33/ 織江 心

文字数 5,434文字

彼女の名は、織江 心(おりえ こころ)

魔物名はコロン。


三百年前、人類の解放を目指して戦の旗頭となり、

しかし歴史にはその名を伏せたソースのひとり。


コロンは、命終えた瞬間にこの場所へ亡骸を移す術を自らに刻みました

なんで、わざわざそんなことを

聞いたことないかな? 

……多くの生物は、魂に記憶を、肉体に感情を宿すって。


だから……何度生まれ変わっても、

性格やものの考え方は変わらないんだよ

 魂に蓄積した記憶は、魂と肉体を繋いでいる魔力を通して追想出来る。だから、本当は全ての人間が魔力を持っているのだが、魔物と比べて極めて微量の魔力でしかないため、大多数の人間は前世の記憶なんて思い出さない。
 前世の記憶を持つ魔物が、それに振り回されないで済むのは、魂と肉体は切り離されて転生するからだと聞かされていた。よく考えれば、その時点で思い至ることも出来たはずだ。それじゃあ、魂とは別に転生するという肉体は、どうなるのか。

基本が前向きな者は何度生まれ変わってもポジティブな性格になりますし、逆もしかり。

幾度、転生したところで後ろ暗い思考から逃れることは出来ません。

快楽殺人者は、来世でも――よほどの幸運に恵まれない限りは同じ過ちを犯します

それじゃあ、いくら死刑にしたって意味がないじゃないか

かつて、そうした感情の持ち主を罰する役を担う神竜様がおられました。

断罪竜さまの力は、あらゆる存在を完全なる無に還すことが出来て……

もちろん、最高神の太陽竜さまは別ですけれど。

太陽竜さまの定められた、同胞殺しの禁を破りし者にその力を行使してきたのです

だから……こころはこうして、肉体を放棄することを選んだの
 セレナートは急がず、横たわる女性の傍まで下りてゆき、ようやく言葉を次いだ。

何度生まれ変わっても、その身を侵す絶望からは逃れられないのなら……

もう、転生なんてしなくていい。


この生涯で何もかもやり遂げて、

永遠の眠りにつくしかないんだ……って、言って、ね

その誓いが、彼女を戦へ駆り立てました。


ソースの力を人類にさらすことは、

同胞に対して愛情や愛着のある人間にとっては、

多大な負担となります。


その力は羨望や信頼といった好い印象だけでなく、

妬みや裏切りといったわずらわしいものをいくらでも招き寄せます。


それに耐えられるのは、

この世界におそらく自分しかいないとわかっていたから。


後にも先にも、人類に対してひとかけらの愛情も抱けず、

それに苦悩さえしない存在は、確かに彼女をおいて他にいないでしょう

 だったら、そんな人が何故、セレナートと共にあるのか。事情を聞いても、疑問は一層深まる。

 そのセレナートは、手のひらをコロンさんの額に慎重にあて、よく見ないと撫でているとわからないように小さく動かしている。
セレナートは最後まで伝えなかったけど……ずっと、傍にいて欲しいと思ってたから。

何の役にも立たない亡骸でも、セレナートは必要としてくれるようだから。

君が飽きるまで、居候させてくれないかな

って言い残して、このエメラードを出ていった……

その時はね、わかってないなぁって思ったよ。

死んでしまってからじゃなくて、

今、傍にいて欲しかっただけなのに、って

 そっと、遺体の上半身を起こして、セレナートは伸ばした自分の両足にコロンさんの頭を乗せる。

だけど、本当は誰よりも、

セレナートのことを知っていたんだってわかったの。

実際に……死んでしまったこころの身体が、ここに現れた時に。

だって、セレナートはもう……誰にも恋なんてできないんだもの

 いつの間にか、俺の体も少しずつ下がってゆき、今まで見下ろしていたセレナートとコロンさんを横から眺める位置にいた。

ウンディーネは、水源の運命を背負う者……

その定めに、自分以外の誰かを入れることは出来ない……

だから本当は、感情なんて芽生えない方がずぅっと楽だったのかもしれない……

昔は、こんな風に何かに悩んだり苦しんだり、なんてなかったんだもの。

水源と共にここに在るだけでよかったんだもの

 まるで自分自身に言い聞かせてるみたいだ、と思ったところで、サクルドからセレナートに聞こえない通信で補足が入る。いわく、本来のウンディーネは思考がない為、何か考える時は口に出さないと成立しないんだと。セレナートは、俺に事態を説明するのはもちろん、同時に自分の気持ちも整理しているのかもしれ ない……。

