第65話 シナリオ講座を受けたことがあります/LINEスタンプ販売開始!(青)
文字数 2,532文字
お知らせです♪
2日前の日記に書いたLINEスタンプの申請が通って、販売開始されました!
申請しちゃってから「このスタンプ、このメッセージじゃなくて別のこと書けば良かった」っていうのがけっこう出てきちゃってお辛い……
(一度申請出しちゃうと直せないのです)
2ページ前に書いた通り分配金がないので、もしいっぱい売れたら作者が「ああ〜〜受け取れるようにしとけば良かった〜〜」って後悔の悶絶するので、良かったら買ってやってください
あおくささんはやってないので仕組みがわかりませんが、LINEスタンプ月額使い放題プラン? というものに加入している方も使えるかもしれないので、良かったら使ってあげてください~♪
この世のどこかで使ってもらえてるかもしれないと思うだけで私は嬉しいです! 使い放題プラン万歳です!
お知らせが終わったので本題に移りたいと思います。
↑タイトルの通り、シナリオ講座を受けたことがあります。
といっても非営利の、自治体が抽選で30名くらい?(←人数、うろ覚え。もっと少なかった気がする)募集して、公民館的なところでプロの脚本家を呼んで受講しました。無料で、5日間だったと思います
確か、「TEAR」を書き始める直前だった気がするので……19年前くらい?
プロの講座を受けるといってもたったの5日間でどれほどの効果があるのか? 疑わしい……
と、言いたいところですが。
今にして思えばこの時に受けた講座のおかげで自分の作風が確立したといっても過言じゃないかもしれません
1回あたり2時間くらい? の5日間……
長い人生の中でたったの10時間でそんなにも変わるものなんだなぁ
と、いうか。この講座を受ける前の自分の書くものがあまりにもしょうもないというか、つまらないものしか書けてなかったからというか。
わずかな時間であっても、プロが「商業の場で物語を書くというのは、こういう感じですよ」と示してくれただけで、ものすごく参考になったわけです。
その講座で教わった方法論を使って書いた最初の作品が「TEAR」でした
その先生達にとっては19年前にやった無料シナリオ講座で教えた、何十人かの受講者のひとりでしかないあおくささんが、web小説でちょっとした賞を貰えるような活動を現在も続けているなんて思わないかもですね~
そうでしょうけどね。同時に、その講座の中でお話しになっていた「プロのシナリオライターの現場」では、それこそた〜くさんの作家が関わって芽が出たり出なかったり、成功したり挫折したりしていて。とにかく多くの人と関わって切磋琢磨している業界のようでしたから。
確かに、現在の私があるのは彼らのたった10時間の講座を受けたおかげでもあるのですけど。そうだとしても、あの人達の活躍してきた業界の中では些末な出来事かもしれないですね
それだけ、その人達が世の人達に与えた影響は大きくて。作者にとっては大きな出来事でも、その人達にとっては小さな出来事なのかもしれないってことだな
最初の2日間で指導をしてくれたのはTVのプロデューサー的な立場を経験した人で、指導内容も「ダメ出し」の側面がありました。
その人に私が直接言われてしまったのは、
「あなたの書くものは、あなたの頭の中だけで完結しちゃってるね」
でした。その日の講座で、他の受講者数十人の前でそう言われたのは私だけで、正直言ってその時は大いにショックを受けました
わ〜……人前ではっきり言われるのは、晒し上げみたいで辛いですよね……
作者の性格からして、頭が真っ白になって立ち尽くしてそうな光景が目に浮かんでくる
ちなみにその出来事は講座の2日目で、実は1日目の講座途中に教室から逃げ出しちゃった人がいました。
現在のweb小説界隈でもよく見かける光景だなぁ… …(心が折れて志半ばでエタ逃走しちゃう人)
ほんの僅かな時間のシナリオ講座でも同じ光景が見えちゃうって、それだけ「創作する」って険しい道なんだろうと思いましたよ
無料で受けられるシナリオ講座だからって気楽〜に参加したら、思いがけずキツいこと言われて、参加したこと後悔したんじゃないかな。その人も、作者も
無料だから気楽に初めて思ったより現実が厳しくてやめちゃう……
確かに、あおくささんからお聞きする現代のweb小説の環境に近いものを感じます
私も、それを言われたその日は「受けなきゃ良かったなぁ」って思ったんですが。
3日目からの講座は女性脚本家の方で、課題として「短い私小説を書いて提出すること」を求められました。
で、書いてみたんですが、自分でも自覚があるくらいつまらない、しょ〜もない、子どもの作文レベルのものを出してしまいました
今現在の作者だったら、見せるに値しないと自分で判断するような小説は公開しないはずだよな
そんなレベルの小説ですが、その方は「褒められる部分を探して、褒めてくれるタイプの先生」でした。
それで、思いました。確かに褒められるだけなら傷つかないけど、ダメなものはダメな部分をちゃんと指摘してもらえないと、改善が出来ないんだなぁって
※かと言ってケチョンケチョンに貶しまくる毒舌指導は望まないよ!
あおくささんとしては直したい部分は別にないと思って応募した作品でも、執筆応援キャンペーンでいただいた選評で「ここを気をつければ更に面白くなるよ!」って指摘していただいて、それを参考に新作を書くのが楽しかったとおっしゃっていましたね
それですね。なので、最初の先生にキッツい洗礼を受けてしまいましたけれど。そのおかげで、
「自分以外の他者が読んでも価値が生じると思えるような内容の話を書こう」って、意識出来るようになりました
甘やかしてくれた2人目の先生からは、得られたものはなかったのかな
とんでもないです! そちらの先生は別の意味で、私の小説に最も大事なことを教えてくださいました
あおくささん自身の提出した作品を直すという方向ではなくて、その先生自身の執筆方法論が参考になったみたいです
……と、ここまで書いたところで2千文字を超えているので、続きは明日にします
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