おまけ
文字数 1,105文字
名前:デネボラ=レオ
性別:女
年齢:24
身長:165センチ
14歳の頃から家出する形で独り立ち。以来ヘルパーとして10年働き、現在は完全自費で店舗を立ち上げた。
取り敢えずやってみようの精神で、選り好みせず様々なヘルプをしてきたのでスキル幅は非常に広い。
それだけ多くの失敗を経験しているが、それを他人に語るのは嫌い。辛そうな顔を見せない彼女の事を「苦労を知らなさそう」と勘違いしている人は多い。
親しくなった人なら歳上だろうが目上だろうがタメ口で話す。
名前:アクベンス=キャンサー
性別:男
年齢:44
身長:181センチ
星教会の司祭長。担当エリアは13区。
力士の様な筋肉を伴った巨漢で、よく見ると全身傷跡だらけ。聖職に就く前は何をしていたのか非常に気になるが、訊く勇気がある者はいない。
感情の起伏が大きいかつ突発的なので、会話する時は爆発物を取り扱うつもりで慎重に。
名前:アルファルド=ハイドラ
性別:男
年齢:22
身長:177センチ
未熟故に道を踏み外してしまった若者。
とは言え、同じ状況に立たされて騙されない人間はそう多くない。未熟だった事が原因のひとつではあるが、出会った相手が悪過ぎた面も否めない。
今回の件で自分の弱さを直視し更生するのか。はたまた同じ事を繰り返すのか。これからが本当の分岐点である。
名前:マルフィク=オフィウクス
性別:男
年齢:23
身長:168センチ
オフィウクスファミリーの末弟。
ガサツで気遣いのない言動が目立ち、相手を振り回した方が偉いとさえ考えている。
反面、他者を”観る”力に優れ、自分の下僕にできそうな者を的確に見抜く事ができる。
弱者を飼い慣らす能力を身に付けられたのは、彼自身が誰よりも弱いからかもしれない。
【舞台設定】
◆ヘルプ仲介
人手が欲しい者と仕事が欲しい者。この両者を繋ぐ星教会が行う事業のひとつ。ハローワーク的なもの。
目標はヘルプの仕事を通じて実力と経験を積み、良い働きを見せて長期雇用して貰う事。
なのだが、自分で仕事を取捨選択できるヘルパーのままが良いと考える人も増えて来ている。
そういう人は”プロヘルパー”などと呼ばれているが、公的には職として認められていない。
【裏小話】
星教会の主教は就任後すぐに、自分が最も評価する者を司祭の中から1人選出する。その選ばれた司祭が『司祭長』の階位を得る。
司祭長の役割は主教の代理兼後任。主教が何らかの事情で職務を果たせない場合、代わりに主教と同等の権限、責任を持つ。
ちなみにアクベンスを司祭長に任命したのはレグルス。
【あとがき】
今回の話、自分に刺さり過ぎてほぼ自傷行為でした。
「ストロンガーセミナー最高ゥッ!!」って言ってたのが私です。