第129話

文字数 2,809文字


江戸日記(弟五部)129

ヨットを海に出して乗り込むと、風は左斜めから右に吹いているので、帆を立てると右に進むので、帆を調節して海に向かったのです、中々の速さで進みます、これは面白いと喜ぶと、
ブイの外に行くと、イルカの背びれが見えます、近づくと併走して走るので右に行き方向を変えて、帆を降ろしてバケツからいわしを出して、イルカの口元に持って行くと、ぱくりと、
食べたので、

一緒にいたイルカにもそれぞれ二匹づつ上げると、ククククと声を出してほおづりするくで、手でなでると、一斉にジャンプしたのです、後で又やるぞと言って帆をはり、マリアの元、
に向かい、砂浜にヨットを引き上げて傍に行くと、もう、覚えたのねと言うので、これは面白いと言うと、ヤツパリ運動は得意なのねとコーヒーを入れるので、飲んで、準備万端だと、
言うと、

イルカがジャンプしていたけどと言うので、朝食にいわしを上げたら、喜んでいたよと言うと、嬉しいとジャンプするんだと言うので、あの辺を回遊していれば、サメは近づかないよ、
警備員より役に立つわけだと言うと、なる程海の番犬ですねと言ったのです、マリアも泳げば良いのにと言うと、女で泳ぐのはベテイくらいの物ですよ、水着を着ても透けてみえるわ、
恥ずかしいと言ったのです、

色つきの生地なら透けないよと言うと、体の線がでますと言うので、マリアはスタイルが良いので恥ずかしくないよと言うと、そうですかと言うので、店に連れて行き、青に水玉の、
水着を買い、きてみてと言うと、着替えてきたので、良く似合うではないか、良いスタイルだよというと、恥ずかしいと言うので、さあ行こうと手を引いて海に入ったのです、怖い、
言うので、

わたしが支えているので、足を上下に動かすんだよと言うと、バタバタと動かすので支えて、上手い、上手いと言って、塩水だから鼻から入ると苦しいので、吸い込んではダメだよ、
吸い込んだら飲み込まず吐き出すんだと教えて、人は頭が重いので、息きを止めて頭をつければ簡単浮くのだよと言って、頭をつけさせて、手を放すと簡単に浮いたのです、ハイ、
顔を上げて、

息を吸って、頭をつけて息を少しずつ吐くんだよと教えると、コツを覚えたので、次は足をバタつかせて、両腕で水をかき後ろに行かせると、前に進むよ、慣れたら顔を上げたままで、
同じ動作をするんだよと言うと、言う通りにすると、泳げるようになったのです、上手いよ運動神経も凄く、良いではないのと言うと、先生がいいのよと抱きついて唇を合わせるので、
ダメだよと、

言うとマリアが一物を、触るとグググと硬くなったので、まずいというと大笑いしたのです、様子を見ていると1人で泳げるようになったので、ちょっと休もうと岡に上がりシャーワー、
を浴びて、ぶどうジュースを買って席に座り、日陰にいた方が良いよ、マリアは色が白いから、バスタオルを掛けていた方が良い、いきなり焼くと火ぶくれになるよ、私は慣れているら、
大丈夫だと言ったのです、

泳ぐのが、こんなに楽しいとは思わなかつたわ、ベテイの気持が良くわかったと言うので、サメには気をつけるのだよと言うと、遠くにはいけないから大丈夫よと笑ったのです、ベテイ、
とジヨンが傍に来て、早いのねと言うので、ヨットの練習をしていたんだよ、大体わかったので、いつでも勝負できるよと言うと、まいったなあ、もう覚えたのですんかと言ったのです、

ベテイがマリアの水着姿を見て、泳いだのと聞くので、マリアが源三郎に教えてもらったの、少し泳げるようになったわと言うので、嬉しい仲間が出来たわ、2人で一杯泳ぐ女の仲間
を作りましょうと言って、私達も着替えてくるわと、2人は傍を離れたのです、2人が着替えてきてマリア泳ごうと手を引いて海につれていき、ジョンと源三郎はヨットを海に入れた、
のです、

源三郎がスイ、スイと進むので、これは愕いた上手いではないですかと言うので、勝負はいつも真剣にやらないとと笑ったのです、一通り練習すると、さつきのイルカが寄ってきたの、
です、ジョンがあの先に棒が立ててあります、あそこまでに先に着いた方が勝ちですと言うので、わかったというと、スタートと言ったら、帆を張りますと言い、行きますよと言うと、
スタートと言うので、

帆を張りまずは沖に向かって勢いよく進んで行ったのです、やがて反転して左に進むと互角の走りです、半分まで来て沖に反転しょうと右に重心を移すと、勢いがつきぐら~と倒れそう、
になったので、慌ててもどすと、ジヨンはスムーズに反転して、お先にと笑うと進んで行ったのです、まいったなこれでは負けだなと帆を降ろしのです、岡から見ていたマリアがあ~、
反転に失敗したわ、

これで負けかと、ガッカリしていると、まだ、まだよとマリアが言うので、これから追いかけても相当ロスしたから追いつけないわと言ったのです、源三郎が傍にいたイルカに頼むぞと、
言って、わっかを作ったロープを、首に巻きつけて、へさきに縛りつけ、ポンと腹を叩くと、イルカが泳ぎだして目標に向かってグン、グンスピードを上げると、ヨットは水しぶきを上、
げて直進したのです、

ジョンは何だ帆も張らずになんで走れるのだと愕いていたのです、岡ではマリアがほら秘策がでたわと笑うと、すご~いなんで進むのと愕き、あれではぶっち切りの勝ちだねと手を叩い、
たのです、源三郎がゴールの棒を走りぬけると、暫くしてジョンが着いたのです、イルカに紐が結びつけてあるのを見て、なる程イルカかこれに敵うはずがないわ、完敗でしたと言った、
ので、

いや、ヨットの競争ではジョンの勝ちだよ、イルカがいなければベタ負けだったと言つて、ロープを外して、顔を叩き良くやったと言って、残りのいわしをやると、みんなが喜んで食べ、
て、一斉にジャンプして右に泳いでいったのです、ヨットを砂浜に引き上げで、2人の処へ行くと、ジヨンが完敗だった、仕方ない婚約は解消するよと言うので、ベテイが仕方ないわね、
これからは友達だよと言ったので、

イルカがいなければわたしの負けたよ、ヨットの勝負ではジョンの勝ちだと言うと、ジョンが負けは負けです、見苦しいまねはしませんよと言うと、金貨10枚を渡すので、それでは貰っ、
ておこうと受取ったのです、こんどは親の意向ではなく、ジョンが実力でベテイに気に行って貰えば良いではないか、仕事の出来る男が望みらしいから、力を見せ付ければベテイから、
恋人になってくれと頼まれるよと言うと、

なんと言つても閉職ですからねと言うので、後金貨10枚でその場所を総督府の重要な部局に出来る方法を教えるがと言うと、本当ですか払いますよと言うと、カバンから金貨10枚を出し、
て渡すので、それではあのカフエで教えてやると言って、2人は適当に泳いでいてと言うと、ジョンを連れてカフエに入り、ビールを頼んだのです、杯を重ねて、昨日ベテイに話した事、
を聞かせると、

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