第135話

文字数 2,918文字


江戸日記(弟五部)135

このまま帰るわけには行かない、明日まで部屋にいらせてくれと言うので、そうか夜は危ないからな、いいぞと言うと、あんたはヤッパリ、キョンシーだと言うので、テングだよと笑った、
のです、大佐が戻って来て、周がはきました、海賊に化けていた実行犯も全員拘束しました、阿片も大量に見つかったそうです、財産没収の上懲役刑になります、1等書記官は命に別状な、
いそうです、

拉致された後帆船に乗せられ、夜に桟橋につき、あの倉庫に監禁されたそうです、閣下が言ったとおり、小船4隻と強奪品を船に積み込んだといっています、2グループ40人がおり、交代、
で強奪していたそうです、売りさばき先はフランス、イギリス、の商人だそうですが、相手の者は盗品とは知らなかったと言っています、財産総額は少なく見積もっても、金貨5000枚は、
あるとの事で、

総督が大喜びしています、閣下に報酬を渡すそうですというので、陳からカジノで巻き上げたので、大佐に金貨200枚を上げよう、さつき渡したのは帰さなくて良いよ、部下達にわけてと、
言うと、いいんですかと言うので、給金だけでは大変でしょう、家族に何か買って上げれば良いですよと言うと、それでは有難く頂戴します、明日は上海まで送り届けますよと言うので、
宜しく頼みますと言うと、

金貨を持ち部屋を出て行ったのです、気前が良いんだなとリンが言うので、陳から巻き上げた金だから良いのだよと言うと、あのローヤル、ストレート、フラッシュはイカサマかと聞くの、
で陳が気を使ったのだよ、奴は周のルートを握れば年に少なくとも金貨2000枚は稼げる、600枚位安いものなのさと言うと、しかしルーレット、バカラでも勝ったでないかと言うので、
ついていたのさと笑ったのです、

翌日総督府に顔を出すと、大変お世話になりましたアーサー伯爵の言うとおり、中々凄い知恵をお持ちですな、あの周が犯人とは愕きです、総督府にも信用がある商人だったので、みんな、
愕いていますと言うので、身代金なんて要求しなければこんな事にならなかったのです、ずに乗りすぎたのですよ、そのおかげで総てを失う事になったのですと言うと、そうですなあれだ、
け財産をもっているのに馬鹿な奴です、

ここに金貨500枚ありますこれは今回の報酬ですと言うので、遠慮なく頂きますと言うと、出航の準備は出来ているそうです、航海の無事を祈りますというので、お元気でと握手をして、
桟橋に行き、荷物を積み込んで船に乗ったのです、艦長がイカリをあげろ帆を張れと言うと、帆が一杯に張られて勢い良くシンガポール海峡を抜けて、南シナ海を進んで行ったのです、

北半球は冬から春になる季節ですと言うので、1年半の旅も終わりますと言うと、又オーストラリアにも機会があれば来てください、その頃は開拓も大分進んでいるでしょうと言うので、
沢山鉱物資源が見つかれば良いですねと言うと、ハイ、私も退役したら移住しょうと思っていますと笑ったのです、10日掛けて上海にたどり着き、大佐に別れを言ってジョンを訪ねると、
お待ちしていました、

ホテルに案内しますと言うので、ホテルに行き部屋に入ると、椅子に座り、デイックはまだいるのかと聞くと、ハイ、この近くのホテルに泊まっています、何人だと聞くと、一人で来ま、
したが、従者と言って中国人を雇っています、人数は5人です、この人数で閣下を襲うつもりでしょうと言うので、馬鹿な奴らだな、わしは総てを知ってるのにと言うと、どうします、
と言うので、

ここで叩き潰そう、あす長崎行きの船が出る私が乗船すると伝えれば、必ず同行させろというはずなので承知してくれ、私は奴を知らないと思っているので、夕食を一緒にと誘ってくれ、
と言うと、承知しました、こちらも人数を集めておきますというので、今回の手間賃だと言って、金貨100枚を渡すとありがとう御座います、世話係りを用意してありますと言って呼び、
に行くと、

1人の女が入って来て、チャイナ服を着ていますが、蘭と言いますと日本語で言うので、日本人か、まあ座りなさいというと座ったので、子供の頃売られて来たのだそうですというので、
日本に帰りたいかと聞くと、いいえ、ここが私の故郷です、日本は鎖国しています、帰えればひどい目に会うかもしれませんし、知っている人はだれもいませんので、ここに骨を埋める、
つもりですと言うので、

無理じいはしないよと言うと、今日一日だけお世話させてくださいと言うので、わかった宜しくと言うと、早速上海の町を案内しますと言うと、ジョンが蘭が夕食の場所にも案内します、
ゆつくり上海を見物してくださいと言うと、帰って行ったのです、それではシャワーを浴びるよと言って、シャワールームに行くと、蘭も入って来て、体を洗いますと言うとシヤボンを、
つけて洗い始めたのです、

自分も体を洗い、源三郎の一物を擦るので大きくなると、湯船に入らせて上にまたがり、一物を敏感な部分に入れて激しく動かしたのです、これはたまらんと言って唇を重ねると、舌を、
からめて来たのです、乳房を揉むと大きな声を出したので、激しく突き上げると、よがり声を出して抱きついたのです、だめだ我慢できんと言うと、一気に放出したのです、小さくなっ、
たので、

一物を引き抜き綺麗に洗って、体を拭き、初めて日本人と情を交わしました、あれはとても硬いですね、と笑ったのです、外にでると、バスローブを着てビールを注ぐので、飲み干し、
たまらんと言って、蘭もと言って注ぐと、ゴク、ゴクと飲み干して、美味しいですねと言ったのです、ジヨンから話は聞きました西洋を回ってきたんでしょう、今夜は一杯話しを聞か、
せて下さいと言うので、

話してあげようと言うと、喜んだのです、一服して街にでる事にしたのです、中国も海禁と言う鎖国していましたが撤廃され、外国船の立ち寄りは認めています、ここは外国人の専用の、
場所になっています、中国人は入れませんので、安全な場所ですよと言うので、出島みたいなもんだなと言うと、そうです、もう追い出す事はできません、色んな国の人がいます、何で、
もありますよと言うので、

蘭はジヨンに雇われているのと聞くとええ、そうです、清国人から買われたのです、それまではひどい生活でした、今は不自由なく生活しています、厭な人とは、寝なくても良いと言っ、
てくれています、とても優しい人です、清国人と結婚しても良いし、西洋人のおめかけに、なっても良いと言われていますが、清国人は厭です、イギリス人から声がかかっていますが、
もう少し、

ジヨンの元で働きますと言うので、何か商売をすれば良いではないかと言うと、売春宿の女将くらいしか出来ませんが、お金がありませんと笑うので、金貨400枚では、出来ないのと聞、
くと、それだけあれば20人は雇えますし、家も買えますというので、それはわしが出してやろう、シンガポールの総督に貰ったイギリス金貨があると言うと、見知らずの私にですかと、
言うので、もう情を交わしたではないかと言うと、そんな大金いいのですかと言うので、遠慮する事はない商売していれば一生食うに困らないだろうと言うと、

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み