第47話 男性向け? 恋愛バトルファンタジーに挑戦した(青)
文字数 2,491文字
昨日の日記冒頭で触れたものの別の話に脱線しちゃってその話が出来ませんでしたが。
執筆応援キャンペーンでいただいたアドバイスを、受賞作品に活かすのではなく、別の新作を書いて反映しました
アドバイスの内容は本エッセイ45話をご参照ください〜
アドバイスを参考に書くなら、
① 苦手な戦闘描写から逃げずに、剣闘場の試合を何試合も書く
② 主人公(男)の頑張りがヒロインに好影響与えて、ヒロイン自身も何かを努力するようになってそれを成し遂げる
こういう話にしなきゃいけないんだよな
文章で戦闘場面を書くの、苦手すぎて……物語の仕様上避けては通れない「TEAR」ですら、必要最小限の戦闘機会だけでやり過ごしつつ完結まで逃げますからね……
そういうことしてるから、ファンタジーにバトルを求めてる人からの需要を満たしきれてないんじゃないか?
耳が痛いぜ……
しかしながら。
「食べ物の味を表現する(作者が絶対書けないシリーズ、その1)」
と比べたら、視覚情報(実際の試合を観戦するとか)を参考に出来るだけ、まだなんとか出来るハードルかなって思いました
あおくささんは別の場所の日記に「バトル描写書けません」と書いたところ、
「同じ『小説』を参考にするとうっかりパクりレベルまで似てしまうかもしれないので、映画とか映像を参考に書いてみたらいいですよ」
というありがた〜い助言をいただいて、それにとても助けられたそうです
実際に書いた作品には生かされませんでしたが、たまたま放送直後だったのもあって鬼滅映画のラストバトルの映像とか繰り返し繰り返し観てましたね(あそこまでハードなバトルじゃないので使わなかった)。
一番頼りになったのは、YouTubeにあった殺陣指南系チャンネルでした
映像を参考に〜、って、何気ないアドバイスだったのかもしれないけど、それがなかったらどうやって書き始めればいいのかすらわからなかっただろうから、コメントくれた人はナイスパスだったなぁ
エブリスタでは書き手との交流も楽しんできましたが、今はそれにちょっとお疲れ気味でノベルデイズで壁打ちしておりますが……こういうちょっとしたアドバイスの積み重ねが自分の経験値になってることを実感します。
この作品に挑戦するのも、せっかくもらったアドバイスだから、「完全に筆を置いてしまう前に、有効活用して形にしておきたかった」というのがありましたから……
ある意味これも、もったいない精神なんですよね
選評アドバイスで、苦手だから逃げた戦闘描写を「もっと書いて」って指摘されるのもアイタタ〜、ではあるんですが。逆に考えると、「アドバイスすれば書ける作者である」って信じてもらえたってことかもしれないですからね!
というわけで書き始めたんですが……予想していたこととはいえ、対戦の内容、試合運びを考えるのが大変で大変で……
少年漫画の格闘ものやスポーツもので何年も連載していくつもの試合を書く・描く作家の凄さを痛感しました
結局今回も、見せ場の試合以外はごまかしがちな進行が見えてたな……
魅力的な対戦相手……というのを考えるのも私には難しかったので。
自宅にあった武器事典をめくりながら、「この武器が戦ってるところが見たいな」という側面から選んで、
「この武器を使う人物像はこんな感じかな」
っていう方向性で考えました。
めったにしないであろう創作作業で割と楽しかったですが、同じ傾向の作品を今後作れるか? というと、一度限りだから楽しめたけど二度やれと言われたら無理そうかな……
一作限りで、すでにレパートリーが尽きてしまいました~
アドバイス元の作品はガチガチの「女性向け恋愛ファンタジー」だったのですが、今回は自分の好みで書きました……
そうすると、不思議なことに、全然「女性向け」にならないんですよね……
私はギャルゲーで育ったので、どうしても「男主人公の頑張りでヒロインを惚れさせる」って方向で考えがちでして……
女性がときめく恋愛物語は、素敵な男性が自分を好きになってくれて甘々に愛し合う、というお話なんでしたっけ?
(イリサがこういう話をしてるの、珍しいな……)
イリサもそういう物語が好きなのか?
それが……私は仕様(設定)上、物語を読んで楽しむという経験がほとんどないので。好みかどうかもわからないです〜
(現実軸のイリサには楽しく読書する場面でも書いてあげようかな……)
男性向けファンタジーの恋愛も、最近の流行は複数の女性に惚れられるハーレム? って噂を聞きますが。
作者は重度の浮気アンチなので、今回も1対1の相思相愛の恋愛になりました
重度の浮気アンチって、このエッセイの中で(多分)初出の情報なのに、さもみんな知ってる体で切り出されてもなぁ
女性向け現代恋愛web小説市場は浮気・不倫・ざまぁが特大流行なのですが、私はそういうのを視界に入れるだけで辛いくらい苦手なので ……居場所がないというか、立場がないというか
なんで世の中の女性はこれが好きなのか、心の弱いオタクには理解が出来んとです……
あおくささんが絶対書けない小説シリーズ、その2。こういったドロドロ恋愛ものというジャンルだそうです
前のページに書いた通り、この作品はコンテストで落選したのですが。落選の発表があった同日に、主人公(男)の負け試合シーンを読んだ方から、
「主人公さんは負けても諦めないで次を見据えてるんですね」
ってコメントをいただきまして……。このタイミングでこんな感想というそれだけで、受賞よりも価値ある勲章をいただけたような気持ちになりました
この日のコメントも、実に見事なナイスパス、でしたね!
↑見事なナイスパスって頭痛が痛い、みたいですが、大事なことなのでわざと重ねがけしてますお許しください。
実はこの時点で作者はすでに心が折れてて、次の試合(コンテスト)も作品も見据えてなかったから、コメントくれた方に(正直スマンカッタ……)って、心の中で謝ってたけどな……
↑心が折れてる理由はたぶん50話から語ってそうです。まだ書いてないので現時点の予定で、ズレるかもしれませんが。
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