①序章 & 海月 涙(みつき なみだ)

文字数 4,764文字

序章




初出 2006年8月20日~2009年12月14日


ブログ(GRASSBLOGあおくさにっき)にて連載



 親指ほどの大きさの、小さな小さなガラスの瓶。コルクで栓をするタイプで、コルクに突き刺した金具に細い麻の紐を通し、彼女がいつも首から下げているものだ。
敦君、これ、あげる

 それを首から下げたまま、瓶の底を手のひらに置いて俺に見せつけながら彼女は言った。


 普通なら取るに足りないような代物だけど、俺は彼女がそれをとても大事にしていると知っていた。だからそれを敢えて俺に譲るという彼女の気持ちに、神妙な思いで小瓶を見つめた。

これ、中に入ってるのは?

 小瓶には八分まで液体が入っていた。月の光を受けているかのような淡い色、かと思えば光の角度によっては青空を吸っている水たまりのような色や、春の日の緑のような色が見え隠れする。それが同じ液体に溶け合っているようで、ただの水とは思えない。


 かと言って、単純に香水であるとも思いがたい。彼女がそれらしい香りを漂わせていた覚えはない。

これはね、水のお守りなの。


飲んでも飲んでもなくならない、どこかで遭難しちゃったりした時、

こんなに小さな水でも生命線になる。


だから大事な人が安全で過ごせますように、っていうお守りなんだ

……そんな大事なもの、俺にやっちゃっていいの?

もちろん。

だって敦君は大事な人だもの、

あたしにとってはね

 俺が断らなかったからか、彼女は自分の首からそれを外し、俺の首へと移した。素直にお礼を言うと、彼女は満足そうに笑うのだった。

 彼女にとっての「大事な人」がどういう意味なのかは、彼女にしかわからない。


 けど、こんなやりとりを経てしまっては、俺はどうしても期待せずにはいられなかった。この時、俺は、彼女を想う心が単なる友情とは言えない類の――恋心なのだと、認めてしまったから。




 その夜、ためしにコルクの栓を抜いて瓶を皿の上に倒してみた。彼女の言った通り、瓶からは湧き水のように心もとなく水が流れ続けた。


 ――俺にとって、彼女は太陽そのものだった。十六年間、生きてきて、その中で出会った他の誰よりも眩しくて失いたくない人だった。




 そんな身勝手な気持ちこそが彼女を追い詰め……そして喪わせてしまったことを、この時の俺には知るよしもなかったんだ。

海月(みつき) (なみだ)

 あの小瓶を貰ってから、俺の朝はまず寝巻を脱ぐことから始まるのが習慣となった。さっさと上着を脱ぎ、小瓶を首に下げる。




 部屋を出る時には、学校へ行く身支度は全て整っている。鞄をテーブルに乗せ、俺はいつも通りアネキの部屋へ。


 ノックをする必要がないのは、俺の知る限り――つまり、この十六年間、アネキがひとりでに目を覚ましたことは一度だってないからだ。彼女の生きてきた十七年間さえ皆無であったと、両親は毎朝のように愚痴をこぼしている。




 結局、俺は一人で学校へ向かうことになった。親の目がないのをいいことに、十日間の休暇気分でいるらしい。


 高校生活三年間は、欠席日数が二十日間を上回ると留年のいち条件を満たしてしまう。いっぺんに十日も休んでいたら、けっこう危ないんじゃないだろうか。


 ――そんな風に身内の今後を真剣に憂いてやるのは、もう少し後のことになる。今はとにかく、目先の自分の楽しみに頭がいっぱいだった。




 俺達の家は、団地としての規模はでかいが一軒の規模は実に小さい、しかも階段しかない建物の八階にある。上り下りの日々の苦労は語る気にもならない。


 さて、勇んで玄関を飛び出し階段の踊場へさしかかるまでは上機嫌であった俺は、階段を下りはじめたところで急に足元が重くなったような気がした。


 俺の計画は、突き詰めて言えば彼女のくれた贈り物へのお返しだ。この春、彼女の誕生日を機にあるものを用意した。ただそれだけ。


 だが、問題はその中身だ。高校も二学年に進級した大の男が、意中の女性に贈る。すでに両思いならちょっとした愚行も可愛げと許してくれるかもしれないが、これを渡された相手の女性の反応というものを想像するのがおそろしい。なんともおそろしい。




