第66話 ケツカッチン

文字数 998文字

 昭和、平成、必死に生きてきたけど、バブリーなんて知らなかった。友人はバブリーな時代があったというが。

 バブリーダンスも知らなかった。音楽のエッセイを投稿するようになりYouTubeを観た。
 ダンスはおもしろいが……
「ケツカッチン」てなに?

✳︎

 バブリーダンスは、平成初期にバブル景気のなかで、生まれたダンス。
 バブリーは泡という意味を持つ。
 これは好景気だった状態が泡のように消えてしまったことから呼ばれるようになった。

 派手な髪型や服装、メイクした姿で踊るため、現代の若い世代の人たちにとっては斬新でキャッチーな印象があるのかも……
 もともとバブリーダンスは、当時の若い女性たちがクラブで踊っていたダンスで、東京に存在していたディスコ「ジュリアナ東京」が盛んだった。

 ボディラインを強調するような服装にハイヒール、大きくて派手な扇子を持ちながら踊ることが仕事終わりの楽しみにしていた女性も多かった。

 バブル景気は約4年間続いたのちにバブリーダンスとともに崩壊した。

 現代のバブリーダンスがブームしたきっかけが、大阪にある登美丘高校ダンス部 Tomioka Dance Club。
‍ 歌手・荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」の曲に合わせて、パフォーマンスを披露している。
 ハイヒールにタイトスカート、派手なヘアメイクで忠実にバブル時代の女性を表現しており、目を引くようなダンス動画。
‍ 彼女たちのダンスパフォーマンスは、強豪校ならではの実力で迫力のあるダンス。
 ハイヒールを履いたまま、ジャンプしたり、大きく激しい動きをするので、相当な練習量が必要。
‍ こちらの動画が世界中に拡散されたことによって、知名度が高くなり、日本中にバブリーダンスの再ブレイクが起こった。
 登美丘高校ダンス部の指導にあたっていた振付師akaneは、Tomioka Dance Clubを日本高校ダンス部選手権で2連覇まで導いた実績を持つ。
(ジャパン ユース ダンス フェスティバル 2022より)

バブリーダンス 登美丘高校ダンス部
https://youtu.be/Lxr9tvYUHcg?si=AYUF6U1Xbv6VH1-Q

 ケツカッチンだから、お先にドロンします。


【お題】 死語で例えられてもさっぱり意味がわかりません


https://www.jydf.jp/post/bubbly-danceを参考にしました。
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