36/ 百年

文字数 5,502文字

 届いたのは、たんを吐くような苦しげなひと息の呼吸と、生温かい水滴。
――ど……して……
 かすれた声につられて顔を上げると、いつの間にどこから飛び出したのかわからない、ややくすんだ白の刃が――といっても本当の刃物じゃなくて、幅広で半月の弧を描いた形がそう見えるってだけなんだが――ディーヴの腹を刺し貫いていた。
あなたと同じよ、ディーヴ

 何事もなかったような涼しい声で、エリスが告げる。よく確認すると、白い刃はエリスの足から生えているのだとわかった。


 恐ろしいことに、その状態でエリスは立ち上がると、無造作に力を込めて足を振る。その反動でディーヴの体は白い刃から解放され、腹に大穴を空けた状態で
後ろに倒れこむ。悲鳴をあげる余力もないのだろう、穴と口からごぼごぼと血をこぼしながら、ただ痙攣するしかないようだった。




あなたが百年を費やして虫を育てたのと同じ。

エリスは百年を捧げて、この身が外の世界で生きていけるように整えたのよ

魔力を魔術に使用出来ないエルフが、

実戦に耐えうる魔術道具を作るには、

エルフ界の恵みから地道に魔力を集めるしかありません。


百年の間、水で編んだ布を光にさらし、祈りを捧げ、

点で繋ぐように魔術式を描いていった。


全てが完成するまでに百年を費やしてしまった

こいつはエルフ界の至る所に散乱している、

人間の骨をかき集めて身体に埋めたのよ。

おかげで身体が重いのよね

 自分の足から突き出た、血濡れの刃を指してエリスは言う。言われてみても骨のようにはちっとも見えないから、これも魔術式か何かで形を変化させているのかもしれない。

そういった経験から、あなたのしでかした事がわからないでもないわ。

けれど、共感も同情もしてやれない。

百年もかけて、たった一人の罪のない人間を殺めることだけ考えてきたのなら――

あなただって、同じでしょう……?

 立ち上がりたいのだろうか、左右に投げ出した腕、指先だけがひくひくと無念そうに動く。共感しないというエリスの言葉を聞いていなかったのか、ディーヴの声色は明らかに同意を求めていた。




気の遠くなるような歳月をかけて、

……この孤独の先に、わたくしを、

受け入れてくれる世界があるって、信じて……

そうでなかったら、こんな寂しい島になんているものですかっ……

寂しい、島……? 

だったら、君は、どこにいたかったって

 ディーヴがひときわ大きく咳きこむと、調子の悪い噴水のようにばらばらと、濃い血を噴き出した。

わたくしが……いたかったのは……

フェナサイトの人間の中で……

 俺やエリスよりも小柄で幼い身体は血だまりに囲われ、そうして痙攣さえなくして動かなくなった。最期のひと時、サータ、と消えいるように呟く。


 すると、あまり直視したくはないがディーヴの身体に空いた大穴の傷口で、内臓をかき分けるように何かがうごめいた。積もりたての雪のように真っ白なカブトムシ――恐ろしいことに、血のあふれ出る体内から這い出てきたくせに、一点の汚れもない純白を保っている――角を除いたとしてもゆうに十五センチはあると思われる大きさも併せて、異様な存在感だった。








サータってなぁこいつのことかねぇ。

こりゃあめったに見れない上玉だぜ。

このちっこい体になんつう魔力ため込んでんだ

 虫と一戦交えたらしいライトが戻ってくると――上半身が汗や泥だけでなく、緑や紫の謎の液体でべたべたになって汚れている――ディーヴの胸の上に鎮座した白いカブトムシ
の角を掴んで目線に合わせて持ち上げる。ライトの目の高さなのだから、当然俺やエリスには見上げる形になるが、虫は抵抗する様子もなかった。
ライトもヴァニッシュも無事なようですね
 割合けろりとしているライトと比べるとやや疲れた様子のヴァニッシュも姿を見せると、サクルドがほっと息をつく。この余裕をみると、ベルの方も特に問題はないのだろうか。

