第123話

文字数 2,682文字


江戸日記(弟五部)123

頭に字はかけるかと聞くと、書けないと言うので、それでは、トミーはと聞くと、書けるというので、自白の内容を書かせて、親指で爪印を押させたのです、本来なら撃ち殺して埋めて、
しまうところだが、命だけは今回は助けてやろう、全員馬にのるのだ左手でたずなはもてるだろうと言って、集めた馬に乗せて、トミーは同行してくれ、マック後は頼んだぞ、気がつい、
たら、

その薬を飲ましてやれ、熱さましの薬だ後は、明日の朝薬を付け直してくれと言うと、承知しましたと言うので、後の3人にも頼み、マックさらばだと言うと、馬に乗り逃げようとすれば、
撃ち殺すと言って、7人を引き立ててシドニーに戻り、総督に事情を話すと、7人は牢にいれられたのです、自白書を出すと、副官に判事にこれを見せて、ローランの逮捕状を貰って来い、
と言うと、

承知しましたと副官が傍を離れたのです、総督がこれで、ローランはお終いですな、裁判に掛けて財産没収の上、オーストラリアを追放にしましょうと言ったのです、副官が帰って来た、
ので、兵を連れてローランの屋敷に行き逮捕状が出ていると、部屋に踏み込むと、わしは知らんと言うので、言い訳は法廷でやる事だなと副官が言って、手鎖をはめたのです、そこに、
いたスーザンも拘束しょうと、

兵が手鎖をかけようとするので、この者は関係ないので放免しろと言うと、ハイと言うと、副官がそれでは失礼しますと言って引き上げて行ったのです、トミーに行こうと言うと、酒場、
に行き、椅子に座り、ウイスキーを頼んで乾杯したのです、トミーがお見事でしたと言うので、手術した3人は歩けるようになったら、副官に引き渡してくれと言って、後は宜しく頼む、
と言うと、

承知しました、任せておいて下さいと言ったのです、傍にスーザンがやって来て、私にも一杯ご馳走してというので、これでスポンサーを失ってしまったなと言うと、グイとウイスキー、
を飲んで、又誰か探すので良いのよ、しかし、20人もに襲われてどうして助かったのと聞くので、トミーが閣下は不死身なんだよと言うと、ローランも馬鹿な奴ね、こんな人を敵に回す、
とはと言ったので、

まともに働く気はないのかと聞くと、どこに働くところがあるの、男の下の世話しか出来ないのよと言うので、牧場で牛や馬の世話をすれば良い、後はマックに料理を教えてもらえば、
良いではないかと言うと、私にはとても出来ませんよ、出来るのは売春宿の女将くらいのものですと笑ったのです、そうか、仕方ないなと言うと、トミーが私はこれでと言うので達者、
でなと言うと、

閣下もお気をつけて日本に帰ってくださいというと、店を出て行ったのです、夕食は食べてないの何かご馳走してくださらないと言うので、昨日のレストランで良いかと言うと、ええ、
と言うので、金を払いレストランに行って席に座り、好きな物を頼んでよいぞと言うと、赤ワインに魚料理をと言うので、わたしも貰おうといって、ワインで杯を重ねたのです、どう、
して、

アボリ人を牧場の管理人にしたの、昨日初めてあったのでしょうというので、日本にもアイヌと言う先住民が北の方に住んでいるのだよ、日本人は彼らを差別して、ひどい商人は安い、
給金でこき使っている者がいるので、わたしは、それをやめさせようとしているのだ、しかし、私も日本人だ、彼らの為に独立国家を作ってやる訳にはいかないのだよ、たとえ作って、
も文明の発達していない、

彼らは生き延びていけないだろう、結局日本人と同化するしかないのだよ、ここのアボリ人も同じ運命にあるのだ、それを可能にするは、アボリ人の金持ちを作り発言を増すしかない、
訳だよ、マックが頑張ってやれば、アボリ人も豊になるだろう、それを支える白人がトミーと言う訳だ、幸いトミーはあまり差別意識がないので、きっと、上手くくいくと思う、まず、
牧場を手がけて、

次はホテル、酒屋と手を広げればよい、トミーとマックが共同経営者になれば、同化出来るではないかと思ったまでだ、同じ場所に住んでいれば所詮交わって同化するのだよアメリカ、
は移民の国で、多くの西洋人、黒人、黄色人種がいるが、アメリカが独立すれば、総てがアメリカ人となり同化する事になる、オーストラリアも同じ事だと言うと、なる程そうですか、
ローランとは所詮考え方が違うのねと言ったのです、

それでは町に売春宿を2人に作ってもらい、私を女将として雇って貰えば良いのねと言うので、そうすれば良いそれまで牧場を手伝うのだよと言うと、私に出来るかしらと言うので、
スーザンは所詮女子だ男と同じに出来ない事は、みんなが、よく知っているさと言うので、トミーが認めるかしら、汚いいんばいと思っているわと言うので、トミーだって売春宿で、
女を抱く事はあるだろう、

19や20の男じああるまいし、そんな事思うはずがないと言うと、閣下もですかと言うので、わたしも男だからねと笑うと、ならば、今日は私を買って下さいと言うので、いままでに蓄、
えはあるのだろうと聞くと、少しの宝石とドレス位ですよ、金持ちは所詮ケチなのよと言ったのです、いくらあれば売春宿は作れるのと聞くと、金貨200枚あれば、運転資金も十分で、
やれるわと言うので、

よし、スーザンを今日金貨200枚で買おう、それで売春宿を作れば良いと言うと、本気ですか女子1人にそんな大金出す男はいないわと言うので、但し悪人と結託したり、悪人の愛人に、
なってはいけない、商売で寝るのは構わんがと言うと、わかりました、約束は守りますと言うので、契約成立だ今日金貨は渡そうと言ったのです、どうして、そう簡単に人を信じるの、
わたしがその金をもって逃げるとは思わないのと言うので、

それでも構わないのさ、所詮は浪費して身を滅ぼすだけだよと笑うと、閣下は不思議な人ですねと言うので、どうせ、西洋の王様から貰った金だ、日本に持って帰る必要はないのだよ、
と言うと、なぜそんな大金をもらえたのと聞くので、悪人を懲らしめて国の掃除をしてあげたお礼に貰ったのだよ、そうだ、珍しい品種のチューリップの球根もあげるよ、これ一個で、
金貨100枚ま価値があるそうだ、

花を咲かせて、株を増やせば大金持ちになるかも、これはオランダの国王から貰ったものだと言うと、すご~いと驚き、庭一面にチューリップを咲かせるわと喜んだのです、お腹一杯、
と言うので、それでは、私の宿舎に行こうと言うと、総督府の中ではいやですと言うので、それでは何処かのホテルにするかと言うと、ハイ、良いホテルに案内しますと言うので清算、
して店を出たのです、

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