第13話 「小説家になろう」に投稿してみた感想(2012~)(涙)
文字数 2,095文字
「TEAR」をブログ連載したのは2006年8月~2009年12月。
小説家になろう、へ投稿開始したのは2012年4月からです
(みんなでアクセス解析を見てみよう!
なお、「なろう」では作者本人以外にも投稿された作品のアクセス解析が見られる仕様。
なんのためにそんな仕様なのかさっぱりわからないけど)
見ようと思えば、作品を投稿した「2012年4月のアクセス解析」が、一瞬で表示されちゃうの何気にすごくない……?
これだけで「なろう」に投稿したメリットを感じさせられました
小説書いて投稿してる人ってのは、この数字で一喜一憂してる? ってのはわかるけど……
(そういう趣味が一切ないので、本当はまったくわかってない)
この場所に投稿してなかったらこの数字がゼロだったっていうんなら、ちゃんと読まれた痕跡があるんだからありがたいんじゃないかなぁ
あたし達が必死で生きてる姿を、知らない人が観測してたってこと? やっぱり、人間の作る道具ってすごいね~……
(数字……数字を見るだけで頭ぐるぐるする~……)
インターネットという技術が浸透してなかった時代には、出版社から書籍化デビューしてない一般人が、不特定多数の人に小説を読んでもらうのは難しかったと思います。
自分で同人誌作って即売会で売っても、
「期限の区切りなく、公開しっ放しにしておける」
そして現実に、読んでもらえている……
ここで投稿したおかげで得たものが多くて、満足してるってことかな
うん……自分の数字だけ見てる時は、幸せを感じられます
よくわかんないけど、自分のだけ見てたら幸せっていうなら、そうしてたらいいんじゃないかな!
(数字を見て幸せになれる? うらやましいな~)
投稿サイトは個人ブログと違って、自分の作品だけじゃなく、た~~くさんの人が作品を登録します。
閲覧された数や、読者が応援してくれた数に応じて、ランキングが発表されます。
そして、ランキング上位陣の「作品を読まれた数」は、私の作品の閲覧数からしたら夢のまた夢、天文学的数字を叩き出しております
学校で受けたテストの成績が廊下に貼り出されてるのを見るみたいな感じで、自分より成績が上のやつが気になるってことか?
※創作世界の学校では、この「テストの成績が廊下に掲示される」っていうのをよく見かけますが、作者は経験したことがありません。実際にあるんでしょうか??
別に、自分より成績が上のやつがいたって、劣等感抱いたりしないけどなぁ
私だって子供の頃はそうでしたよ! 友人が自分より成績良くても、自分は勉強好きじゃないから勉強頑張ってない友人より順位低くて当たり前~~……って
大人になるって悲しいことなの……
(勉強出来て成績が良い人がうらやましい気持ち、あたしはちょっとわかる……)
2012年に君達の物語を投稿してからの数字の動きを見ていて、確かに、読まれた手応えは感じました。
とはいえ、「なろうに投稿したら、ちゃんとした作品ならこれくらいは読まれるらしい」という指標の数字があって、それを超えられませんでした
あくまで、私が言い出したことじゃなく、なろう界隈で当時言われてた数字というのを留意して欲しいのですが(そして、当時の話であって現在どうなのかっていうのは調べてません)
お気に入り登録数100を超えられれば、零細なろう作家から抜けられる、と囁かれていました
本当は「零細」じゃなく「底辺なろう作家」って言われてるんですが、私はこの言葉が好きじゃないので言葉を変えてます。
でもまあ、世間で勝手に指標化している数字を超えられなかったというだけで、
「君達の話に限っては」読まれているのが数字から実感出来たので、満足してます
要するに、他人の数字や成績と比較しなければいいんだろ?
「小説家になろう」の特徴のひとつなんですが、私が10年にも渡ってそうしていたような、
「作者は作品を放置プレイする。読者は勝手にそれを読む」
ということが気楽~~に出来ます。書く方も読む方も気兼ねなく。
自分の作品の投稿画面には、積極的に見ようとしなければ、「気になる数字」が一切見えないです
気になる数字っていうのは、ランキングとか、自分以外の作品の閲覧数かな
「なろう」の場合、自らページを開かなければ、
「自分の作品の数字」だって見えないんですよ。
そりゃあ、たま~~にこうやって懐かしくなって、作品のアクセス解析を見るのが楽しくはありますけど。
でも、時には自分の作品の数字すら、「今は見たくない」ってことがあるのです……
俺達には他にわかりやすい例えがないから、また学校の試験に当てはめちゃうけど。自分の成績が良くない時に、点数見てたら落ち込むとか?
なんだかなぁ。画面の中の数字ごときで、こんなに心を疲れさせるって……
この、ねぇ……
「作者は自分の数字すら見たくない時がある」
っていう気持ちに配慮してくれない投稿サイトっていうのは多い印象です。
数字で競わせて、商売に繋がる流行作品やムーブメントを起こすことが目的なので意図的なんでしょうけどね
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