第63話 書籍化・収益化願望はそんなにないけど、憧れはある(青)

文字数 2,601文字

昨日の話の続きを書く前に、今日やってた作業についてちょっと語ります。


その作業疲れでへとへとです……

お疲れ様でした〜。何をしていたんでしょうか?
あなた達のフィギュア画像を作ってLINEスタンプを作りました。


今回はショップ公開で誰でも購入出来る設定にしたんですが……


売上分配金を受け取る設定にするか?? というところです〜〜ごい迷って……


最終的に、受け取らない設定にしました

作者が最初に120円払って口座登録すれば、受け取れる設定に出来る。だったら一応、そうしておけば良かったんじゃないのかな
買う人、たぶんいないと思うし……
だとしても120円ですし、設定しておいても損しないのでは?
自分の作品でお金をいただくってことに、あまり自信がないというか……金銭に換えることに期待したくないというか。


昨日の話の続きですけど、自分の作る人形で有償依頼を受けるって夢に一歩踏み出せない理由。


お金を受け取ってしまうと、自分の作品に対して、自分以外の誰かに責任が生じてしまうんですよ

お金をいただくということはもちろん、そうですよね
つい先日も某所で「人形関係の有償依頼トラブル」を見かけたばかりでして。


わざわざ有償で依頼しようというほど熱意のある創作者となると、自作品キャラクターの立体化に熱意もある。


「依頼者の理想に応えられなかった」ことによるトラブルは起こり得るものです

↑この炎上事例はいわゆるモンスターカスタマーの類で、格安の有償依頼にも関わらず要求があまりにも高すぎたことが原因です。しかし、モンスター級ではなくても有償依頼である以上はトラブル遭遇可能性は常にあるはずです。
有償依頼のトラブルで、私自身が「よその子人形を作ることを恐れるようになるほどの、苦い経験」なんかしちゃった日には、元も子もないじゃないですか
毎度おなじみ、「とりあえず最悪のケース想定してみた」って感じだ
有償依頼さえしなければ、現状のまま。


自分がしたい時に、したいことだけする。自分のためだけにやっていれば、心の傷を負わずに済む……

その代わり、経験も出会いも、可能性を狭めるけどな
冒頭のLINEスタンプの件もですが。もし、分配金を受け取れるようにしたら、毎日毎日「あぁ〜今日も買われなかった〜せっかく作ったのに〜」って期待してしまいそうで。


LINEってもはや社会インフラと化していて、今後もなくなることはなさそうな気がしますし(とはいえ、未来の保証はないですが)。


だったらLINEクリエイターズストアに「sohko3」の名前とイリサ達の人形が記録されるだけでありがたいことだなぁと思いました。分配金を受け取らず、後はLINEさんに管理お任せ〜って感じでいいかな、って

※まだ申請しただけで正式に公開決まってないです。
収益化よりも、自分の心の安定を優先したんですね
こういう局面で、一歩踏み出す勇気が持てない。チキンハート……
別に否定はしない
ぐぬぬぅ……


ちょっと前にアルファポリスの方で「男性主人公のファンタジー作品コンテスト」というのがありまして。


アルファポリスのコンテストで選ばれるのは流行ど真ん中系ばかりなのでまず選ばれないんですが、条件だけなら「TEAR」を出せそうだな……って、思ったんです。


でも、やりませんでした

このエッセイの42話でちらっと触れていましたが、こちらの投稿サイトさんのコンテストで選ばれて書籍化されると、web版を削除しないといけないそうで
「TEAR」を「小説家になろう」に投稿してから12年経ち、けっこうな回数読んでいただけたみたいです。


しかし、これがもし、有料コンテンツだったとしたら。


果たして同じような数、読んでいただけて、私がそれを実感出来たでしょうか?

まず出ないだろうな〜とは思いつつも、もし万が一選ばれたとしたら、なろうに置いてある「TEAR」を消さないといけない
私がアルファポリスに投稿する場合、エブリスタと同様に1ページ千文字でやっているので、長編小説である「TEAR」を投稿しようとしたら手間が半端ないです。