八匹もいるからもうちょいてこずるかと思ったんだがよ、

いいところにハ―ピーのナウルが来て片付けてくれたんでな

……エリス、その腹は大丈夫なのか。

血にも弱いんだろう

 いつからか、エリスは右腕で腹を隠すようにしていた。

その腕の隙間から透明な水が流れ、地面に水たまりを広げ始めている。

――そうね。

申し訳ないけれど、エルフ界で養生するしかないみたい。

しばらく空けさせてもらうわ

きちんと治すまで戻ってくんなよー?
ええ。あなた達も気を付けて
……お大事に
 自分が傷を負ったかのように痛ましい表情をしてエリスを見送るヴァニッシュ。そんな彼に向けて、どこか普段と違うか弱い笑顔を残し、エリスは霧散した。彼女のいた場所に水たまりが一気に広がっていく。

 ライトもヴァニッシュも、すでに動かなくなっているディーヴについて言及しない。


 想像だけど、何となくでも理解している。エリスのバンダナやディーヴに致命傷を与えたあれは、エリスにとっては奥の手のようなものなんだろう。ディーヴ

が最初からエリスのバンダナと足に魔術式が刻まれていることを知っていたら、今回の策は通用しないと判断したかもしれない。そう考えるとまたサクルドから補足があり、エルフは名前と同様にマザー=クレアから授かった肉体を大事にしているから、魔術式を刻んで身体を傷つけることをよしとしないのだという。




 ディーヴを生かして帰さないと言ったのは、きっとこういうことなんだ。彼女の最期の言葉から同情していいような事情があったかもしれないとしたって……。

そうだ、ティアー!
ん? ティアーも襲われてんのか?
 俺の方はとりあえず安心だと思った途端、ティアーのことが気掛かりになる。彼女や援護に向かった豊の力を信じていないわけじゃない、だからといって理屈や理性で安堵したり出来ない。

ディーヴがそう言いました。

こけおどしとも思えませんでしたので、ユイノに託したのですが……

 そうやりとりしていると、すとん、と軽い音を立てて豊が降ってきた。息つく間もなく、告げる。
ごめん……間に合わなかった

 豊のヴァンパイア用の保護服はゆったりとした黒いローブだ。その懐に手を差し入れて、内側に隠していた何かを取り出すと、裏地の鮮やかな赤が目に入る。




 俺達に確かめさせるように豊が握っているのは――黒い毛の、獣の足だった。




 誰かが叫ぶように、俺の名を呼ぶ。全身の力の抜けて倒れかけた俺を、とっさにヴァニッシュが支えたんだろう……発熱とは違う、心臓からにじみ出るような熱さが他の誰でもない彼の証だ。

敦、ティアーは無事だ。死んだんじゃない!
 珍しく性急な様子でヴァニッシュが声を上げる。本当か、とか、なんでわかるんだ、とか確認したかったけど、口や喉が動いてくれない。

ティアーの魔力をまだ感じるからなぁ。

弱ってるのは確かだが、そもそもワ―・ウルフはアンデッド種だかんな。

前足一本取られたくらいじゃすぐには死なんよ……

そんでユイノ、ティアーはどうしたんだ?

ティアーのところにいた虫は神経毒の強いやつで、右の前足をすでにやられてたんだ。

捕まるわけにいかないんだって、あいつ、自分でその足を噛みちぎったらしい。

俺はティアーを連れてこっちに戻ろうと思ったんだけど……

 ワ―・ウルフが前足の片方を失うという状況がどの程度のものなのか、俺にはわからない。ライトは軽く考えているように見えるが、豊の面持ちは沈痛だ。

トール、とか言ってたかな。

よくわからんやつが現れて、ティアーのことは任せろっていうんだ。

ティアー自身が信用してそうするっていうから、そいつに託した

ああ、トールね! アッキ―んとこの! 

あいつに任せりゃ心配ないさ

ならいいんだけど……あいつ何者だ? 

あんな人間そのまんまのゴーレムは初めて見た

アッキ―はアンデッドの研究者でな、トールはその最高傑作さ
……敦
 ヴァニッシュは俺を手近な木に体を預けさせ、真正面から向き合う。

……何度でも言う。ティアーは大丈夫だ。

敦は自分の体を治すことだけ考えて、安静にしているんだ

……会いたい、顔見ないと安心できないよ……
 思い出してみる、ティアーの笑顔が何故だか遠い。ああ、今日最後に言葉を交わしたあの時に、無理にでも体を起こして顔を見ておくべきだった……。

