第86話 このエッセイの連載は明日で最終回です(み)

文字数 2,712文字

このエッセイを始めようと思った理由である、「今のうちに語っておきたいことを全て書こう」


いよいよ、予定していた全てを語り終えようとしているので、明日で最終回になります

エッセイを書き始めたのは5月28日で、最終回が8月21日。


あれからほとんど3か月経って、1日も休まず毎日更新出来たのってすごいよね

毎日更新すれば、最速で完結出来る。今回も無事に達成したんだから、素直にお見事って言っていいんじゃないかしら

文字数は今日の時点でちょうど20万文字です。

イリサ達の主役小説「GRASSBLUE本編」が執筆期間3か月で22万文字だったので、ほとんど同じ長さになってしまいました

自分語りしてるだけで長編小説みたいな長さになっちゃうなんて、最初は想像してなかったわね〜
このエッセイに関してはプロットも書かなかったはずなのに、予定通りの話が全部出来たの?
元々、最近になってようやくプロット書いてから書く手法をとり始めただけで、70万文字作品の「TEAR」だってプロットなしで書けましたからね
頭の中の予定だけで、よくそれだけの長さが書けるわね
これにはコツがありまして。それは、


「絶対に、予定した通りの時系列のままで書く」


自分が読みたい、好きなシーンから書くという人もいるそうですが、私はあまり推奨しません(それでうまくいくんだって人を否定するわけじゃないです。あくまで私の経験談をします)

どうして、好きなところから書かない方がいいの?
時系列通りに書くと、自分の性癖的に好きな場面にたどり着いてそれを読めるようになるまでにかなりの時間がかかります。何日、何週間どころじゃなく、大長編の場合は何ヶ月も
アナタって、欲しいものはすぐに欲しい! 我慢できない! って性格のはずよね。そんな状況に何年も耐えられるの?
だからこそ、ですよ。


「早くあのシーンにたどり着きてぇ! 書いて読みてぇ〜〜!!」


この欲望がモチベーションになって、書き進めることが出来るんです

それだけじゃなく、やっぱり好きなシーンであっても先に書いてしまうと、後から書く部分との起承転結、整合性を合わせるのが難しいです。混乱するので素人にはオススメ出来ない。私ももちろん素人なのでそのやり方は難しいです。
あら。いつになく、まともなご意見だったのね
(いつになく、とは??)


思えば子供の頃にノートに設定書いてるだけの時に小説を書き進めることが出来なかったのは、「設定を書くのが好き」だから、そっちで欲望が満たされて小説にモチベーションが回らなかったのかもしれません。


それが、一緒に設定を楽しんでくれる協力者達が創作を卒業して大人になって。設定書くだけで満足出来なくなったから「TEAR」をひとりで描き始めて、完結させることが出来た。


家族が出来たから創作がなくても人生が満足出来るようになってしまい、小説を書くのを一度は引退した

夢を追うのは楽しいだけじゃないし、孤独にもなる。って、前のページで話してたけどさ。孤独な時期の方が小説には集中出来たみたいだよね
はい。昨日は散々に、今後の創作に不安があるって語りましたけど。


私の本当の願望は「小説を書く」だけじゃなくて、


「人生の終わりまで、イリサ達の創作を楽しむこと」ですから。


ゲーム化に成功しないかもしれないけど、ノートにひたすら書くっていうのもそれはそれで楽しいんだろうな〜って思いますよ。


その創作の中にはもちろん、みくさん達ふたりも含みます

付き合いの長い彼女(イリサ)達だけじゃなくワタシ達もっていうのは、素直にありがたいわね♪
まぁ、イリサさん達よりは短いかもだけど、僕はもう16年のお付き合いなんだからじゅうぶんに長いと思うなぁ
こうやって「ノートに書くだけ」をもう一度楽しめるだろうって思えるのも、子供の頃に目標としていた物語は全て完結させられたから。例えばこれから私に何かあっても「やるべきことは、全てやった」という自信があるからこそです
自分語りを始められたのも、一本のエッセイとしてまとまった完結をさせられそうな人生の区切りを迎えられたからこそ、なのよね?
そういうことです。なので、なかなか完結させられないなぁという方は、


