第38話 今後半年でやらなきゃいけないことと、AIイラストについて思うこと(青)
文字数 2,469文字
さて。チャットノベル版「TEAR」全177ページのおかげで、半年もの投稿ストックがあるわけですが。
半年間、お休みしていられる〜というわけではないのであります
オレ達の話、「GRASSBLUEシリーズ」の投稿準備をしなきゃいけないからだろ?
大正解。そして、君達の方は、「TEAR」と違って、AIイラストを頼らずに……
私、あおくさ自身が描いたイラストをアイコンに使おうとしています。
これが、心身共に大変です……
ほんの数ページ前に、AIイラストを使わせていただいてすら、必要なアイコンを全て用意するのは大変だ……と、おっしゃっていたばかりなのに……
お察しします
私の絵のレベルはおそらくAIイラストには遠く及ばないと思われますので……
アイコンのレベルが低いから、って理由で読まれなかったりしたら辛いなぁ……だったらAIに頼った方が良いのではって、迷いもあります
迷ってるなら、今回もAIイラストに頼ったら……っていうのは、言っちゃダメなやつなのかな
あえてAIを使わないことにした、理由があるはずですよね
2ページ前で語ったことですが、「TEAR」は一部のキャラクターを除いて、登場人物がイラスト化していない状態のまま執筆して、完結に至りました。
なので、「初めてキャラデザ絵を描く」からの、それを素材に「AIイラスト化してもらう」までの間隔が短くて(1年も経ってない)。
作者の中ではむしろ、AIイラストの方がこの人達の本来の姿でいいんじゃない? って感覚になりました
オレ達の絵は、作者が中学生の頃からずーっと存在して、何度も絵に描いてきてたから……
そう……未熟だとしてもね……
「自分の絵で描いた、ありのままの姿の君達」に、愛着があるわけなのですよ……
AIイラスト化した君達の絵も、素晴らしい仕上がりのものもたくさん出来上がったんですけどね
ティアーさん達とお話しされてましたが、AIイラストでは細かな装飾などの再現が難しいんですよね?
つまり、ティアー達の方は「細部の細かな違いは許せるし、自分の実力より美麗なイラストを添えたチャットノベルで読みたい」
から、AIイラストでアイコンを作り。
イリサ達の方は「細かい装飾が間違った、妥協した絵では(作者が)許容出来ない」
ので、少々自信はなくっても自分のイラストでやるしかない……
と、そんな事情になっております
こればっかりはなぁ……読んだ人がどう感じるか、っていう問題がある以上、無責任なことは言えないな……
まあまあ、良いじゃないですか!
私は、いつも通りの見慣れた私達の姿かたちのままで読めるチャットノベル、素直に完成が楽しみですよ〜♪
せっかくここ数日、AIイラストや有償依頼などの「絵」の話が続いているのでお話ししておきたいことがあります。
私が有償依頼をして、念願の、「自分以外の誰かが自分より遥かに上の画力で描いてくださった、美麗なイリサ達のイラスト」を手に入れて。
その、同じ年(2022年)の年末に、「一般人が手軽に使えるAIイラスト変換」の各種ツールが急速に流行りました
もしも、有償依頼をする直前にAIイラストが使える世の中になっていたら、頼む必要がなかった?
「もしも、そうなっていたら、有償依頼はしていなかったかもしれません」
それが事実ですが、だからこそ。私は、有償依頼をする前にAIイラストが使える世の中になっていなくて良かったなぁと思っていますね
昨日おっしゃっていた、「こだわりにこだわった、一枚の絵の構図に込めた物語」も、AIイラストで再現出来るわけではありませんからね
それが一番の理由ではあるのですが……
AIイラストというのは、一見美麗ではあるのですが。やはり、「どんな場所にでも、自信を持ってお出し出来るものではない」のです。少なくとも、今日(こんにち)の時点では
え〜と……昨今、問題視されてる、学習元がどうとかいう
そっちを気にしてる人だったらチャットノベルのアイコンにだって使えないっすね……
例えば、私は昨年、こういったものを業者さんに頼んで作っていただきました
木製の雑貨に、写真やイラストなどを彫っていただける業者さんに依頼して作っていただいた、私達のICカードケースになります! 素敵ですね〜
こんな良いもの作ってもらったら、作者は今後一生、これ以外のカードケース使えないだろうな
もちろん、そのつもりで作っていただきました!
こちらの業者さん、この絵をオーダーした際に、何度も何度も、
「この絵は、あなた(あおくさ)が描いたものですか?」
と、確認をされました。私はその度に、
「自分で描いたものではないけど、私が個人で使う用途に限ってはグッズ化許可をいただいている、有償依頼した絵です」
と説明を重ねて、このカードケースが出来上がりました
※補足説明。同人誌にして表紙として配布する、みたいな商用利用可能な条件での有償依頼じゃないので、個人の無償利用範囲内でしか使えません。
きちんと権利確認をしてくださる、素晴らしい業者さんですね!
こういうところでも堂々と胸を張って使えるのは、私が有償依頼によって、「この絵を、このように使うための権利を、購入した」からこそなのです
無料でも手軽にたくさん作れるAIイラストだけど、そういう、権利関係の盤石さ……
「このイラストは、自信を持って、自分のものだ」
って言えるわけじゃない。そうしたかったら自分で描くか、きちんと有償依頼して手に入れた方が良いってことなんだな
これにて、新連載の「TEAR」関連のお知らせと表紙絵の話がようやく語り終えました。
明日からは、中断していたエブリスタでのコンテスト参加の話に戻りたいと思います。
今後、AIイラストで作ったアイコンに問題が発生した時。また、自分で描いたイリサ達のアイコンが「より良く、新規に描けた」など。
こういったことがあった場合はアイコンを差し替えることがあるかもしれません。大変な作業なのでよっぽど必要性がなければやらないつもりですが、何かあった時のためにもここに記載しておきます。
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