†ｍｏｂ達の花雪商隊解説②†　国際的ＮＨＫ

　大変、日が暮れてきた————

　マイペースじゃな。

　アレを見て————日が暮れようとしている、大変。

　うろたえるな、暮れた所で死にはせぬ。許可なく暮れる日が死ぬべきじゃ。




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『徒党を組んだ賊もめっきり減ったが、アイツら最近、ゲリラ戦に切り替えて来てるだろ？　ヒットアンドアウェイってやつ』


　護衛は同僚を指差す。


『わかったぞ————戦力を少なく見せて、賊をおびき出すんだな』


　同僚は肩をすくめる。


『俺は嫌いだがな……まるで〝鏢局〟だ』

『鏢局がウザイのには同意だが……アイツら偽装なんてするのか？』


　鏢局とは頼もしき運び屋(トランスポーター)————などでは全く無い。


『〝危険地帯を征くトランスポーター〟なんて抜かしてるが、只の地方ヤクザだ。その意味は〝俺らに荷物を預けない奴は襲う〟』


　鏢局とは縄張りを通行する人や物からショバ代を巻き上げる、組織(ヤクザ)である。ショバ代を拒む者はメンツを懸けて潰され、潰される側にとっては盗賊と同種の者————と言うより、盗賊が優勢に

なり過ぎた

地域で商人(エモノ)が通らなくなると、

盗賊が決まって始める

関税商売である。
『危険なほどに価値が高まる』『平和になれば商売上がったり』このような時点で、

危険にしているのは誰か

はお察しだ。自分達で危険にしているのだから自分達だけは安全。世間知らずの依頼者(マザコン)からは感謝さえされるボロい商売である。

　二十一世紀で『在日朝鮮人』が縄張りにしている、日本の『インターネット風評被害対策業者』と原理は同じ。ショバ代を払わないあらゆるコメント欄を荒らし、閉鎖に追い込む。
　ガチャゲー、Vtuber、ストリートファイター、ちょっとした批判にも過剰な攻撃を行ってくる集団はコアファンでは無く〝コアファンを装った複垢自演業者〟である。ツイッターに『このFGOのイラスト、ネットに落ちてるのに金払うなんてバーーーッカじゃねぇの？』と書き込むだけで、それらが数千垢単位で群がって来る。ファイナルファンタジーが〝ホストホスト〟と過剰に批判されるのも〝据え置きゲー業界〟が〝ガチャゲー業者〟の総攻撃を喰らっているからだ。
　これらはいわゆるステマ犯罪だが、パチンコと同じく政府警察が取り締まることは無い────何故なら、最も在日朝鮮人業者にお世話になっているのは彼らだからだ。

　そして二十一世紀にも、この〝鏢局〟をヒーローのように描いたドラマがある。製作国は勿論、抗日プロパガンダドラマで名高い、蟲のようなあの国。しかも〝蟲国で圧倒的高評価を得ている〟と言うのだから、さすがはステマ宗主国である。
　このクソドラマは極東島国にも輸入配信されており、輸入しているのは〝日本人攻撃企業〟として有名な〝NHK〟である。日本人を攻撃して得た金で特亜ドラマを輸入し、それを見せてまた金を巻き上げている。
　そんな反日ヤクザを〝公共〟と祀り上げ、毎月ショバ代まで献上しながら反乱も起こさぬとは、さすが極東島国には気持ち悪いほど奴隷マザコンが多い。小池百合子が東京都民のお母さんであるように、NHKは日本人にとってのお母さんなのだ。そんなに腐った羊水が好きなら、始めから外に出て来るな。


『そいつは確かにプライドが、めちゃ許さんよな』

『俺たち気功家は〝最強の武侠〟だ、堂々と闊歩する。便衣兵みたいな真似は御免だ』


　そもそも盗賊も、いつも商隊を全滅させる訳では無い。商隊後方を分断し、積荷の何割かを奪う────つまり〝数割の犠牲〟を支払えば、盗賊をやり過ごすことが出来るのだ。これも一種の〝ショバ代〟である。欧米の植民地支配も、滅ぼしてしまうより永久に〝アガリ〟を得る方が効率的である。
　鏢局と盗賊の違いとは、頭の悪い大多数(マザコン)には判らぬよう搾取するか、馬鹿正直に搾取するかくらいのもの。そんな鏢局ひしめく河西回廊を、商売敵である花雪隊は顔パスで往来している。つまり現在、河西回廊を

シメて

いるのは花雪隊だ。

　その花雪隊は〝花雪牙行〟という企業形態を取ってはいるが、本質は鏢局と同じく〝半マフィア〟であり〝半カタギ〟である。この〝半〟という性質が武侠(マフィア)達にとっては

とんでもなく魅力的

なのだ。
　何故ならマフィア事業————賭博、娼館、麻薬、不動産、暴力、犯罪、行商、ステマ、それらは莫大な利権が眠る一方、必ず国家の犬である『朝廷(けいさつ)』という天敵が存在する。
　牙行とは〝

国に認可された

法人組織〟であり、花雪牙行とは

朝廷認可

の元で自由に動ける〝国際的N H K(ヤクザ)〟なのである。日本で言えば在日朝鮮玉入れ(パチンコ)様に尽力して日本人(チョッパリ)をしょっぴく会系列傘下・警視庁(けいさつ)組〟もしくは創価学会系列の中国侵略船を日本領海にエスコートする〝海上保安庁組〟────

マフィアをしょっ引く権限を与えられたマフィア

という事だ。

　NHKも警察も『崇高な志で立ち上げられたが腐敗した』と、よく語られるが、それは頭が悪い者達の勘違いである。〝国民全員からショバ代を徴収するまで成り上がったヤクザ〟こそがNHK、警察、JASRAC、日教組、創価学会、統一教会、在日朝鮮人、ユダヤ人などであり、王、貴族、医者、朝廷、政府などである。権力を得る方法は太古から〝ヤクザ〟のみであり〝真面目に働く者〟は善い者でも何でもなく奴隷である。
　花雪牙行もヤクザの例に漏れず、一般市民には暴力的利権(しゅうきん)をチラつかせ、同業者(ヤクザ)には朝廷(オカミ)をチラつかせ、戦争中の宋と西夏を往来する危険な行商業を利権(シマ)にしている。
　その構成員である〝気功家〟は殺し屋、暗殺者、忍者などに分類される極めて影の薄い武侠────彼らにとって人気の無い荒野を征く商売(シノギ)は都合が良く、敦煌市民には英雄呼ばわりまでされ、花雪商隊(ここ)はまさに天国のような職場。〝キャバクラや風俗経験があるので顔出しは出来ないが喋りは上手い女〟に仮のアバターを与え、大金を稼ぐ有名Vtuberにプロデュースしたようなもの。運営がヤクザだからこそ、キャバ嬢もホロライブキャストも報復を恐れず、安心してオタク男達を騙して搾取できる。

　花雪商隊がこのような〝国際的NHK〟まで発展した理由は、貴族(せいじか)の娘である花雪とユエが、コネを駆使し、貴族の知識で法の抜け穴を突いているから————これらが十八歳の女子達に屈強な武侠(マフィア)達が付き従っている理由である。


『俺も、霊宮で隠密(スパイ)科に行く連中は理解できないね』


　とは言え、気功家とはデリケートな立場故、様々な気苦労も多い。


『分かる、分かる。なんつーか対極だよな、

やりたい事

と』