「好きなシーンを書く、まだ書いてない作品の設定を語ってしまう」


などをグッとこらえて我慢して、「(作者である自分が)早く最後まで読みてぇ〜〜!!」


という欲望をチャージすることをオススメします

……さて、ここで種明かし。実はこのページ、最終回を書き上げた後で書いてるのよ
このエッセイでこういう「今まで話してたことはなんだったの?」ってひっくり返しがあったの、これが初めてじゃないよね
ゲーム関係を書くノートを通販で注文したんですが。到着予定が明日、8月18日なので、それが届くまでこのページのオチが書けないのです。時系列に逆らって書いたのは本当にこのページだけです信じてください!
その事情じゃやむを得ないし、配達遅延で予定が狂わないといいわね
思いつきで急な注文してるのに、酷暑の中で届けてくれる配達員さんにも感謝しないとね
〜8月18日〜


「clovernote」をノベルデイズに投稿して今日で3か月記念日

無事に届けていただいた手帳です。


私が来年の活動のために選んだのは【ロルバーンダイアリー】です。このブランドは初めて選びました

このノートがいいなって思った理由は、ダイアリーはおまけみたいな感じでフリーページの方が多いからだって
いつも通りに3日坊主になっちゃっても、普通のノートとして使えるのが良い! ってことらしいけど。せっかくコストをかけて立派なダイアリーを選んだのだからただのノートになっちゃったらもったいないわ
専用カバー、下敷き、ブックマークと一式揃えたので結構な金額になってしまいました
目標の作業が出来た日はここに書いてく予定みたい
見ているだけで励まされるので、おなじみの表紙絵を手帳に挿入します。いつもはコンビニで済ますんですが今回は奮発して写真屋さんで現像してきました。相変わらず美しくて何時間でも眺めていられます
この手帳には透明なポケットがついていて、こうやって好きな写真を入れたり手帳活に使えるシールなどを入れられる。っていうのも彼女(作者・あおくさ)のお気に入りポイントらしいわ
これから使う予定のまっさらなノートって、見ているだけでワクワクしてくるね♪
と、いうわけで。本エッセイで私が最後に書いたのがこのページでした。


私がノベルデイズに投稿開始した3か月記念日に、最初の作品として選んだ「clovernote」のおふたりと話したのは相変らず素敵な偶然でしたね

名残惜しいけれど、明日の最終回もどうぞよろしくね♪
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登場人物紹介

作者。あおくさ。


普段のネット活動では長年、sohko3(ほしのそうこ)と名乗ってますが、この日記の中に限っては「あおくさ」と名乗ります。

名前:イリサ (青)


コウ君の影の中に住んでる謎の女性。

スーパーポジティブ

名前:コウ君 (青)


紙の日記を書く習慣がある。

スーパーマイペースな方のコウ君(多分)

名前:みく (み)


sohko3全作品の中で最も普通な、16歳の女の子。

だが、実はとんでもない裏話を秘めている

名前:秘密

通称:鏡の魔女 (み)


みくの友達だけど、同じ世界に暮らしてない。お酒好き。

名前:羽香奈(はかな)ちゃん (葉)


葉織君が好きすぎて、ちょっぴりヤンデレ? な女の子。小学6年生。

名前:葉織(はおり)君 (葉)


羽香奈ちゃんの「いとこ」だったが、家庭の事情で「きょうだい」になる。不思議な能力を持つ男の子。小学6年生。

新品のスマホ様


作者が買ったばかり、ピカピカのスマホ。

イリサをはじめ、キャラクター達が知るはずのない現代のネット事情について語る時、彼らの中へ情報をアップロードするために現れる

名前:敦(あつし) (涙)


とある長編の主人公。「ノベルゲームやギャルゲーの没個性主人公」をイメージして作られたので、実はバックボーンが薄いという弱点がある

名前:ティアー (涙)


とある長編のヒロイン。狼少女なので嘘をつく。


()←この中のセリフが本音

名前:豊(ゆたか) (涙)


作品執筆中はストーリーに都合のよいだけの便利なサブキャラでしかなかったのに、作者が忘れた頃に読み返したら性癖に刺さって最愛の推し息子のひとりになってしまった。

名前:血染め地蔵


sohko3全作品の中で最も謎が深い。

作者の現実息子が作ったキャラクター。


この日記の中では息子の言ったことを代弁するためにも使います

名前:山あざらしのサン


sohko3作品全キャラクターの中で最もツッコミ属性。

作者の現実娘が作ったキャラクター。

この日記の中では現実娘の言ったことを代弁するためにも使います。

通称:パー様 (パ)

名前:パーシェル


文字で表現した創作活動であればなんでも褒めてくれる神様。本に対しては滅法優しいが、人間に対しては常に塩対応

名前:エリーさん (パ)


パー様の従者だが、主神(しゅじん)に対して態度が大きい。恋バナ出来る貴重な人材。

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