揺らぎ(6)
文字数 498文字
私からヒカルに電話をするつもりはなかった。今のところヒカルは恋人候補でさえなかったし、かといって友達というわけでもなかった。
だから放っておく事にした。ほったらかしにすればどうせまた騒いでくるに決まっている。
数日後の夕方。収入印紙を取りにカウンター裏に下がった時、打ち合わせスペースに支店長と課長がいるのが見えた。
話の内容はわからなかったが和やかな雰囲気とはいえなかった。
(何だろう?あのことかな?今頃?)
何だか嫌な予感がした。
気になって仕方がなかったけれど課長にこっそり聞くタイミングがなかった。
課長も自販機にジュースを買いに行ったりしなかったからメモを渡す事もできなかった。
私が裏に行ったり課長がカウンターの方に来てもいつものように私をチラっとみたりする事もなかった。
そんなはずはないと思ったけれど何だか避けられてるような気がした。
朝はいつもと変わりなかったからそうなるとますますさっきみた光景が関係ある気がしてきた。
(やっぱり何か言われたんだ、きっと・・・)
ますます気になった。
そろそろ帰り支度をしようという頃になっても話もできなかったので今日は諦めようと思った。
だから放っておく事にした。ほったらかしにすればどうせまた騒いでくるに決まっている。
数日後の夕方。収入印紙を取りにカウンター裏に下がった時、打ち合わせスペースに支店長と課長がいるのが見えた。
話の内容はわからなかったが和やかな雰囲気とはいえなかった。
(何だろう?あのことかな?今頃?)
何だか嫌な予感がした。
気になって仕方がなかったけれど課長にこっそり聞くタイミングがなかった。
課長も自販機にジュースを買いに行ったりしなかったからメモを渡す事もできなかった。
私が裏に行ったり課長がカウンターの方に来てもいつものように私をチラっとみたりする事もなかった。
そんなはずはないと思ったけれど何だか避けられてるような気がした。
朝はいつもと変わりなかったからそうなるとますますさっきみた光景が関係ある気がしてきた。
(やっぱり何か言われたんだ、きっと・・・)
ますます気になった。
そろそろ帰り支度をしようという頃になっても話もできなかったので今日は諦めようと思った。