そこまでの労力を払ってまで、挑戦してみようと思えませんでした。


それだけ、「なろう版を消さなきゃいけない」って点に覚悟を持てませんでした

※アルファポリスのコンテストの募集ページには、「受賞したらアルファポリスの要求に全面的に応じること。その覚悟がある人だけ応募してください」といったニュアンスのことが明記されています。
あおくささんの理想は、無料でもいいからひとりでも多くの人に自分の作品を思い出にしてもらいたい。何年経っても、同じブログの同じ場所にいけば、毎日必ず何か新しいことが書いてある。そういう安定感なんですね
いくつかのコンテストの受賞作→書籍化の流れを見ていたんですが、出版社の要望で内容を書き換えているようでした。私は一度完成したものに、誰かの要請で内容を改変するということが出来る自信がないです。一度、書き上げたものは、もうそのまま放置していたい。


プロの小説家さんは、全てを自由に書けるわけじゃなく、出版社が求める「売れそうな作品」や「流行ど真ん中作品」を書かなければいけないことが多いそうです

誰かの力を借りて流通させるとか、お金をもらうとか。そういうのを望むと、自分のしたいことだけをするってわけにはいかないんだな
だったら私は、いつでも、自分がしたい時に好きな創作をする。別にしたくない時はしなくていい。


そういう人生でいたいです。


お金が絡んだ時点でそれを欲する「義務」になってしまいそうで、自分の自由に出来ない気がします

その方針を曲げなかったおかげで、自由に18年もブログを続けられたのはあるんだと思いますよ!
でもですね。2日前(61話)でご紹介したYoutuberさん。動画の収益化をしていますが、その収益によって動画を作るための旅費を賄っているそうで。具体的な数字を動画内でおっしゃっていました
動画を作るのを怠って収益が減ったら、動画を作るための収益がなくなる。お互いの尻尾をかじり合う蛇みたいだ
同じページに書きましたが、私、ブログのネタに出来るおもちゃ・フィギュアを買うために毎月の出費がでかいじゃないですか。


ブログの収益でその分を稼げたらかな〜り楽だよなぁ……って思っちゃったりなんかして

ま〜たそうやって、今日のページ丸ごと使って語ったのに最後でひっくり返す発言するんだもんなぁ
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登場人物紹介

作者。あおくさ。


普段のネット活動では長年、sohko3(ほしのそうこ)と名乗ってますが、この日記の中に限っては「あおくさ」と名乗ります。

名前:イリサ (青)


コウ君の影の中に住んでる謎の女性。

スーパーポジティブ

名前:コウ君 (青)


紙の日記を書く習慣がある。

スーパーマイペースな方のコウ君(多分)

名前:みく (み)


sohko3全作品の中で最も普通な、16歳の女の子。

だが、実はとんでもない裏話を秘めている

名前:秘密

通称:鏡の魔女 (み)


みくの友達だけど、同じ世界に暮らしてない。お酒好き。

名前:羽香奈(はかな)ちゃん (葉)


葉織君が好きすぎて、ちょっぴりヤンデレ? な女の子。小学6年生。

名前:葉織(はおり)君 (葉)


羽香奈ちゃんの「いとこ」だったが、家庭の事情で「きょうだい」になる。不思議な能力を持つ男の子。小学6年生。

新品のスマホ様


作者が買ったばかり、ピカピカのスマホ。

イリサをはじめ、キャラクター達が知るはずのない現代のネット事情について語る時、彼らの中へ情報をアップロードするために現れる

名前:敦(あつし) (涙)


とある長編の主人公。「ノベルゲームやギャルゲーの没個性主人公」をイメージして作られたので、実はバックボーンが薄いという弱点がある

名前:ティアー (涙)


とある長編のヒロイン。狼少女なので嘘をつく。


()←この中のセリフが本音

名前:豊(ゆたか) (涙)


作品執筆中はストーリーに都合のよいだけの便利なサブキャラでしかなかったのに、作者が忘れた頃に読み返したら性癖に刺さって最愛の推し息子のひとりになってしまった。

名前:血染め地蔵


sohko3全作品の中で最も謎が深い。

作者の現実息子が作ったキャラクター。


この日記の中では息子の言ったことを代弁するためにも使います

名前:山あざらしのサン


sohko3作品全キャラクターの中で最もツッコミ属性。

作者の現実娘が作ったキャラクター。

この日記の中では現実娘の言ったことを代弁するためにも使います。

通称:パー様 (パ)

名前:パーシェル


文字で表現した創作活動であればなんでも褒めてくれる神様。本に対しては滅法優しいが、人間に対しては常に塩対応

名前:エリーさん (パ)


パー様の従者だが、主神(しゅじん)に対して態度が大きい。恋バナ出来る貴重な人材。

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