セレナートは、エメラードの全ての命の為に生きてる。

だけど、セレナートの為に生きてくれる人はどこにもいない。

ずっとずっと傍に居てくれるのは抜けがらになってしまったこころの体だけ……

きっと、こころはそれをわかっていたんだよね、サクルド

――ええ。コロンは、自分との出会いがウンディーネであるあなたに感情をもたらしてしまったことを……憐れんでいましたから
 初恋の人の死に顔を見つめながらの長い沈黙の後、顔を上げたセレナートはまっすぐ俺を見てこう言った。晴れやかな表情だった。

でもねっ……悲しいことばっかりでも、なかったんだよっ。


水源には、毎日エメラード中からいろーんな生き物が来てくれる……

たいていみんな、挨拶をしてくれるし、お話を聞かせてくれるひともいるの。

セレナートはここから出られなくても、みんなから色々なことを教えて貰える。

それが、とー……っても、楽しいよ!

 膝にのせていたコロンさんの頭をそっと下ろし、立ち上がると、セレナートはその顔を俺の顔に寄せる。同じ高さで直立をしているのを見たことがなかったので知らなかったが、彼女の方が背が高いようでやや前かがみの体勢をとられているのがちょっと屈辱的だったりする。

だからね。後悔したのは、最初だけだった……

恋なんてしなければ良かった、感情なんてないままでいればよかった、なんてね。

だって、感情がないままだったら、今こうして楽しいと思える出来事が全部、

空っぽになっちゃうんだもの……そんなの、絶対にもったいないよ! 

……あつしだって、そう思うよね?

――うん。俺も、そんなのもったいないって思うよ
 時には、立ち直れないんじゃないかってくらいに辛い思い出だってあるけれど。人間は、何だかんだでその記憶を背負って生きていく。そして、その時はこれ以上の苦難はないくらいに思っていても、いつの間にか乗り越えていられるものなんだ――もちろん、程度ってものがあるから絶対とは言えないけれど。
 そういえば、俺がこれまでの人生で一番、精神的に負担だった出来事って何だったろう……例えば、小学生の頃に友達が病死したこともショックだったし、豊が目の前で殺されたりもした。魔物に指名で命を狙われたり、自分がソースだったり、その力があんまりにも強大で恐れおののいたり……ごみ捨て場でティアー が潰されて死んだり……。
 ――挙げてはみたものの、どれかを選ぶっていうのは自分では出来そうもないから、具体的なことは言えないのが口惜しいけど。

悲しくても、きれいさっぱり忘れたりしなくて良かった。

そうしてたら、ティアーと再会できた時の嬉しい気持ちも味わえなかった

 ティアーの死を振り返りたくなくて、俺はティアーと一緒に食べた、大好物だったシュゼットのことを忘れようとしていた。そんな俺の様子に、ティアー……いや、「涙さん」だった彼女はがっかりしたようだった。
 プラスの思い出だけ残して、マイナスの思い出は捨てていく。そんな都合の良いことは出来っこない。第一、苦い出来事から教訓を得て、同じ間違いをしない ようにと成長出来る。そのことにもっと早く気がついていれば、ティアーにあんな顔をさせることはなかったんだ。皮肉なことに、これもまた失敗から学べたことのひとつだった。

あのさ、昨日の続き……

あつしって、ティアーのこと、どう思ってるの?

えーと……そうだなぁ
 心の準備をしてきたつもりだったのに、いざ言おうとなるとやはり緊張するものだ。
太陽みたいなもんかな……
太陽……?