 まぁ、本当のところ、わかりきってはいた。たとえどんなに反応に困るものを渡したとしても、彼女は他人からの真剣な贈り物を無碍にはしないだろう。そういう彼女だと思うからこそ、俺はこれを贈りたいと思いついたんだから。




(なみだ)さん、おはよう
  一階の踊場に立ち、彼女の背中にあいさつを投げると、いつも通りの笑顔を見せながら俺に向き合う。癖のないショートボブの黒髪に、人よりやや大きい瞳は漆黒。俺達の学校の女子用制服は上下とも白い、襟とスカーフもくすんだ黄色と素っ気無いデザインなのだが、素朴な彼女にはこの上なく似合う。……と、思う。
おはよー、(あつし)君。(まどか)は?
 まったく、彼女みたいな穏やかで心優しく、何よりも笑顔の似合う彼女に、「涙」なんて似合わない名前をつけたのはどこの愚か者だろうか。……当然、親なのだろうが、とうてい理解できるものではない。

 彼女――海月(みつき)涙さんは、アネキの一番の友達だ。アネキはしばしばはた迷惑な行動を起こす、一家のトラブルメーカーである。アネキのために嫌な思いをしたのは数えるのもめんどうなくらいだが、 涙さんとの出会いをもたらしてくれた功績はそれら全てを帳消しにし、さらに平伏して礼を言っても足りないだろう。
今日は休むー、だってさ

もう、円ったら、昨日も同じこと言ってたじゃない。

あたしが耳でも引っ張って連れていこうか?

いやいや、それは明日からにしよう。

今日はもたもたしてたら、俺達が遅刻しちゃうよ

……そうだね。じゃあ敦君、

明日は十分早く起きるんだよ?

りょうかーい
 正直、アネキが遅刻しようが欠席しようが、果ては留年しようが、俺にとってはどうでもいいんだけどな。高校生にもなったら自己責任の範疇なんだし。

 涙さんとふたり、通学路を歩く。通学路というのは、何故だかやたらと桜の樹ばかりを植えている。転勤族の共働き両親に連れられて各地の学校を転々としたものだが、どこの学校もおおむねそうだった。
 今年はいやに、桜を見ていると感傷的な気分にさせられる気がする。それはきっと、彼女と初めて顔を合わせた日を想起するせいかもしれない……昨年、俺の高校生活がスタートを切ってまもなくのことだった。

 四月も二十日を超えようかという頃合だったが、去年は例年より随分遅咲きだった桜は、ちょうど盛りを迎えていた。
 涙さんは、今日と同じように階段の下に立っていた。
君が、高泉(こういずみ)敦君?
そうですけど……
 見ず知らずの人間に前ふりもなく自分の名前を言われるなんて、気味が悪い……はずなのに、なぜだかそんなに悪い気はしなかった。
あの、どちらさんですか?

あ、ごめんごめん。

こういう形で話し掛けられても怪しいだけか。


あたし、テ……じゃないや、涙。海月、涙

海月さん?
涙でいいよ、敦君
 その時から、「涙」なんて名前には違和感があって、口にするのもためらった。
涙、さん? 俺に何か……
 ただ下の名前で呼んだだけだというのに、妙にこそばゆい感じがした。

うーんと……そうだね。

あたし、君のおねえちゃんを待ってるんだ

 その言葉を聞いて、俺は自宅へ引き返し、アネキを叩き起こして連れてきた。彼女との約束をすっぽかし、学校をサボる気満々でいたのだからあきれるしかない。
 アネキは人付き合いが下手で、高校一年目では半不登校状態だった。それを、二年生になって編入してきた涙さんの助けによって社会復帰を果たした。
 助け、と言っても、涙さんはごく普通にアネキと接しただけ。アネキは別段、誰かから嫌がらせを受けたとか、そういうわけじゃない。ただ、高校では特別に親しい友人ができなかったそうで。
 アネキは教室という空間で、喋ることも笑うこともなく仲むつまじいクラスメイト達の中に在ることが、たまらなくつらいと言った。だから今の高校にはとても通えない、どうにかして一から高校生活をやり直さなければと訴えた。両親は、いじめを受けているならともかく、この程度のことでいちいち逃げ出すなんてと、認めてくれなかった。
 当然、両者の気持ちは対立し、家の中はそれはそれは気まずい空気だった。