……ティアーのところまで歩ける体力が回復してからでないと、駄目だ。

ティアーの治療にはきっと数日かかるから、今行っても会えるとは限らない。

何より、ティアーは自分の為に敦が無理をしたと知ったら気に病む……わかってくれ

 痛みに耐え、すがるような。あるいは厳しく言い含めるような強い気持ち。どちらにしてもヴァニッシュの表情は真剣で、必死だった。
 答えたかったけど、やっぱりつかえたように声が出せない。力を振り絞って、一回、頷くだけで精いっぱいだった。
おう、来たな。おーい、ナウルやーい
 仰ぎ見て何者かに呼びかけるライト。ほどなくしてバタバタと慌ただしい音を立て、羽根と葉っぱをまき散らして降りてくるのは、奇妙な影。

 人間と鳥を足して二で割ったような、アンバランスな姿だった。ヘソから下は羽毛で覆われ鳥の足が突き出ており、腕にあたる部位は羽。それ以外は人間。服を着ていないので、小ぶりだが女性的な膨らみのある胸が丸出しだ。内に巻くような癖のある茶髪が頬を撫でる長さで、くりっとやたら大きく 見える青い瞳は主張が強すぎる。右腕……羽、とするべきだろうか……だけでかなり大きな氷塊を抱えているのだから、かなりの力持ちかもしれない。

お疲れさん。助かったぜ、ナウル。

ところでそいつは何だ?

ベルに、おみやげだ。

そいつ、サータか

おお、この白いのか。

本人死んじまったみたいだから確認してないけど、そうだろうな。

こいつのことどこで知ったんだ?

シータに、きいたんだ。

サータ、くれる?

 あーん、と声を出して大口を開けて待つナウル。はいはい、などと言いながらライトがその口に白いかぶと虫を投げると、満面の笑みを浮かべて彼女はそれを噛み砕いた。ばりばり、ごりごり、咀嚼する音が響く。
うん、やっふぁうまい、サータ!
喋るのは食い終わってからにしろな
 その光景に耐えかねて顔をそらしたところ、ナウルの投げ落とした氷塊が重い音を立てて着地する。氷の中に何か入っているのはわかっていたが、それが人間だなんて考えもしなかった。特筆することもない、ごく普通の人間のおじいさんの眠り姿。病院の白い寝間着で、一点の苦痛も感じられない安らかな寝顔だった。





じゃあ、あれは父親なのね

確かめようがないけどそんなことも言ってたっけかなぁ。

あいつは人間に羽衣とられて夫婦になった鳥精霊の娘なんだがよ。

夫婦はフェナサイトで暮らそうと したんだがディーヴの頭の羽があって、

人間に受け入れられなくてアクアマリンへ渡ったとか。

人間に気に入られたくて丁寧に話すように心掛けたけど無駄だったってぼやいてたんだよ

鳥精霊と人間の混血って、親ふたりよりもずーっと長命になるんだったっけ……

みんな、あんな飛べもしない無駄な羽がくっついてるものなのか?

まさか。大体が背中あたりにでっかいのが生えてて空も飛べる。

ただ、純血の鳥精霊のように羽を羽衣に変えて人間に擬態できねえってだけさ

運がなかったのねぇ

もし、病気の人間を仮死状態にして保管しといて、

医療技術の発展した時代になって起こしてやれば効率がいいとか言ってたんだよなー、そういえば。

冗談だと思って聞き流したのはまずかったかもな

それでこの事態を予測できるわけでもあるまいし、どっちだって結果は同じでしょ。

それにしても、人間の血が入ると女々しくなって厄介ね。

あれは病気ってレベルじゃなくて、老衰でしょ

 窓を開け放っているせいで、小屋の中での聞くつもりのない会話が耳に入ってくる。

 夕方、流れてくる風が涼しくて気持ちいいから外に出たいと頼んだら、ベルが許可してくれた。体を動かさず、傍に狼になっているヴァニッシュを待機させておくという条件付きで。

 視線の先、向かいの木の枝には、この上なく気持ちよさそうに歌っているナウルの姿がある。といってもその歌声は空気をひっかくような不協和音で、気持ちのいい代物ではない。俺の感性や気分の問題ではなく、ハ―ピーという種族の歌はそういうものらしい。

 しかし、ハ―ピーの主食である虫は何故かその音に魅かれて集まってくる。今も、ベルが気絶させて埋めておいたというディーヴの虫が四匹、歌声に引き寄せられるように木を登ってきた。
 最初にナウルの膝元にたどり着いた人間大のむかでが、甘えるようにすり寄るのを掴まえて、彼女は大きく口を開ける。その瞬間を見る気はしないので、俺は体育座りの膝に顔を埋めた。

