第62話 よその子のフィギュアを作るのも好きなんだけど、課題山積(青)
文字数 2,465文字
2日前から作業していた、羊毛フェルト作品が完成しました
ノベルデイズ投稿での、最適な画像サイズが未だによくわかっていません。大きすぎたらすいません
本エッセイをご覧の皆さん、本日も「ゆっくりしていって」くださいね〜♪
上に行くほどサイズが小さくなってるのは、積み重ねるためかな
残念ながら、狙ってやってるわけじゃなくて、なぜか「作っていく度にサイズが小さくなっていった」だけです……
君達3人、(外見上は)同い年の成人ってことになってるので、同じサイズで完成させたかったですが
お母さんと子供さん、みたいなサイズ感になっちゃいましたね。私は一向に構いませんが!
は〜……それにしても今回は、私自身の想定より相〜当良く仕上がったので嬉しいです
あおくささん、普段は粘土での人形作りがメインで、羊毛フェルトにはそんなに自信がなかったんですよね
半年くらい前に作業した時は大苦戦してたから、あの時みたいな苦汁を舐めさせられるのを覚悟してた
私の人形作りの技術、まだまだひよっこもいいところなので。粘土でも羊毛フェルトでもそれ以外でも、
「安定したクオリティ」で常に満足出来る仕上がりになるとは限らないのです。
ほら、たった2日間の作業内で、「同じサイズに揃えて完成させる」ってことさえ出来ないんですから
同じサイズになるように、ちゃんと、最初に作った「ゆっくりいりさ」を見本として目の前に置きながら作業をしているのに。不思議ですね〜
造形の仕事してる人の作例を見ると、必ず同じサイズになるようにスケール(材料の長さ、分量、重さなどを計測する)を使ったりしてるみたいだけど。統一感出したいなら真似してみるとか
そういう、「数字をきちんと測った上で作る立体物作品」というのが、なんか性に合わない!
私が粘土や羊毛フェルトは扱えるのに、「裁縫で作るぬいぐるみ類」が作れないのは、きちんと型紙合わせたり数字通りに作らなきゃいけないからです!
単なるズボラかワガママなのに、そんな声を大にして主張しなくても
「毎回必ず、一定以上のクオリティで完成させられる保証が出来ない」という事情のせいで、
私には、一歩踏み出しきれないひとつの夢があります
その夢というのは、私達があおくささんに人形を作っていただいて、このように楽しく暮らしているように……
あおくささんのように「自分の創作したキャラクターが大好きで、人形を作って一緒に暮らしたいけど、作れない」という夢を抱く方に、人形を作って贈る。
そういう活動をしてみたい、ということらしいです
このエッセイの36、37話で「表紙の有償依頼」をしてもらえて、作者にとっては長年の夢のひとつを叶えてもらった。
あれと同じようなことを、作者は「人形を作る」の方向で出来るようになりたいらしい
今でこそ、私も人を頼らず自分でイリサ達の完全自作人形を作れるようになってきましたけど(既製品の改造じゃない、という意味です)。
こうなるより前は、有償依頼でイリサの人形を立体物系作家様や業者様に作っていただいたこともありました
現在は自分の作った私(イリサ)達の人形を積極的にお出しすることも広報活動の一部になるので、過去に作っていただいた私達はメインで使ってはいません。
ですが、必要な時はいつでも出して撮れるように、常にカバンの中に控えています
それで思ったんです。私は人形コレクターという趣味である以上、アニメキャラのフィギュアなどもた〜くさん所持しています。
……が、やはり自宅の保管スペースも、私という人間の感情というスペースにも限りがあり。
アニメキャラのフィギュアはよっぽどのお気に入りでもなければ、いつかは手放してしまいます。
有償依頼でお迎えしたイリサ達とは、存在の価値が違うんです
失礼な話に聞こえるかもしれないけど、しょせんは「作者のためだけに作られた一点物じゃなくて、世の中にた〜くさんいる作品ファンのために作られた量産品」でもあるからな
逆に言うと、世の中のた〜くさんの人達にとっては、どこの誰かも知らない私達の人形には、「自分が好きなアニメキャラ」とは違って価値がないともいえます。ですが、あおくささんにとっては宝物。それでいいんだと思います
自分がイリサの人形を作って誰かに販売する、というよりも。その人にとっての宝物である、その人のオリジナルキャラクターを有償依頼を受けて作る。
そういうことが出来るようになりたいなぁというのが私の夢のひとつです
そのためにはたくさんの時間を使って人形作りの技術を磨かないといけないから、小説は控えめにしていこうって話だったな
「あなたのオリジナルキャラクターのフィギュアを作らせてください」って声かけをきっかけに、私は結婚まで出来ましたし。現実息子のアイデアを膨らませて小説コンテストで賞をもらったりという、
私が創作で関わったからこそ、誰かの人生に大きな思い出をもたらすことが出来た。これだけは自画自賛していい成果だと思ってるんです。
そういうわけで、「あの時のようなご縁をもう一度!」と思って、「私は『うちの子』だけじゃなく『よその子』のフィギュアを作るのも好きなので、作らせてもいいよって方は是非お声がけくださいね!」って声を上げているのですが……
なかなか上手くいきませんね~
↑現時点では有償依頼話じゃなく、無償で練習代わりに作るという方向で言ってます
理由は色々と考えられますね。
「あおくささんのそのお気持ちが、重たく感じる?」「無償で作ると言われても、下心があるのではと疑ってしまう」「←同じく、申し訳ないと思ってしまう」
それに加えて、頼みたいって思えるほどの技量じゃないからってのも、もちろんある
無償だとこのような現状なのでいっそ有償依頼にした方がお互いにビジネスライクになっていいのかもしれませんが、私がそっちに踏み出しきれない、勇気を出せない大きな理由があるのです……
話の途中ですが今日はここまでにして、「有償で創作すること」に関して明日まとめてお話ししたいと思います〜
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