まぶしくて、かけがえのない存在で。

笑顔で話し掛けてくれると俺の方も元気になれる、みたいな。

あんまりにも特別だから、たまに手の届かないところにいるような気がするけど、

俺が彼女を見るのと同じくらいには俺も特別になれたらな……って、欲張りたくなるような

 曇り空は過ごしやすいけど、太陽が出ていて日当たりが強すぎるくらいに晴れた空だと、やっぱり元気になる。俺にとって、ティアーの存在はそれ程の力を与えてくれる。
 そんな彼女が大切なだけなら、一方的に想ってるだけで良さそうなものだけど、そうはいかないのが人間の罪深いところってもんで。

その気持ち……なるべく早く、ティアーに伝えてあげてね
早く?
うん……
 なぜか、セレナートは何かぐっとこらえるような表情を見せて、うつむく。

――セレナート
 俺の肩から下りて、ふわふわと水の中を漂いながら、サクルドはセレナートの眼前へと移動する。

わたしは、敦さまと彼女と、どちらの意思を支持するべきなのか。

まだ、決められないでいるんです。

どちらの考え方も、否定できるものではありませんから

考え方なんて、関係ないよ。

セレナートは、ただ……あつしとティアーの日々は一度きりなんだから、

後悔になりそうな種は除いておいた方がいいって、そう思うだけだから……

それと、もうひとつ

 背中を向けているサクルドの表情はわからないが、セレナートは答え終えた後には満足げで、それでいて控えめな笑顔を見せた。

ソースの力を持って生まれたからって、

人類全体の為に特別なことをしなくちゃ、

なんて気負うことはないんだよ? 


……もちろん、こころみたいにそうやっ て生きるのもいいけれど。

自分の為だけに生きるのが悪いなんてこと、誰にも決められないんだから

……これは、新しいソースに会う度に、セレナートが伝えてきたことだよ

 想い人だったコロンさんはそうしなかった、セレナート自身にも許されていないこと。
 ソースの力を持つ者は、その気になれば個人の手に余るような大きなことを成し遂げられるだろう。けれど、俺は自分がその力を持ってどう生きていくのか、手掛かりのひとつさえ入手していなかった。

さ、もう上がろう……

そろそろ、ティアーが心配でしょう?

 セレナートが両手を俺の前へ差し出す。その手をどう取ればいいのかはかりかねたので、とりあえず上から手のひらを重ねてみる。
 まばたきをした一瞬、目を開けると、景色が一変していた。水面に立っているという不安定で慣れない感覚に、湖を囲む木々の風景。


……
 正面、おそらくいつも俺が水を汲む場所に、ブラック・アニスの立ちすくむ姿が見える。右腕を抑え、その箇所を中心とした右半身が血で染まっている。
 ティアーの姿がないのに肝を冷やすが、ブラック・アニスはこの上なく憎らしげに俺達のいる方を一瞥すると、駆け出して木々の合間へ姿を消した。
 五秒もしなかっただろう、現れたティアーは、疲れを隠しきれない笑顔で大きく右手を振っていた。

ブラック・アニスは血に溶けた魔力への依存度が高い魔物ですから、

とどめを刺さなくても出血の多い傷を与えるだけで追い返せるんです。

今頃、走りながら獣を捕まえて肉をかじっているでしょうね

 俺はその言葉に安心したのだろうか、サクルドは台詞の途中から姿が薄れ始め、語尾と共にかすれるように消えていった。

 ツリーハウスへ戻ると、五人は揃ってたき火を囲み、俺達を出迎えた。賞賛の拍手もそこそこに、ティアーはつかつかとベルとライトの前へと小走りして、

どうして、セレナートの好きだったのが女の人だって教えてくれなかったの! 

知ってたら、余計なことで慌てなくて済んだのにっ

 ティアーの左手はブラック・アニスの血で汚れ、白い服にもところどころ血痕が飛んでいた。そんな有様で凄まれるのは恐ろしいと思うのだが、責められる彼らの反応は涼しいものだ。
せっかく楽しめそうなネタなのに、バラすのはもったいないだろう

修羅場もないなんて、素直な連中ばかりだと面白みに欠けるわね~。

アイツのことも片付いたみたいだし、アタシはもう寝るから。おやすみぃ

 ベルが完全に小屋へ入る気配を待ってか、呆れ顔の豊が切り出す。
ベルもライトも、もうどれくらい生きてるんだっけ
ライトが六百、ベルが五百……くらいだったかしら
その割にふたり揃って大人げないよな
まったく、エリスやオルンとは大違いだ
 どさくさにまぎれて、俺もしっかり同意してみたりして。

なぁーに言ってんだ、歳相応に枯れてる方がお好みってかぁ? 