 そんな状況下、二年に進級して、アネキは涙さんと友達になった。アネキの言うところの、「特別親しい友人」ってやつだ。昼食の時間はふたりで机を並べて、学校内に限ってはどこへ行くのも一緒。そういう関係。
 俺も同じ高校に入学したからわかったことだが、入学まもない最初のスタートで関係作りにつまづいたせいで、アネキはもうこの場所で心を開けるという自信 をさっぱり失ってしまっていた。そうしてアネキが壁を作ることで、クラスメイトはますます近寄ることをしなくなり、居るのはわかっているけどどうでもいい、そんな印象がクラスどころか学年中に広まった。その雰囲気を察して、アネキはますますあきらめてしまう。

 だからこそ、学年の空気を一切知らない涙さんだけが、アネキの友達になれたのだろう。編入生であり、割と周囲の空気というものに臆さずあけっぴろげな彼女は、遠慮なくアネキに声をかけてくれたらしい。
 涙さんの存在はアネキにとっても大いなる救いだったろうが、俺や両親にとっても同じだった。一年振りに、我が家が家族の安らげる空間に戻ったのだから。その安らぎの場に、俺達は四人そろって積極的に涙さんを招きいれた。
 ……まぁ、両親やアネキとは違って、俺は感謝の気持ちだけで涙さんと向き合ってきたわけじゃない。そのことに、今ははっきりと気付いていた。
プレゼント? 敦君があたしに?
そ。この前、涙さんがくれたものへのお返し
 彼女は驚くと、おおげさに目をしばたたかせる癖がある。それだけ俺の申し出が唐突に思えたんだろう。

突然なのは涙さんの真似なんだけどね。

例のお守り、誕生日とかとは無関係にくれたものなんだから。

俺だってけっこうびっくりしてたんだ、あれでもさ

そうなの? 敦君、ぽかーんとしてるなぁくらいにしか思わなかったけど。

……でも、嬉しいなぁ。敦君があたしにプレゼントだなんて。

一生、大切にするからね!

 渡す前からこんな風に笑って、お礼を言ってくれるのだ。自分の方からひとに贈り物をしているくせに、これっぽっちも見返りを期待していないんだからすごいと思う。

 実は今日だけ、俺の首には二つ目の小瓶がぶらさがっていた。涙さんのくれたものと、俺が雑貨屋で買ってきた小瓶の二つ。後者を外して、俺はあの日涙さんがしたようにそれを彼女に渡した。
これ……どうしたの?

涙さんのくれたお守りの水って、出しても出しても湧いてくるだろ? 

だから別の小瓶を買ってきて水を入れてみたんだ。

水を分けた方は新しく水が湧いたりしないみたいだけど、

その……お守りの効果のお裾分けみたいなさ……

 さすがに、全部説明するのは照れくさくて言葉が続かない。このお守りの効果は、大事な人が無事でありますようにという願かけだ。俺も、涙さんに危険がないように、何よりも願いたいと思った。
うん……ありがとう。大事にする!

 いつも元気な涙さんにしては、珍しく、ちょっと頬が赤らんでしおらしくなったように見えた。と思ったら、途端にスキップして駆け出していってしまった。

 あわてて後を追おうとしたところに戻ってきて、

敦君、行こっ
 右手に俺の左手を取って、大きく手を振りながらまたスキップ。
ちょっ……涙さん、これ歩きにくいって!
いーじゃんいーじゃん、ちょっとだけだよ
 ……別に、本気で嫌なわけないんだから、いいんだけどな。
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  • 【TEAR 第一部】

  • 1話 人間の島フェナサイト

  • ①序章 & 海月 涙(みつき なみだ)
  • ② 気になる噂
  • ③ 人間の島と、魔物の島
  • ④ 思い出のティアー
  • 2話 涙の森

  • ⑤ 日常の終焉
  • 3話 現人源泉竜(あらひとげんせんりゅう)