 ディーヴが百年かかりで育て上げた虫達も、ハ―ピーの手にかかればあっという間に胃袋の中に消えていく。
 ディーヴが百年間、かすかな希望にすがって守り続けた父親は、ベルが一滴残らず血を吸い上げて殺した――ソースをかくまう目的は合法的にそうした餌がやって来るからよ、なんていつもの調子で言っていた――百年越しに起こされるくらいなら、眠ったまま楽にしたやった方がましだろう、というのはベルの意見だ。
 そして、ディーヴは百年間を共に過ごした盟友と、また共に過ごせる日を願い続けた父の末路を知ることもなく死んでしまった。

 あいつのせいでティアーは体の一部を失って、痛い苦しい思いをした。同情なんてしたくないのに、胸が痛くてたまらなかった。あいつの為に流してやる涙なんてない、だから気を抜くとこみ上げそうになる涙はどうにかこらえてみせた……。

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登場人物紹介

名前:高泉 敦(こういずみ あつし)

主人公。高校二年生。

ごく平凡な高校生のつもりで生きていたが、この世で最強の「無限に湧き続ける魔力」を持つことが判明。

人間に敵対的な魔物達から命を狙われるようになってしまった。


(敦のアイコンは、主人公=読者自身としても読めるように顔の見えない仕様にしました)


〇〇の色:不明

(〇〇←本編のネタバレにつき伏せています。

吹き出しの色と連動させたいので作者が忘れないようにするためにここに書いています)

名前:海月 涙(みつき なみだ)

高校三年生。敦の姉、円(まどか)の親友。


〇〇の色:不明

名前:長矢 豊(ながや ゆたか)

高校二年生。敦のクラスメイト。

昼間は眠たくなる体質とのことで、不真面目ではないが学校生活では怠惰になりがち。


〇〇の色:深緑

名前:市野 学(しの まなぶ)

高校二年生。敦のクラスメイト。噂好きで学校内の情報通。

成績優秀だがお調子者のムードメーカー。

目に障害がある? とのことで、分厚いゴーグルをかけている。


〇〇の色:水晶のように澄んだ、白混じりの紫

名前:綺音 紫(きね ゆかり)

高校三年生。敦は「キネ先輩」と呼ぶ。

豊と親しいらしい、大人びた先輩。


〇〇の色:紫

魔物名:ティアー

敦を守る側の魔物。狼少女で、秘密が多い?


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:不明

魔物名:ユイノ

敦を守る側の魔物


種族:ヴァンパイア

(変身能力があり、たまにアイコンが変わります。

別の登場人物と同じアイコンですが使い回しではなく、

彼が無意識に過去の知り合いをイメージして変身したせいです)


〇〇の色:深緑

魔物名:ヴァニッシュ

敦を守る側の魔物。物静かな青年。血縁ではないが、ティアーとは兄と妹のような関係。


種族:ワー・ウルフ


〇〇の色:銀色

名前:サクルド

敦に仕えると自称し、彼が望んだ時にしか姿を現せないらしい。

魔物達は基本的に敬語を使わないが、彼女だけは丁寧な話し口。


〇〇の色:新緑のように鮮やかなエメラルド・グリーン

名前:エリス

敦を守る側の魔物。知識豊富で戦闘は不得手だが、いざという時は戦う。


種族:エルフ


〇〇の色:青

名前:ライト

敦を守る側の魔物。仲間内では最も戦闘力に長ける。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ベル

敦を守る側の魔物達のリーダー。ちょっと意地悪? だけど、いざという時は最前線で指揮を執り、頼れる存在らしい。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:薄紫

名前:セレナート

エメラードの水源。


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:シュゼット

エメラードを監視する魔物。敦達に対して中立……と言いながら、要事には割と関わって助けてくれる。


種族:レッド・フェニックス


〇〇の色:赤

名前:トール

敦とは子供の頃に知り合いだったが、何故かエメラードで再会することに。


種族:ゴーレム


〇〇の色:茶色

名前:アッキー

トールをゴーレムとして作り上げた、アンデッド種族の研究者。


種族:パン


〇〇の色:不明

名前:フェイド

魔物なのかそうではないのかもわからない、謎の青年。

人間ではないことだけは、確か。


種族:不明


〇〇の色:黄金

名前:カリン (小笠原 楓)

