第8話 Web物語書きとして、本音を語るのが怖い(青)

文字数 2,021文字

突然ですが、こちらをご覧ください
ほんとに唐突だけど、これは?
今年の1月1日、14時過ぎに、作者が引いたおみくじの結果です
一説によると、大吉より良い結果といわれている、中吉! 素晴らしいですね!

その説って大吉以外を引いた時のための逃げ理論……それはともかく。


大吉じゃないけれど、私にとっては大吉以上の、いわゆる「神引き」です!


大事なのは内容です。


私の心の迷いにズバリ、物申し諭してくださる完璧すぎるアドバイスがここにありました。


これが、2024年の元日に私に降ってくるのだから、神様っているのかもしれないな~と感動しておりました

引用させていただきましょう

ひきしおの 引くはみちくる あしたあり 心しずかに ときをまつべし


今は人のしらぬ胸の苦しみがありますがさわがず信心して時の来るのをまち身を慎んで行いを正しくすれば必ず幸いを得る時が来ます



願事 無理に事をなすは悪し 時をまて叶う

一番大事なところだけ抜粋しました
いまさらながら、こうやってじっくり読もうとすると、おみくじの文章って誰が書いたものなのか謎だな……
今まで気にしたことがなかったのに、急に気になってきちゃいました
(検索したら色々と面白い情報出てきましたが、そこに触れてると本題からそれまくるので忘れてください)
スマホ様は新しい情報を入れる方だけじゃなく、都合の悪い情報を消す方にも使われるんだなぁ
私達からしたらそういうことをされると残念ですが……話が進まないのは実際そうですし、忘れてあげましょうか

はーい、じゃあ「本日の主題」、始めますよ~。


私はブログをはじめた初年度にはすでに小説を発表し始めていて、それから18年。


それに関わる理想と現実に翻弄され、お辛いことだらけでした。


ブログというのは私の日記なのだから、その辛さも「本日の出来事」として書いていいはずなのですが、そういうことは「極力、書かないようにして」、自分の胸の内だけで処理しようとしてきました

※全く書いてないわけじゃないです。気をつけていても、「も~~う辛抱たまらん!!」って吐き出したことはあるはず
今はしらぬ胸の苦しみ……


書かないようにしているから、あおくささんの胸の内は第三者が知らない、ってことでしょうか

確かに、おみくじに書かれている内容と一致してるかもしれない
胸の内にためこんじゃうから苦しい、っていうのはよく聞きますし、適度に吐き出すくらいなら書いてもいいんじゃないですか?
私がついつい考えてしまうのはですね……


もし、私の書いて発表した小説を読んでくださった人がいたとします。


その人が、私のネガティブや愚痴が満載のエッセイを「小説の読後に」読んだとして。

※こういう愚痴っぽいことを言う人は苦手だな……


※あの小説を書いた人、こんな性格だったのか


※好きになれないタイプの作者だな


※こんな人の書いた小説、読まなければ良かった

こんな風に思われたらという可能性が怖いですし、同時に申し訳ないんです
え~と……考えすぎなのでは……?
そう考えるのにも根拠があるんですよ……


なにぶん、私がそういうタイプなもので……

いわゆる、「作者の人柄と作品の品質は別」って考えが出来なくて、


いったん、作者に苦手意識を持ったら作品も楽しめなくなる。


そういうタイプなんだな

作品を楽しく読んだ後で、作者のSNSを読んだら他者への悪口や人生への不満を一日中世の中に発信してた……


なんてことも昨今、何度も経験しまして……


作者のSNSやエッセイなんか読まなければ、「この作品読んで楽しかったなぁ」って思い出が台無しになることもなかったな……


そう思ってしまいました

このエッセイの1ページ目で、日記を書くのにいちいち別人格作るって言うから「何じゃそりゃ」って思ったけど。


普段の自分が意識して制御してることをやらなきゃいけないから、別名義で……っていうのもあったのかな

このエッセイをやっていいのかなっていうのも、常に迷いながら続けてるんです。


余計なことを書いて、小説の方を読んでくださった方を失望させる可能性を、自ら「種まき・水やり」してるんじゃないかって

でしたらこの日記始めたのも、いわゆる「清水の舞台から飛び降りる覚悟」だったんじゃないでしょうか
そうですね。ただ、「これから自分が新規参入するノベルデイズ」だからこそ、


「Web小説に関する悩みを赤裸々に綴るエッセイに挑戦する、最後のチャンスかもしれない」


という気持ちがありました

して、その心は?

私が投稿する小説は他のサイトでは発表済みの既存作品ですが、このサイトの中に限っては「新作」です。


「作品の後で作者の人間性を知ってガッカリ」ではなく、「同時並行で作者もお見せする」


それが可能なのは今、このタイミングだけなんじゃないかなーと

※更に言うと、やっぱり「チャットノベルだからやってみたい」っていうのも大きいです。


作者が心の闇をさらけ出しても、キャラクター達の客観的なツッコミで中和されるかもしれないですから

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登場人物紹介

作者。あおくさ。


普段のネット活動では長年、sohko3(ほしのそうこ)と名乗ってますが、この日記の中に限っては「あおくさ」と名乗ります。

名前:イリサ (青)


コウ君の影の中に住んでる謎の女性。

スーパーポジティブ

名前:コウ君 (青)


紙の日記を書く習慣がある。

スーパーマイペースな方のコウ君(多分)

名前:みく (み)


sohko3全作品の中で最も普通な、16歳の女の子。

だが、実はとんでもない裏話を秘めている

名前:秘密

通称:鏡の魔女 (み)


みくの友達だけど、同じ世界に暮らしてない。お酒好き。

名前:羽香奈(はかな)ちゃん (葉)


葉織君が好きすぎて、ちょっぴりヤンデレ? な女の子。小学6年生。

名前:葉織(はおり)君 (葉)


羽香奈ちゃんの「いとこ」だったが、家庭の事情で「きょうだい」になる。不思議な能力を持つ男の子。小学6年生。

新品のスマホ様


作者が買ったばかり、ピカピカのスマホ。

イリサをはじめ、キャラクター達が知るはずのない現代のネット事情について語る時、彼らの中へ情報をアップロードするために現れる

名前:敦(あつし) (涙)


とある長編の主人公。「ノベルゲームやギャルゲーの没個性主人公」をイメージして作られたので、実はバックボーンが薄いという弱点がある

名前:ティアー (涙)


とある長編のヒロイン。狼少女なので嘘をつく。


()←この中のセリフが本音

名前:豊(ゆたか) (涙)


作品執筆中は第1脇役、みたいな扱いだったのに、執筆の記憶が遠くなった十数年後に作者が再読したら最推しに近い激重な愛され方をするようになった男。

名前:血染め地蔵


sohko3全作品の中で最も謎が深い。

作者の現実息子が作ったキャラクター。


この日記の中では息子の言ったことを代弁するためにも使います

名前:山あざらしのサン


作者の現実娘が作ったキャラクター。

この日記の中では現実娘の言ったことを代弁するためにも使います。

通称:パー様 (パ)

名前:パーシェル


文字で表現した創作活動であればなんでも褒めてくれる神様。本に対しては滅法優しいが、人間に対しては常に塩対応

名前:エリーさん (パ)


パー様の従者だが、主神(しゅじん)に対して態度が大きい。恋バナ出来る貴重な人材。

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