  • 4話 封滅の式

  • 5話 魔物の中の人間

  • 6話 森の島エメラード

  • 7話 ウンディーネの初恋

  • 8話 孤独の先

  • 9話 森の生霊

  • 10話 悠久の停滞

  • 11話 純潔・祈り・苦悩

  • 12話 始まりの記憶

  • 13話 銀のかけら

  • 【TEAR 第二部】

  • 14話 土の骸

  • 15話 青春は川の流れ

  • 16話 進路

  • 17話 慈悲の鉄槌

  • 18話 都市の島アクアマリン

  • 19話 拡散の式

  • 20話 天上のしずく

  • 21話 君という夢の終わり

  • 22話 卒業の証

  • 【TEAR 第三部】

  • 続章 君のためなら死ねる理由

  • 続章 君の知らない涙の話

  • 宿題編① 聖者の命名

  • 宿題編② 巨竜の夢

  • 宿題編③ 原罪と神罰

  • 宿題編④ 聖の海

  • 宿題編⑤ ネコと終末

  • last そして、世界は今日も続いている

登場人物紹介

名前:高泉 敦(こういずみ あつし)

主人公。高校二年生。

ごく平凡な高校生のつもりで生きていたが、この世で最強の「無限に湧き続ける魔力」を持つことが判明。

人間に敵対的な魔物達から命を狙われるようになってしまった。


(敦のアイコンは、主人公=読者自身としても読めるように顔の見えない仕様にしました)


〇〇の色:不明

(〇〇←本編のネタバレにつき伏せています。

吹き出しの色と連動させたいので作者が忘れないようにするためにここに書いています)

名前:海月 涙(みつき なみだ)

高校三年生。敦の姉、円(まどか)の親友。


〇〇の色:不明

名前:長矢 豊(ながや ゆたか)

高校二年生。敦のクラスメイト。

昼間は眠たくなる体質とのことで、不真面目ではないが学校生活では怠惰になりがち。


〇〇の色:深緑

名前:市野 学(しの まなぶ)

高校二年生。敦のクラスメイト。噂好きで学校内の情報通。

成績優秀だがお調子者のムードメーカー。

目に障害がある? とのことで、分厚いゴーグルをかけている。


〇〇の色:水晶のように澄んだ、白混じりの紫

名前:綺音 紫(きね ゆかり)

高校三年生。敦は「キネ先輩」と呼ぶ。

豊と親しいらしい、大人びた先輩。


〇〇の色:紫

魔物名:ティアー

敦を守る側の魔物。狼少女で、秘密が多い?


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:不明

魔物名:ユイノ

敦を守る側の魔物


種族:ヴァンパイア

(変身能力があり、たまにアイコンが変わります。

別の登場人物と同じアイコンですが使い回しではなく、

彼が無意識に過去の知り合いをイメージして変身したせいです)


〇〇の色:深緑

魔物名:ヴァニッシュ

敦を守る側の魔物。物静かな青年。血縁ではないが、ティアーとは兄と妹のような関係。


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:銀色

名前:サクルド

敦に仕えると自称し、彼が望んだ時にしか姿を現せないらしい。

魔物達は基本的に敬語を使わないが、彼女だけは丁寧な話し口。


〇〇の色:新緑のように鮮やかなエメラルド・グリーン

名前:エリス

敦を守る側の魔物。知識豊富で戦闘は不得手だが、いざという時は戦う。


種族:エルフ


〇〇の色:青

名前:ライト

敦を守る側の魔物。仲間内では最も戦闘力に長ける。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ベル

敦を守る側の魔物達のリーダー。ちょっと意地悪? だけど、いざという時は最前線で指揮を執り、頼れる存在らしい。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:薄紫

名前:セレナート

エメラードの水源。


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:シュゼット

エメラードを監視する魔物。敦達に対して中立……と言いながら、要事には割と関わって助けてくれる。


種族:レッド・フェニックス


〇〇の色:赤

名前:トール

敦とは子供の頃に知り合いだったが、何故かエメラードで再会することに。


種族:ゴーレム


〇〇の色:茶色

名前:アッキー

トールをゴーレムとして作り上げた、アンデッド種族の研究者。


種族:パン


〇〇の色:不明

名前:フェイド

魔物なのかそうではないのかもわからない、謎の青年。

人間ではないことだけは、確か。


種族:不明


〇〇の色:黄金

名前:カリン (小笠原 楓)