そういうのに比べたらおいら達みたいなのが、人間にはとっつきやすいだろが!

……確かに、俺のような性格より、ライトのような性格の方が、

フェナサイトの人間には受けが良さそうだった

そーかなー! あたしは普段ノリが良くてたまにすっごく面倒なのより、

ヴァニッシュみたいにおとなしくて疲れさせない方がいいと思うけど!

 よほど腹を立てているのか、珍しく物議を醸しそうな発言をするティアー。大の男として、そう消極的な評価を下されるのはどうかと思う。
 当のヴァニッシュは、仲間の輪の中で一点の曇りもなくにこにことしているわけだから、何も気に触らなかったんだろうけど。そんな彼の横で、珍しく口数が少なく、思案顔のエリスが何だか印象に残る。

 自分以外の仲間が全員魔物、なんて集団に当たり前のようにいられる自分がおかしくて、たった今されている話とは関係なく俺も笑っていた。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

名前:高泉 敦(こういずみ あつし)

主人公。高校二年生。

ごく平凡な高校生のつもりで生きていたが、この世で最強の「無限に湧き続ける魔力」を持つことが判明。

人間に敵対的な魔物達から命を狙われるようになってしまった。


(敦のアイコンは、主人公=読者自身としても読めるように顔の見えない仕様にしました)


〇〇の色:不明

(〇〇←本編のネタバレにつき伏せています。

吹き出しの色と連動させたいので作者が忘れないようにするためにここに書いています)

名前:海月 涙(みつき なみだ)

高校三年生。敦の姉、円(まどか)の親友。


〇〇の色:不明

名前:長矢 豊(ながや ゆたか)

高校二年生。敦のクラスメイト。

昼間は眠たくなる体質とのことで、不真面目ではないが学校生活では怠惰になりがち。


〇〇の色:深緑

名前:市野 学(しの まなぶ)

高校二年生。敦のクラスメイト。噂好きで学校内の情報通。

成績優秀だがお調子者のムードメーカー。

目に障害がある? とのことで、分厚いゴーグルをかけている。


〇〇の色:水晶のように澄んだ、白混じりの紫

名前:綺音 紫(きね ゆかり)

高校三年生。敦は「キネ先輩」と呼ぶ。

豊と親しいらしい、大人びた先輩。


〇〇の色:紫

魔物名:ティアー

敦を守る側の魔物。狼少女で、秘密が多い?


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:不明

魔物名:ユイノ

敦を守る側の魔物


種族:ヴァンパイア

(変身能力があり、たまにアイコンが変わります。

別の登場人物と同じアイコンですが使い回しではなく、

彼が無意識に過去の知り合いをイメージして変身したせいです)


〇〇の色:深緑

魔物名:ヴァニッシュ

敦を守る側の魔物。物静かな青年。血縁ではないが、ティアーとは兄と妹のような関係。


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:銀色

名前:サクルド

敦に仕えると自称し、彼が望んだ時にしか姿を現せないらしい。

魔物達は基本的に敬語を使わないが、彼女だけは丁寧な話し口。


〇〇の色:新緑のように鮮やかなエメラルド・グリーン

名前:エリス

敦を守る側の魔物。知識豊富で戦闘は不得手だが、いざという時は戦う。


種族:エルフ


〇〇の色:青

名前:ライト

敦を守る側の魔物。仲間内では最も戦闘力に長ける。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ベル

敦を守る側の魔物達のリーダー。ちょっと意地悪? だけど、いざという時は最前線で指揮を執り、頼れる存在らしい。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:薄紫

名前:セレナート

エメラードの水源。


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:シュゼット

エメラードを監視する魔物。敦達に対して中立……と言いながら、要事には割と関わって助けてくれる。


種族:レッド・フェニックス


〇〇の色:赤

名前:トール

敦とは子供の頃に知り合いだったが、何故かエメラードで再会することに。


種族:ゴーレム


〇〇の色:茶色

名前:アッキー

トールをゴーレムとして作り上げた、アンデッド種族の研究者。


種族:パン


〇〇の色:不明

名前:フェイド

魔物なのかそうではないのかもわからない、謎の青年。

人間ではないことだけは、確か。


種族:不明


〇〇の色:黄金

名前:カリン (小笠原 楓)

