:不明

名前:ナウル

エメラードに住む魔物。敦達に対して中立。


種族:ハーピー


〇〇の色:桃色混じりの明るい茶色

名前:ディーヴ

敦と敵対した魔物。大量の虫を使役する。


種族:鳥精霊と人間の混血


〇〇の色:不明

名前:サリーシャ

敦と敵対した魔物。


種族:ブラック・アニス


〇〇の色:蒼白

名前:東 浩一(あずま ひろかず)

豊の旧友だが、仲違いしたことを深く悔いている。


〇〇の色:不明

名前:環(たまき)

愛称はタマちゃん。ごく普通の居酒屋店主。

ユズちゃんの兄。


〇〇の色:不明

名前:穣(ゆずる)

愛称はユズちゃん。動物と遊ぶのが好きな、ごく普通の小学生。

タマちゃんの弟。


〇〇の色:不明

名前:キリー

ライトの末の娘。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ハイリア

アクアマリン同盟・盟主。全身に目玉を持つ。


種族:タイタン族の亜種


〇〇の色:不明

名前:セリオール

アクアマリンの水源


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:カンナ

ベルの古い友人


〇〇の色:赤錆色


名前:長矢 実(ながや みのる)

豊の伯父。内縁の妻とその娘と暮らす。料理人。


〇〇の色:不明


名前:長矢 恵(ながや めぐみ)

豊の母。


〇〇の色:不明

名前:岬 結人(みさき ゆうと)

生き物の価値基準は全て「血のにおい」で判断する。典型的なヴァンパイア思想で生きている。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:深緑

名前:式竜

源泉竜直属の竜で、最も重要な使命を与えられた。


種族:竜


〇〇の色:深緑

名前:支竜

源泉竜直属の竜。式竜の使命を補佐させるために作られた。


種族:竜


〇〇の色:麦穂のような黄金色

名前:小竜

源泉竜直属で、源泉竜の憧れを叶えるために意図的に弱く作られた竜。


種族:竜


〇〇の色:不明

名前:巨竜

巨神竜直属の竜だが、勅命を受けて源泉竜領地にいた。


種族:竜


〇〇の色:山吹色

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せっかく登録されてるのでこの公式アイコン、使ってみたかった。使える場面があって良かった。

作者。あとがき書くかもしれないのでアイコン登録しておきます。

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