おまけ
文字数 1,181文字
名前:アークトゥルス=ボーティス(畑の魔女)
性別:女
年齢:18
身長:155センチ
晴れてプロの農婦として芽吹いた魔女。
一時は夜宴に属していたが、そのやり方がどうしても受け入れられず非協力的だった。当然目の上のタンコブ扱いで一度は命まで狙われるも、スピカ達の助けで生き延び今に至る。
スピカ達と出会った当初は芯の弱いところがあったが、今は心身共に充実したお陰でかなり逞しい印象になった。
農業、魔法の特訓、人形製作。とかなり色々取り組んでおり、結構なポテンシャルお化けである。
名前:花圃の魔女(本名不明)
性別:女
年齢:23
身長:156センチ
夜宴の魔女の1人。コスモスを含むネブラ湖周辺の地域を活動エリアとするグループのリーダー。
極めて支配欲が強く陰険。単なる力や恐怖による統治では満足せず、心さえも手中に収める事で絶対服従させる事に至福の喜びを感じる。
そんな性格であるが故に得意とする魔法も洗脳系。魔力を与えながら育てた花々から精製する、特製のお香を嗅がせる事で相手の頭をお花畑にする。
名前:ハマル=エリース
性別:女
年齢:72(享年)
身長:151センチ
心優しいベテラン農婦。元々農家の生まれではなく、他の街区から農園区に嫁いで来た。
右も左も分からない、知り合いもいない農園区で奮闘した経験がある苦労人。幸い嫁ぎ先の家庭は温かく、手助けを得ながら苦難を乗り越え大農家の長となった。
他所者のアークに親切だったのも、苦労していた時の自分と彼女を重ね合わせていたからかも知れない。
名前:ネカル
性別:男
年齢:25
身長:186センチ
アークの専属執事。
一見従順に主人に従っている様に見えるが、裏ではアークを死に追いやろうと画策している。
本体である頭はいくら傷付いてもアークが生きている限り自動で修復される。(身体はアークに作り直してもらう必要がある。)
アークが得意とする使役系とはだいぶ毛色が違う魔法が使われているが、2人の過去との関係は……?
【舞台設定】
◆夜宴
魔女の、魔女による、魔女の為の組織。規模は約100人。
組織構成は単純。筆頭が『迷宮の魔女』。その下に魔女名を与えられた12人の幹部。更にその下に無名の魔女が付く。この3階級しかない。
各グループ間の交流は乏しく、グループ毎にやり方や雰囲気が大きく異なる。密な連携を取るところもあれば、個人で好き勝手動いているところも。
ただ人間を養分としか認識していないのは、いずれも共通している。
【裏小話】
“魔女は人の運を吸い取る”という噂は、元々夜宴の幹部の一人が考えたデマ。
人間に魔女を恐れさせると同時に、人間社会に魔女の居場所を作らせず、仲間の離反を防ぐ目的で広めた。
思った以上に効果があり、手間暇もかからないので他の幹部も真似する様になり、世界中に広まった。
【あとがき】
祝1万PV!
これはもう人気作を名乗っても過言やね!