第55話 受賞して気付いた厳しい現実をまとめ&エブリスタ語りこれにて完結?(青)
文字数 2,540文字
私がエブリスタに投稿しようと思ったいっちばん最初の目的は、
なろうでもブログでも「TEAR」に感想をもらえたことがないから、この話を面白いと思ってくれる人はこの世にいるだろうか?
という疑問に答えを見つけたいから……
というのがありました
執筆応援キャンペーンで選評をいただけたので、ようやく最初の目的が達成出来ましたね!
運営特集全落ちしたのにコンテストでは選んでもらえたという結果を経て、私の中でいくつかの気付きがあったので今日はそれをまとめます。
気付き、その1。
運営特集、特に新作セレクションは作品のあらすじや最初の数ページ読んだだけでも運営さんが面白いと思ったら選んでもらえてそうです。(私自身がその特集を見ていて素直にそう感じたっていう主観ですが)
私は「面白そうなあらすじを書く、目を引く作品タイトルをつける」が、はちゃめちゃに苦手なので敵わねぇな……
web小説はあらすじ、タイトル、最初の1ページが勝負!
……とのことですが、残念なことに、あおくささんはその3本柱の全てが苦手であると自覚があるそうで……
ある程度読んでもらえたら面白くなる、って作者としてはアピールしたくても、難しいよな
それを受けての気付き、その2。
コンテストでは「2万文字以内の内容で選考する」と言ったら、本当にちゃんと「2万文字までは読んで選考してくれてる」と、思います。
(新生ファンタジーの方は選ばれたことがないので知らんです。あくまで執筆応援キャンペーンの方の話)
絶対に2万文字までは読んでくれる、って条件があったから通っただけで、序盤で「もういいや」って投げられてたら選ばれなかったんだから、そこは信じられるって確証が得られたんだな
小説コンテストの選考って下読みとか、色々と言われていて。そもそもあらすじや最初のページが面白くなければ選考の対象にすらならないとか。
選ぶ方が大変なのはわかってるのでとやかく言えませんが、まぁとにかくエブリスタではちゃんと読んだ上で判断してくれるっていうのはめちゃめちゃ優しいし感謝しかない。ってことだけは書いておきたい
ここに書いたってあっちの運営さんには届かないのになぁ
それはやっぱり残念なんですが、先方はこのようにコンテストや特集でしっかり時間をかけてくださってお忙しいでしょうから。よそのサイトのエッセイで「エブリスタのコンテストはちゃんと読んで選んでくれてますよ〜」って書くことだってあちらへの貢献になるじゃないですか!
そういうの、いわゆる「エアリプ」みたいで賛否ありそうだけどな
↑作者本人に伝わらない形で感想言うことです。一応補足。
気付きその3、そして残念なお知らせです。エッセイの読者様に対してではなく、あなた(イリサ)達に
「GRASSBLUE本編」や江ノ島〜などは、2万文字という区切りで見せ場の場面があるわけでもないし、「TEAR」の時のような一発逆転は今後もなさそうですね……ってことです……
それが残念なのは作者だけであって、オレ達は何も残念じゃないけど
ですよね〜……私も早くあなた達のように、承認欲求のない安息の世界へたどり着きたい……
頑張りますよ、ほんとにね~。
気付きその4、そしてこっちは本当に残念なお知らせ。
エブリスタで受賞しても、同じ書き手の方から「この作者の書くもの、選ばれる程度の内容ではあるんだな」って「見る目がちょっとだけ変わる」のと、読まれる可能性がゼロからほんっっ……のわずか、上がるだけ。
この程度の効果しかなく、読み専の方にはま〜ったくな〜んにも関係ありません
運営さんからのお知らせは書き手の方は注目しているかもしれませんが、大多数の読み専の方は気にしてないのかもしれないですね
私も今はエブリスタでは読み専に落ち着きましたが、見てるのは新作セレクションくらいで、コンテストの結果は見に行かなくなりましたからねぇ……そんなもんですよね
※現在の自分のエブリスタでの行動。新作セレクションはバラエティに富んでて面白い作品が多いので確認する。後はたまたま視界に入って自分の好みな作品を読んでるだけ。
権威ある人(運営)からの推薦に関係なく、自分が好きなものを探して好きなように読む。自由市場って感じである意味良いことなんじゃないか?
そうなんですよ……読書とは本来、自分が読みたいものを読みたい時に読むべきで、作者が心を折ろうが出版社が売りたいものを押し付けようが、知ったこっちゃない。それが正しい。
投稿しても読まれない現実を、せめて受賞して人目につけば「ちょっとでもプラスで読まれるかもしれない」という夢を見て、受賞を目指して頑張りましたが。現実はこんな感じです
受賞を目指して「web小説やコンテスト受賞作品をたくさん読んで研究する」……それを積み重ねて実際、結果も出したけど。
結局、作者が受賞した中で一番上の賞をもらえたのは、そういう研究も何もなしに18年前に書いた作品だったっていうのも皮肉が効いてる
夢を目指して2年間探し歩いたけど、それを叶えてくれたのは最初からあった作品だった……幸せの青い鳥みたいですね〜♪
まぁ、エブリスタの読み専の方には受賞マークが意味無し、っていう現実はありましたけどね。
他の投稿サイトで作品紹介ページに、「どこかの投稿サイトでこの作品は佳作に選ばれました」って一言添えるだけで、今までとは違った閲覧のプラスがあったので本っっ……当〜〜に助けられてます!!
その一文だけでは、コンテストで評価されたのが「最初の2万文字だけ」という実態が伝わりませんからねぇ……
長々とエブリスタの話をこのエッセイでやってきましたが、ようやくここで一区切り、終わりを迎えることが出来そうです
長々と語ってきたのに、なんだかなぁってオチになっちゃった気がする
エブリスタでは苦労も多かったけど、運営さんの優しさや感想の気安さは、現実の厳しさを補ってくれました。
(その優しさをサイトのレイアウトにも適応して欲しさはある。めちゃめちゃ大事なことなのでこのエッセイでエブリスタ話を始めた時にいっちばん最初に書いた)
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