第24話 栄光と地獄を見た2年間の投稿生活(青)
文字数 2,252文字
2022年3月。web小説投稿サイトの新天地で投稿を始めました。
……いよいよこの話を始めないといけないと思うと、少々気持ちが沈みますなぁ……ようやく割り切れるようになった傷口を自ら抉るみたいで
う〜ん……そんなに苦しげな心境なら、いっそ書かない方がいいのでは?
オレが子供の頃に日記の書き方教えてくれた育ての親は、「日記には思い出したくないことは書かなくていい」って言ってたけど
辛いことも悲しいことも、なんだかんだで時が経てば痛みが薄れていきますけど。日記という目に見える形に残してしまうと、
「そこに書いてたことすら忘れていて読み返して、せっかく薄れた痛みが鮮明に蘇る」という危険性がありますから
そっちの世界の言葉でいう、「フラッシュバック」てやつだよな
私も全くの同意見なので普段はブログにも「思い出したくないことは絶対書かないようにしてる」し、どうしてもこらえきれなくて書いちゃったとしても「傷が癒えたら記事ごと削除」するようにしてました。
例外的に残したケースもありますが、やはりそういうのを忘れた頃にうっかり踏んで、「ああ〜〜せっかく忘れてたのに〜〜」って辛さに襲われたことは何度もあります
それはですね……
同じ辛さを味わった人が悩みに悩んで検索した時に、「ああ、同じように悩んでるのは自分だけじゃなかった」と、何かの参考になる可能性があるのではと感じた場合、です
いわゆる、自分の失敗を教訓とか、反面教師にして欲しいみたいな目的があるのか
別に「失敗談」ってわけじゃないんですけどね~。本日の日記タイトルにあるように、地獄は見たけど得た経験値も今までとは比較にならないものでしたし、楽しいこともちゃ〜んとありましたから。
ただ、私はしばらくweb小説を新規で書くのは引退するので、この2年間でせっかく培った投稿経験を今後は使えそうになくって。
だったら表に出して、私の知らない何処かで、誰かが投稿する際にちょっとでも役立てたらいいな……と。
要するに「もったいない精神」なんですな
このエッセイでも何度もおっしゃってますよね。
誰にも役立てられない「ゼロ」であるよりは、書いて公開した方がいいって
そうは言っても、余計な恨み言まで飛び出して作者自身の人間性や評判を貶めることになりはしないかと心配はあるんですよ。
めいっぱい気をつけて書くつもりでいますけどね
そんな時のための私達、ですよ! あおくささんがうっかり暗黒面を出しそうになったら私達が場を和ませて調整出来るように、頑張りましょうね、コウ君っ
……ひとつ、疑問なんだけど。
これから話すのは、この「ノベルデイズ」ってところじゃない、別の場所での経験なんだよな。
それをここで話したところで、ここにいる誰かの役に立つのかな
ま〜……それは懸念点ではあるんですけどね〜……
くだんの投稿サイトの方でやった方がいい、それは確かにそう。
実際、向こうで引退宣言をするにあたってこれと似たようなエッセイを投稿しようとして、下書きまでして。
迷いに迷った結果、結局公開はしないことにして、今でも非公開の下書きが向こうにはそのまま残ってるって状況です
小説ではなくても、かなりの文章量を書かれていましたし……いわゆる「没作品」になっちゃいましたよね
時間も労力もかけてたのに……「もったいない精神」的には、最後まで書いて公開しようってならないのか?
これから長々と話していく内容と被りますが……
向こうでやったからって誰かが役立ててくれるって希望が、今の私にはもう見えないというか。
ぶっちゃけて言うと、もう、「向こうで頑張ろうと思う心が、今の私にはすでにポッキリ折れている」のです
じゃあ、こっち(ノベルデイズ)でならやれるっていうのは……
まだノベルデイズを始めて日が浅くて、しんどさを感じて心が折れる、までの心境に至ってないからです。
同じ場所にそれなりの歳月いるっていうのは、たとえその場所(webサイト)自体に何の問題がなくたって、人との出会い・別れなどもあって心の疲れが蓄積していくものなのですよ……
だからこそこのエッセイ、心が元気なうちに毎日更新して完結まで走りたい!
実際、あちらのサイトでも、投稿開始して最初の1年間はエッセイを書いてましたよね
ですが、勢い余って私生活のギリギリヤバいことも書いちゃったせいでリアル知り合いに見られたらヤバ目なページがあり。
向こうは「作品途中の1ページだけを非表示にする」が難しいシステムだったので、やむなくエッセイごと非公開にするという処置をつい先日、決行する羽目になりました、ごめんなさい
作品を非公開にするのはあまり良くないって聞くけど、「うっかり書きすぎた」って理由でやむなく闇に葬る……てことが、作者の過去作品にはちょいちょいあったな……
私の場合、「我が子同然の登場人物を世の中に出すため」って目的で小説を書いてたので、そんなにいっぱい非公開にするわけじゃないんですが
非公開、イコール、世の中から消してしまうってことですもんね
せっかく生まれた子を自ら消してしまえる親がいる? いないでしょ!
冗談はさておき。このエッセイは今のところは消さないつもりでいます。ノベルデイズはページ単位でも非公開処理が可能なので、「うっかりネガティブなこと書きすぎちゃった……」って場合は「不自然な空白・封印回」が発生することはあるかもしれませんが
※未だにその投稿サイトの名前を出さないのはわざとやってます。明日の更新から詳細を書き始めます。
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