第106話

文字数 2,677文字


江戸日記(弟五部)106

それでは衛兵の見回り時刻を教えてください、それから神父が一同にかいする時間はありますかと聞くと、夜の10時には夜食をとる為に一部屋に集まりますと言うので、まだ時間があり、
ますな、衛兵はと聞くと二時間に一回ですから、7、9、11、1時と続きますと言うので、それでは全員集まったところで、眠り薬を鍵穴から散布します10分で眠ります、その間に司教の、
部屋に入り書付を探しますと言うと、

10~11時の1時間しかありませんがと言うので、隠すとすれば十字架のある祭壇だと思います、無ければ諦めて出てくれば良いのです、20分もあれば済みますよ、それを法皇に送ります、
後は待てば良いのですと言うと、どうしてそこまでと言うので、許せないしょぶんなのですよと笑ったのです、エルザは場所を教えて頂戴、離れた場所で待っていておくれ、金があれば、
教会のイエス像の前においておきましょう、

他の神父が見つけたら大騒ぎしますよ、まさか司教が自分の物だとは言えないでしょう、言えば多額の金をもっていた事になりますからねと言うと、なる程証拠になりますな、して私の、
役目はと聞くので、かかりあってはいけませんので、ここで待っていて下さいと言ったのです、教会に入れる場所はありませんかと聞くと、川に排水口があります、一つ手前の蓋を開け、
れば物置の横です、

そこから中に入り右から二番目の部屋で夜食を取るはずですと言うので、それだけ聞けば万全です、覆面と黒い格好をしていきます、さてソロソロ行きましょうと言うと、エルザが馬車、
を用意しますと席を立つたのです、暫くすると用意出来ましたと言うので、馬車にのりホテルに戻り、黒い和服と道具を持って、馬車に乗り進んで行き、排水口の傍に行き、異変があっ、
たら私に構わず、

立ち去るのだ、私は違う方向へ逃げるので大丈夫だよと言うと、洋服を脱ぎ和服の忍び装束に着替えて、覆面をすると、不思議な格好ですねと言うので、ハポンの盗賊の格好だよと言っ、
て空地に馬車を止めて川原に下りて、排水口にローソクを照らして入って行ったのです、暫く歩き行き止まりの一つ手前でローソクを消して、懐に仕舞い、静かに蓋をずらして首を出、
して、

回りを確認して素早く外に出て、蓋を閉めて建物の中に入り、忍び足で進み二番目の部屋の鍵穴から覗くとみんなが夜食を取っています、霧吹きを鍵穴に差込そっと吹いたのです、半分、
吹いたところでやめて、鍵穴を覗くと、薬が効いてきたみたいで、全員がうつ伏せになったので、司教の部屋に行くと鍵はかかっていません、月明かりで部屋の中が見えるので探すと、

祭壇があり大きなイエス像があります、手に持って底を回すとくるくる回るので外すと、中に紙が入っています、何やら数字と文字が書いてあります、間違いないと懐にいれて元に戻し、
ベットの下を見ると、袋があります、引き出して中を見ると金貨です、500枚は入っています、5袋ある内の一袋を担ぎ階段を降りて、教会に入り、袋を開けてイエス像の前に広げて、
置いたのです、

中から100枚位を音がしないように、別の袋に入れて教会を出て、排水口の蓋を開けて中に入り蓋を閉めて、出口に向かったのです、川原に出て馬車に乗り込み、上手く行った静かに走、
らせてと言って、忍び装束を脱いで洋服に着替えたのです、程なく店に着いたので、エルザに馬車を返すように言って、店に入り、どの位かなと言うと、ジョセフが時計を見て、今、
10時45分だ、

お見事と言うので紙を取り出すと、ドイツ語ですなと言って、一枚が今年徴収した金額で、もう一枚が教会に納めた金額です、計算する金貨で500枚は懐に入れている事になりますと、
言うので、5袋あったので、いままで相当懐にいれているのだろう、これを法皇に送れば良い、なんで、みんな寝ったかわけが分からないだろうが、明日のミサでイエス像の前の金貨、
を見つけて大騒ぎするだろうと言ったのです、

エルザが帰って来たので、これはご苦労賃だよと、1人金貨25枚づつ渡すと、泥棒の上前をはねるのですかと言うので、危険をおかしたのだ、イエスは許してくださるよと笑ったのです、
ジョセフが遠慮なく頂こうというので、みんなもありがとう、イエス様と受取ったのです、しかし、凄いですねと言うので、盗っ人を相手にしていると腕も上がるのだよと乾杯したの、
です、

ジョセフが個別に祝宴を開きましょうと言うので、ふたりづつ、二階の部屋に上がったのです、エルザが源三郎の洋服脱がせて裸にし、自分も裸になり、またがって源三郎の一物を加え、
てしごくと直ぐに大きくなったのです、エルザの敏感な部分に指を入れると凄くぬれています、上に乗り敏感な部分に源三郎の一物を入れて、激しく動かすので、これはたまらんと言う、
と、

エルザは大きなよがり声を出して更に激しく動かすので、たまらず放出してしまったのです、覆いかぶさり唇を重ねて、舌をからめて腰を動かすと、再び大きくなったので、今度は上下、
に動かすと、あ~と大きな声を出して、暫くするとピク~と痙攣したので、またもや放出したのです、小さくなったので引き抜き、濡れタオルで綺麗に拭き取り、添い寝してどうでした、
と言うので、

気持良かったというと、私もですと指を絡めたのです、シャワーを浴びましょうと言うので、2人でシャワーを浴びて、サツパリして上がり、ビールで乾杯したのです、さてそろそろ、
帰るよ、ここに25枚の金貨がある、アンネと分けると良いと渡すと、いいんですかと言うので、いきなり派手に使うなよ、目をつけられて、怪しまれるといけないからな、アンネにも、
気をつけるように言うのだと言って、

洋服を着て、それでは元気でなと言うと、旅の無事を祈っています、今日はありがとう、カフエバーを開く資金にしますと言うので、それは良い成功を祈るよと言うと店を出て馬車に、
乗りホテルに戻ったのです、ベットに入ると直ぐに寝てしまったみたいで、声がするので目を開けると、いい天気ですよと言うので、起き上がり、それではプロセインに行こうと言う、
とマリアも一緒でいいでしょうと言うので、

勿論だよご両親の所に送って行こうと言うと、マリアが宜しくお願いしますと言うので、昨日は沢山話しが出来たか聞くと、アリサがええ遅くまで話していたのよと言うので、ベルリン、
までは沢山話す時間があるよ、僕が馬を走らせるから、二人は馬車に乗ると良いと言うと、朝食を取ったら出掛けましょうと言うので、顔を洗い着替えてレストランに行き朝食を食べた、
のです、

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み