アクアマリン同盟に属する、人間の魔術技師。


〇〇の色:赤紫。ワインレッド。

名前:春日居 梓(かすがい あずさ)

アクアマリン同盟に属する戦士。


種族:人間と魔物(ハーフ・キャット)の混血


〇〇の色:麦穂のような黄金(こがね)色

名前:江波 聖(えなみ ひじり)

アクアマリン同盟に属する戦士。人間でありながら魔物と対等に戦える実力を努力で培った。


〇〇の色:流水色

名前:唐馬 好(とうま このみ)

豊の伯父の、内縁の妻の娘。豊とは5歳くらいの年齢差。謎の言動が多い


〇〇の色:漆黒


大人になった好

名前:春日居 要(かすがい かなめ)

梓の養父で、アクアマリンに住む子供達を見守ってくれる。

代々、魔物の研究者の家系。


〇〇の色:不明

名前:ツヴァイク

アクアマリンを監視する魔物だが、梓達にとっては親しい友人。


種族:ブルー・フェニックス=フォボス


〇〇の色:青

名前:不明

両フェニックスに仕えるキメラ。

(AI変換で作中の外見情報を再現しきれなかったので、このアイコンは「イメージです」ということでお読みください)


種族:ムシュフシュ


◯◯の色:不明

名前:高泉 円(こういずみ まどか)

高校三年生。敦の姉、涙の親友。


〇〇の色:不明

名前:ジャック

人間の島の森の奥で魔物達が生活する、「出張所」の管理人。


〇〇の色:不明

名前:オルン

エメラードの船が着く小さな砂浜に住む技術者。ベル達の協力者。


種族:ドワーフ


〇〇の色:不明

名前:ボーン

エメラードに住む、ベル達の協力者。エリス同様、知識を披露したがるタイプの魔術師。


種族:竜


〇〇の色:白

魔物名:シヴァ・ジャクリーヌ

敦と敵対した魔物


種族:ホムンクルス


〇〇の色:不明

名前:ナウル

エメラードに住む魔物。敦達に対して中立。


種族:ハーピー


〇〇の色:桃色混じりの明るい茶色

名前:ディーヴ

敦と敵対した魔物。大量の虫を使役する。


種族:鳥精霊


〇〇の色:不明

名前:サリーシャ

敦と敵対した魔物。


種族:ブラック・アニス


〇〇の色:蒼白

名前:東 浩一(あずま ひろかず)

豊の旧友だが、仲違いしたことを深く悔いている。


〇〇の色:不明

名前:環(たまき)

愛称はタマちゃん。ごく普通の居酒屋店主。

ユズちゃんの兄。


〇〇の色:不明

名前:穣(ゆずる)

愛称はユズちゃん。動物と遊ぶのが好きな、ごく普通の小学生。

タマちゃんの弟。


〇〇の色:不明

名前:キリー

ライトの末の娘。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ハイリア

アクアマリン同盟・盟主。全身に目玉を持つ。


種族:タイタン族の亜種


〇〇の色:不明

名前:セリオール

アクアマリンの水源


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:カンナ

ベルの古い友人


〇〇の色:赤錆色


名前:長矢 実(ながや みのる)

豊の伯父。内縁の妻とその娘と暮らす。料理人。


〇〇の色:不明


名前:長矢 恵(ながや めぐみ)

豊の母。


〇〇の色:不明

名前:岬 結人(みさき ゆうと)

生き物の価値基準は全て「血のにおい」で判断する。典型的なヴァンパイア思想で生きている。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:深緑

名前:式竜

源泉竜直属の竜で、最も重要な使命を与えられた。


種族:竜


〇〇の色:深緑

名前:支竜

源泉竜直属の竜。式竜の使命を補佐させるために作られた。


種族:竜


〇〇の色:麦穂のような黄金色

名前:小竜

源泉竜直属で、源泉竜の憧れを叶えるために意図的に弱く作られた竜。


種族:竜


〇〇の色:不明

名前:巨竜

巨神竜直属の竜だが、勅命を受けて源泉竜領地にいた。


種族:竜


〇〇の色:山吹色

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せっかく登録されてるのでこの公式アイコン、使ってみたかった。使える場面があって良かった。

作者。あとがき書くかもしれないのでアイコン登録しておきます。

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