第79話 推し活手帳について考えて、調べて、始めてみた(青)

文字数 2,679文字

最近見始めたYouTubeの手帳活動画に触発されて、ここしばらく「推し活手帳」について調べていました
作者は今年「マイブック」つけてるけど、あれはあくまで今年、2024年が特別な年だから1年間限定で全力で書く! って方針で、来年はやらないらしい
ですが、マイブックを書く作業はとても楽しくて、違う方法で来年も何らかの手帳活動をしたくて、色々と模索しているみたいです
調べた結果、推し活手帳とは。


「自分が好きな対象に関わる日々の活動について書く。例えば推しが芸能人なら、観た番組の感想を書いたり。雑誌の切り抜きやコンサートのチケットなどを貼ったり」


私がやるとしたら、日々買っている大量のフィギュア、玩具の記録なんかが「推し活手帳」になりそうですが……


よく考えたら、それって普段ブログでやってることと同じじゃね?

オレも紙の日記をずーっとつけてるけど、「書き終わった日記帳は年々増えていくのに、置き場所がない」っていうのがけっこう困るんだよな
ブログで18年続けていることを同じように紙に書いていたとしたら、今頃膨大な数の手帳でお部屋の一角が占められていそうですよね
電子書籍が出始めた頃の私は、自分で所有している感じがしないし読みやすいから電子が紙に勝てるわけがない! なーんて言ってたものですが。


現実問題、紙の本は「置き場所に困る」せいで、どうしても手放したくない宝物(例えば3ページ前に画像で載せた漫画も、電子で出ない上に私の思い出の品なのでずっと持ってる)でもなければ、


引っ越しや、もう置く場所がないからって理由で手放してきました。物によっては手放したことを後悔して買い直した作品もありました

ところが、いざ電子書籍に慣れてしまいますと。


本棚を圧迫しないですから、「置く場所がないからという理由で本を手放す必要がなくなりました」。


購入してから何年後でも読み返したくなったら「購入したwebサイトで作品名を検索するだけで、いつでも読み返すことが出来ます」

元から物の管理が杜撰で、読みたいな〜って時に肝心の本が部屋から見つからないってことも日常茶飯事な作者にとっては、webサイトが購入した本を預かって管理してくれてるみたいなものだから。


今はすっかり電子書籍メインに乗り換えちゃったな

唯一怖いのは「電子書籍のサービス終了」で、お金を払って購入したというのに読めなくなるということ。


というわけでおそらくサ終しなさそうと思えるAmazonのKindleでだけ、お金を払って電子書籍を買っています。


それでも絶対に安心出来るわけじゃないんですけどね

電子書籍で購入しているのは「サービス運営サイドがその作品を提供出来る期間は読める権利」であって。


購入したからって自分の所有物になるわけではないそうです

だから、自分の所有物にするためには相変わらず紙の本を買うしかない。本当に推してる作品だけは作者も書籍で買ってるらしい
手帳とブログの関係も同じですね。


ブログで書いてる日記はかさばらない、必要な情報が検索でいつでも出てくる。でもブログがサ終したら作者である私の手元にも何も残りません。だから私は、紙でも手元に残しておきたい「旅するイリサ」関係だけは毎年フォトブック化していました。


同じことを手帳でやろうとすると、物理的にかさばる。どこに何を書いたのか検索しただけでは出てこない。でも、ネット環境に頼らず自分の元に形になって残る

どっちにも、一長一短があるわけだ
どちらを使うにしろ、それを使ってあおくささんが楽しいと思える方法なのかが大事なのではないでしょうか
楽しくなかったらまた3日坊主にしそうな作者だから、世の中に「書き始めたのに途中でページが埋められなくなって、捨てられる可哀想な手帳」が生まれ続けることになってしまう
過去に何度もやらかした……そしてつい昨日にも、掃除してたら出てきた黒歴史ノートを1冊、捨てることになりました。書いてる時点では絶対に必要なメモ! って信じてるのに、そのノート書いていたのは「前職で人間関係に苦しんでいた時に、自分の心を慰めるためにネットで検索した自己啓発ページを片っ端から書く」って行動の成果だったので。


あの頃の悩みが転職で解決した今となっては、せっかく忘れた過去の苦しみを読んだだけで思い出す禁書になってしまったのです

手帳にもそこに書かれた言葉にも、何の罪もないのにな
このエッセイがいつかそんな存在にならないことを私は心から祈っています……!
そうならないように配慮して書いてますが、ごく一部、書きすぎちゃったかなって怪しいページもいくつかありますね……


そろそろ文字数的に本日のオチに入るべき。結局、推し活手帳を始めました。


内容は、フィギュアを買うとついてくる箱。ガチャガチャを回すと付属する説明書。こういう、捨ててもいいんだけどもったいない気がする「資料」を、手帳に貼って、必要があればメモを添える。こんな感じでやることにしました

ブログに載せているのと全く同じ画像ですが、一例としてご紹介します。このページを書いている8/11日の手帳活になります
この推し活手帳、始めてみたらも〜〜〜う楽しくて夢中になってます!


