第5章 第13話
文字数 373文字
「さーて、どーしますかあー」
「それそれ。先ずやっちゃわね? オレ我慢できねーわ、こんなイケてるJ C」
「うーん… でも、トラの見てる前でヤっちゃう方がインパクトあるんじゃね?」
「なるほどー、自分の目の前で愛する彼女が次々に… よっし、それでいこ。だからトラが来るまではお預け、だな」
「ですねー。よし。じゃこの子、そっちに連れてけ。そーっとな」
「それにしても、川崎の。よくこんないい場所を貸してくれて。サンクスですよ」
「まあまあ蒲田の。こっちゃあ、トラの野郎への恨み、パないんで。マジ今日は腕の一本でもへし折ってやろうと思ってんだけど」
「あー、そんなら足にしようか足。アイツ今サッカーに凝ってるみたいだからー」
「いいねー。とーぶんサッカーなんて出来ねえ位、ボッキリやってやりましょう」
「そうだー、おいヨシキ、車からバット持ってこいや」
「ウイーっす」