アクアマリン同盟に属する、人間の魔術技師。


〇〇の色:赤紫。ワインレッド。

名前:春日居 梓(かすがい あずさ)

アクアマリン同盟に属する戦士。


種族:人間と魔物(ハーフ・キャット)の混血


〇〇の色:麦穂のような黄金(こがね)色

名前:江波 聖(えなみ ひじり)

アクアマリン同盟に属する戦士。人間でありながら魔物と対等に戦える実力を努力で培った。


〇〇の色:流水色

名前:唐馬 好(とうま このみ)

豊の伯父の、内縁の妻の娘。豊とは5歳くらいの年齢差。謎の言動が多い


〇〇の色:漆黒


大人になった好

名前:春日居 要(かすがい かなめ)

梓の養父で、アクアマリンに住む子供達を見守ってくれる。

代々、魔物の研究者の家系。


〇〇の色:不明

名前:ツヴァイク

アクアマリンを監視する魔物だが、梓達にとっては親しい友人。


種族:ブルー・フェニックス=フォボス


〇〇の色:青

名前:不明

両フェニックスに仕えるキメラ。

(AI変換で作中の外見情報を再現しきれなかったので、このアイコンは「イメージです」ということでお読みください)


種族:ムシュフシュ


◯◯の色:不明

名前:高泉 円(こういずみ まどか)

高校三年生。敦の姉、涙の親友。


〇〇の色:不明

名前:ジャック

人間の島の森の奥で魔物達が生活する、「出張所」の管理人。


〇〇の色:不明

名前:オルン

エメラードの船が着く小さな砂浜に住む技術者。ベル達の協力者。


種族:ドワーフ


〇〇の色:不明

名前:ボーン

エメラードに住む、ベル達の協力者。エリス同様、知識を披露したがるタイプの魔術師。


種族:竜


〇〇の色:白

魔物名:シヴァ・ジャクリーヌ

敦と敵対した魔物


種族:ホムンクルス


〇〇の色:不明

名前:ナウル

エメラードに住む魔物。敦達に対して中立。


種族:ハーピー


〇〇の色:桃色混じりの明るい茶色

名前:ディーヴ

敦と敵対した魔物。大量の虫を使役する。


種族:鳥精霊と人間の混血


〇〇の色:不明

名前:サリーシャ

敦と敵対した魔物。


種族:ブラック・アニス


〇〇の色:蒼白

名前:東 浩一(あずま ひろかず)

豊の旧友だが、仲違いしたことを深く悔いている。


〇〇の色:不明

名前:環(たまき)

愛称はタマちゃん。ごく普通の居酒屋店主。

ユズちゃんの兄。


〇〇の色:不明

名前:穣(ゆずる)

愛称はユズちゃん。動物と遊ぶのが好きな、ごく普通の小学生。

タマちゃんの弟。


〇〇の色:不明

名前:キリー

ライトの末の娘。


種族:タイタン


〇〇の色:紫混じりの黒

名前:ハイリア

アクアマリン同盟・盟主。全身に目玉を持つ。


種族:タイタン族の亜種


〇〇の色:不明

名前:セリオール

アクアマリンの水源


種族:ウンディーネ


〇〇の色:常に多様に変化していて、一定ではない

名前:カンナ

ベルの古い友人


〇〇の色:赤錆色


名前:長矢 実(ながや みのる)

豊の伯父。内縁の妻とその娘と暮らす。料理人。


〇〇の色:不明


名前:長矢 恵(ながや めぐみ)

豊の母。


〇〇の色:不明

名前:岬 結人(みさき ゆうと)

生き物の価値基準は全て「血のにおい」で判断する。典型的なヴァンパイア思想で生きている。


種族:ヴァンパイア


〇〇の色:深緑

名前:式竜

源泉竜直属の竜で、最も重要な使命を与えられた。


種族:竜


〇〇の色:深緑

名前:支竜

源泉竜直属の竜。式竜の使命を補佐させるために作られた。


種族:竜


〇〇の色:麦穂のような黄金色

名前:小竜

源泉竜直属で、源泉竜の憧れを叶えるために意図的に弱く作られた竜。


種族:竜


〇〇の色:不明

名前:巨竜

巨神竜直属の竜だが、勅命を受けて源泉竜領地にいた。


種族:竜


〇〇の色:山吹色

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せっかく登録されてるのでこの公式アイコン、使ってみたかった。使える場面があって良かった。

作者。あとがき書くかもしれないのでアイコン登録しておきます。

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