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文字数 677文字
と、俺がオーバーリアクションを取ると。
「そうだよ、火で炙ったり電気流されたり、
切り刻まれたり、薬打たれたり。
凄いのなんのって」
「はっ!俺はその手は大丈夫。
それよりは今は、目の前で焼肉でも食ってて、俺にくれないのが拷問かな。いやラーメンか。う~ん、カレーも捨て難い」
「あはは、分かった。お前が捕まるときは、
腹一杯にしといてやるよ」
と龍二が笑って言った。
「そうしてくれ。あっ、アジトに飯ある?」
「さあな、最近は下層民街にも、美味しいレストランがあるから。アジトは完全に仕事部屋になってる。休憩用に、お茶位あるだろう」
「えーっ、腹減った。ハンバーガーぐらいは?不味かったけど」
「あはは、店出したから無いよ」
「参ったな〜。じゃ、お前の車に弁当無い?」
「無いよ、完売だ」
「すげぇな、先輩。サンドイッチ売れますかねぇ」
「お前の努力次第」
と軽口を叩き合っていると、扉に出くわした。
龍二は、扉の上横にあるカメラに向かって。
「大山龍二、早野寛を連れてきました」
と言った。扉は内側からガチャリと開いた。
そこは普通の家のリビングの様だった。
扉を開けた男も、普通の格好をしていた。
そして気が付いた、臭くない。
あの時のあの臭いが一切しないのだ。
あれは、わざとと知っていても。
ここも変わったなと思わされた。
そして、部屋の1番奥の机の椅子に河野さんが座っていた。綺麗に髪を整えていたので、
一瞬誰か分からなかった。
すると、俺達の後ろで男が、滑車付きの本棚をずらして扉を隠していた。
わぁ〜、秘密結社みたい・・・。
と思って、秘密結社だけど。
と一人で突っ込んで、ニヤケてしまった。
「そうだよ、火で炙ったり電気流されたり、
切り刻まれたり、薬打たれたり。
凄いのなんのって」
「はっ!俺はその手は大丈夫。
それよりは今は、目の前で焼肉でも食ってて、俺にくれないのが拷問かな。いやラーメンか。う~ん、カレーも捨て難い」
「あはは、分かった。お前が捕まるときは、
腹一杯にしといてやるよ」
と龍二が笑って言った。
「そうしてくれ。あっ、アジトに飯ある?」
「さあな、最近は下層民街にも、美味しいレストランがあるから。アジトは完全に仕事部屋になってる。休憩用に、お茶位あるだろう」
「えーっ、腹減った。ハンバーガーぐらいは?不味かったけど」
「あはは、店出したから無いよ」
「参ったな〜。じゃ、お前の車に弁当無い?」
「無いよ、完売だ」
「すげぇな、先輩。サンドイッチ売れますかねぇ」
「お前の努力次第」
と軽口を叩き合っていると、扉に出くわした。
龍二は、扉の上横にあるカメラに向かって。
「大山龍二、早野寛を連れてきました」
と言った。扉は内側からガチャリと開いた。
そこは普通の家のリビングの様だった。
扉を開けた男も、普通の格好をしていた。
そして気が付いた、臭くない。
あの時のあの臭いが一切しないのだ。
あれは、わざとと知っていても。
ここも変わったなと思わされた。
そして、部屋の1番奥の机の椅子に河野さんが座っていた。綺麗に髪を整えていたので、
一瞬誰か分からなかった。
すると、俺達の後ろで男が、滑車付きの本棚をずらして扉を隠していた。
わぁ〜、秘密結社みたい・・・。
と思って、秘密結社だけど。
と一人で突っ込んで、ニヤケてしまった。