今まで何年も捨てられずに溜まっていくばかりだった説明書がスッキリしましたし。この手帳を背景にして撮るとブログ用画像もわかりやすい。


何より、説明書を捨てるか否かの判断として、


「手帳に貼ってまで保管したい情報か?」


という基準が出来たおかげで部屋が……部屋がスッキリして……!!

現実的な課題として何年も立ち塞がってきたことが、手帳活動を始めたことで解決の兆しが見えてきたみたいです……!
説明書、箱、フィギュアで散らかりすぎてせっかく買ったのになかなか遊ぶ順番が回ってこない。なんて本末転倒にも程がある難問があったけど、


↑上で例に出したフィギュアも買って帰宅してすぐ、紙を手帳に貼って遊ぶってことがその日のうちにすぐに出来たわけで。


……作者の趣味活の「火の車状態」を知らない人からしたら「まったく、わけがわからないよ」って思うだろうけど、これが現実だったんです

手帳活が楽しくて夢中で作業していたら、ブログ、このエッセイなどのネット活が若干追いつかなくなりそうだった日もありましたが、まぁなんとか両立して乗り切りました
エッセイは一番時間がかかるので就寝2時間前くらいに集中的に。手帳やブログはさっと済ませられるので隙間時間に。など、時間で区切って対処しました〜
このエッセイはそろそろひと段落しそうなので、そうなったらしばらくは手帳活に励むつもりです
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登場人物紹介

作者。あおくさ。


普段のネット活動では長年、sohko3(ほしのそうこ)と名乗ってますが、この日記の中に限っては「あおくさ」と名乗ります。

名前:イリサ (青)


コウ君の影の中に住んでる謎の女性。

スーパーポジティブ

名前:コウ君 (青)


紙の日記を書く習慣がある。

スーパーマイペースな方のコウ君(多分)

名前:みく (み)


sohko3全作品の中で最も普通な、16歳の女の子。

だが、実はとんでもない裏話を秘めている

名前:秘密

通称:鏡の魔女 (み)


みくの友達だけど、同じ世界に暮らしてない。お酒好き。

名前:羽香奈(はかな)ちゃん (葉)


葉織君が好きすぎて、ちょっぴりヤンデレ? な女の子。小学6年生。

名前:葉織(はおり)君 (葉)


羽香奈ちゃんの「いとこ」だったが、家庭の事情で「きょうだい」になる。不思議な能力を持つ男の子。小学6年生。

新品のスマホ様


作者が買ったばかり、ピカピカのスマホ。

イリサをはじめ、キャラクター達が知るはずのない現代のネット事情について語る時、彼らの中へ情報をアップロードするために現れる

名前:敦(あつし) (涙)


とある長編の主人公。「ノベルゲームやギャルゲーの没個性主人公」をイメージして作られたので、実はバックボーンが薄いという弱点がある

名前:ティアー (涙)


とある長編のヒロイン。狼少女なので嘘をつく。


()←この中のセリフが本音

名前:豊(ゆたか) (涙)


作品執筆中はストーリーに都合のよいだけの便利なサブキャラでしかなかったのに、作者が忘れた頃に読み返したら性癖に刺さって最愛の推し息子のひとりになってしまった。

名前:血染め地蔵


sohko3全作品の中で最も謎が深い。

作者の現実息子が作ったキャラクター。


この日記の中では息子の言ったことを代弁するためにも使います

名前:山あざらしのサン


sohko3作品全キャラクターの中で最もツッコミ属性。

作者の現実娘が作ったキャラクター。

この日記の中では現実娘の言ったことを代弁するためにも使います。

通称:パー様 (パ)

名前:パーシェル


文字で表現した創作活動であればなんでも褒めてくれる神様。本に対しては滅法優しいが、人間に対しては常に塩対応

名前:エリーさん (パ)


パー様の従者だが、主神(しゅじん)に対して態度が大きい。恋バナ出来る貴重な人材。

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