第124話

文字数 2,557文字


江戸日記(弟五部)124

町のはずれのホテルに部屋を取り、中に入りシャワーを浴びると、スーザンも裸になり入って来て、洗って上げますといって、シャボンをつけて洗い、一物を擦るので、大きくなると、
元気ですねと笑い、自分も洗い流して湯船に湯をためると、中に入り源三郎にまたがり、一物を敏感な場所に差込腰を動かして、あ~と声を出すので、乳房を吸うと大きな声を出して、
抱きつくので、

突き上げると更に大きな声を出したので、たまらず放出してしまったのです、一物を抜いて、綺麗にシャワーで洗い流して、湯船を上がりバスタオルで綺麗に拭き取り、バスローブ、
を着せたので、シャワー室を出ると、ビールを注ぎゴク、ゴクと飲み干し、美味いと言うと、スーザンも上がって来たのでビールをついでやると、ゴク、ゴクと飲み干し美味しいと、
言ったのです、

どうでしたと聞くので、さすがプロだな、直ぐに放出してしまったよと言うと、朝まで頑張りましょうと、ビールをついで乾杯したのです、ここには移住してきたのと尋ねると、ええ、
フランスの南の生まれで、貧しい農家なので父親が全財産はたいて此処に来たの、アメリカはもう沢山移住しているので、人の少ないオーストラリアにしたのよ、でも、お金が無いと、

土地は手に入らないので、お父さんとお母さんは人の農場で働いていたけど、給金が安くて食べて行くのがやっとだったの、その内にお父さんが病気になり、働く事が出来なくなった、
ので、仕方なく売春婦になったの、でも3年前にお父さんは亡くなり、お母さんも後を追うように亡くなったのよ、ローランから愛人にならないかと言われて、沢山の人と寝るのが厭、
になり、

愛人になったのと言って、所詮貧乏人は金持ちにはなれないのよ、トミーも同じようなものよと言うので、トミーと寝た事はあるのかと聞くと、店に二度程来たので寝たわ、いい人だ、
けど、汚い事が嫌いらしくて、いつも貧乏なのよ、金持ちになるには汚い事もしないと、なれないわ、でも今回閣下と会ったのでチャンスが回って来たと思うわ、私もだけどと唇を重、
ねたのです、

成功するには権力者に気にいられるしかないのだよ、正義感が強い権力者は冤罪に巻き込まれるんだよ、その冤罪を晴らしてやれば、権力に復帰できて、お礼に金貨をくれるか、力を、
貸してくれるというわけだ、悪者を退治するのは遠慮は要らないのだよ、悪者はうんと怒らせて、かかって来るようにするのさ、そこを叩き潰せばよい、徒党を組んでも勝てる方法は、
あるのさ、

むやみに戦ってはいけない、勝てる工夫をするのさ、その為には優れた武器に知恵を使うんだよ、まあ、その為に金を稼いでいるようなもんだがと言うと、普通の人間はとてもそうは、
いかないわと言うので、それだけ多くの災難にあっている訳だ、これは試練らしいと笑ったのです、庭一杯のチューリップか、さぞかし綺麗でしょうねと目を輝かせたのです、そう、
その目だよ、

とても素的だねと唇を重ねて、再び燃え上がったのです、何回か情を重ねてそのまま寝てしまったらしく、目が覚めるとスーザンはいません、フランス語で書いた置手紙があります、
楽しい一日をありがとう、閣下の申し出に甘えようと思いましたが、やめました、ヤツパリ自分の手でつかんだ幸せでないと、直ぐに壊れてしまいます、マックの牧場に雇って貰い、
一から出直します、

馬にも乗れるようになり、料理も覚えて牧場の人に美味しい物を作ってあげます、元気で日本に帰って下さい、いつかは又会えますように、スーザンと書いてあります、そうか牧場、
で出直すか、それも良いだろうと思い、ホテルを出て宿舎に戻ったのです、白人の女が入って来て、メイドのマリアです、日本に帰られるまでお世話しますと言うので、それは有難、
いと言うと、

朝食はと聞くので、まだなんだよと言うと、それでオムレツを作りますと言うと部屋を出て行ったのです、暫くして、オムレツ、パン、バター、コーヒーを持って来て、テーブルに、
並べたのです、オムレツを食べて、中々美味いよと言うと、気にいって貰って嬉しいですというので、マリアと言う事はロシアから来たのと聞くと、ハイ、モスクワの近くで生まれ、
ました、

ロシアに行った事がありますかと聞くので、ナホトカからウラジを通りロシアに行き、西洋を回って来たのだよと、モスクワにも立ち寄ったよというと、それではモスクワ一の剣士、
を破った東洋人は閣下だったのですかと聞くので、知っているのと聞くと、ハイ、最近ここに来たばかりです、ロシアでは有名な話ですよ、こんな処で会えるなんて驚きですと言っ、
たのです、

なぜ此処にと聞くと、姉がイギリス人士官と結婚していまして、ここに赴任しています、両親はなくなりましたので、ここに頼ってきたのです、自分の食い口くらいと思い、ここで、
働かせて貰っているのですと言うので、何と言う士官なのと聞くと、副官をやっているマクナマル大尉ですと言うので、おう大尉の妹になるのだな、中々優秀な副官だねと言うと、
そうですか、

姉の尻に敷かれているのですよと笑ったのです、ここに住んでいるのと聞くと、ハイ、士官用の住居があり、そこに同居していますと言ったのです、副官がはいてきて、総督が呼ん、
でいますと言うので、大尉の妹さんだそうだね、後で町を案内してもらうが良いかなと聞くと、どうぞ閣下のお世話係りです、自由にお使い下さいと言ったのです、何か用なのかな、
と言って、

総督の執務室に行くと、いつでも出航できるようにしていたのですが、シンガポールで騒動が持ち上がり応援に行きますので、戻りが20日後になるのですがと言うので、急いでいる、
訳では無いので、良いですよと言うと、そうですか、それでは暫くここでのんびりして下さいと言うので、わかりましたというと、執務室を出て宿舎に戻ると、何か用でしたかと聞、
くので、

後20日滞在する事になったと言うと、そうですか、色んな所に案内しますわと言ったのです、それでは出掛けるかと言うと、ハイ、お弁当の用意も、出来ていますと言うので、馬に、
乗ると、まずは自然公園に行きますと言って郊外に進んで行き、暫くすると小さな湖があります、色んな動物が水のみにやってくるのですよ、珍しい動物もいますと言ったのです、

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