アクアマリン同盟に属する、人間の魔術技師。


〇〇の色:赤紫。ワインレッド。

名前:春日居 梓(かすがい あずさ)

アクアマリン同盟に属する戦士。


種族:人間と魔物(ハーフ・キャット)の混血


〇〇の色:麦穂のような黄金(こがね)色

名前:江波 聖(えなみ ひじり)

アクアマリン同盟に属する戦士。人間でありながら魔物と対等に戦える実力を努力で培った。


〇〇の色:流水色

名前:唐馬 好(とうま このみ)

豊の伯父の、内縁の妻の娘。豊とは5歳くらいの年齢差。謎の言動が多い


〇〇の色:漆黒


大人になった好

名前:春日居 要(かすがい かなめ)

梓の養父で、アクアマリンに住む子供達を見守ってくれる。

代々、魔物の研究者の家系。


〇〇の色:不明

名前:ツヴァイク

アクアマリンを監視する魔物だが、梓達にとっては親しい友人。


種族:ブルー・フェニックス=フォボス


〇〇の色:青

名前:不明

両フェニックスに仕えるキメラ。

(AI変換で作中の外見情報を再現しきれなかったので、このアイコンは「イメージです」ということでお読みください)


種族:ムシュフシュ


◯◯の色:不明

名前:高泉 円(こういずみ まどか)

高校三年生。敦の姉、涙の親友。


〇〇の色:不明

名前:ジャック

人間の島の森の奥で魔物達が生活する、「出張所」の管理人。


〇〇の色:不明

名前:オルン

エメラードの船が着く小さな砂浜に住む技術者。ベル達の協力者。


種族:ドワーフ


〇〇の色:不明

名前:ボーン

エメラードに住む、ベル達の協力者。エリス同様、知識を披露したがるタイプの魔術師。


種族:竜


〇〇の色:白

魔物名:シヴァ・ジャクリーヌ

敦と敵対した魔物


種族:ホムンクルス


〇〇の色:不明

名前:ナウル

エメラードに住む魔物。敦達に対して中立。


種族:ハーピー


〇〇の色:桃色混じりの明るい茶色

名前:ディーヴ

敦と敵対した魔物。大量の虫を使役する。


種族:鳥精霊と人間の混血


〇〇の色:不明

名前:サリーシャ

敦と敵対した魔物。


種族:ブラック・アニス


〇〇の色:蒼白

名前:東 浩一(あずま ひろかず)

豊の旧友だが、仲違いしたことを深く悔いている。


〇〇の色:不明

名前:環(たまき)

愛称はタマちゃん。ごく普通の居酒屋店主。

ユズちゃんの兄。


〇〇の色:不明

名前:穣(ゆずる)

愛称はユズちゃん。動物と遊ぶのが好きな、ごく普通の小学生。

タマちゃんの弟。


〇〇の色:不明

名前:キリー

ライトの末の娘。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ハイリア

アクアマリン同盟・盟主。全身に目玉を持つ。


種族:タイタン族の亜種


〇〇の色:不明

名前:セリオール

アクアマリンの水源


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:カンナ

ベルの古い友人


〇〇の色:赤錆色


名前:長矢 実(ながや みのる)

豊の伯父。内縁の妻とその娘と暮らす。料理人。


〇〇の色:不明


名前:長矢 恵(ながや めぐみ)

豊の母。


〇〇の色:不明

名前:岬 結人(みさき ゆうと)

生き物の価値基準は全て「血のにおい」で判断する。典型的なヴァンパイア思想で生きている。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:深緑

名前:式竜

源泉竜直属の竜で、最も重要な使命を与えられた。


種族:竜


〇〇の色:深緑

名前:支竜

源泉竜直属の竜。式竜の使命を補佐させるために作られた。


種族:竜


〇〇の色:麦穂のような黄金色

名前:小竜

源泉竜直属で、源泉竜の憧れを叶えるために意図的に弱く作られた竜。


種族:竜


〇〇の色:不明

名前:巨竜

巨神竜直属の竜だが、勅命を受けて源泉竜領地にいた。


種族:竜


〇〇の色:山吹色

アイコン差分

アイコン差分

せっかく登録されてるのでこの公式アイコン、使ってみたかった。使える場面があって良かった。

作者。あとがき書くかもしれないのでアイコン登録しておきます。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色