4. ブレイク・スルー(☆)こびとの靴屋

文字数 1,496文字

             Re: ラヴ・ユー・シューメイカー…



みなさんはグリムの「こびとの靴屋」というお話しはご存知でしょうか?。夜中に家のもんがみな寝静まってから現れるというあのけったいないきものの話を…。そんでそいつは、勝手に

をこしらえてくれよるんでしたよね…。更にその靴はみなさん御存知の通りあとでえらい高値で売れてしまいよることなるんです…。あれね〜実はぼくの仕業(しわざ)なんです。そうみなぼくがやってました…。夜中とか昼間、みながおらんときに。みなに知られんよう分からんようにして…。なんやえらい気い使いながらあれやこれやをぼくしてるんです…。そうですあの話の実際は、あんな”こびと”の話しやなんかやのうてこのぼく個人の話しやったんです。家族のためやと、みな喜ぶやろな〜とか思いながら、

身ぃ〜隠して、いろいろとヒト様の役立になりそうなことに努めてるんです…。でも絶対にそんな素振りなんかひとつも見せたりなんかはしません。その実際を家族に明かしたり誰それかに気づかれたりするような真似は絶対したりはしませんでした…。あくまでも「こびとの仕業やー!」いう(てい)で、そう(よそお)ってするだけのもんなんですから。それだけでもう十分やったんです。それだけが今の自分の持ち分なんです。ほんまそれだけ。それこそが一番ええことやったんです…。


    ♫ 「感謝だけが〜生きが〜ぃなのーー忘れ〜られ〜なーいーーー
        しンボー しンボー しンボー しンボー 涙〜の辛ん抱ーーー…。」♪



                    次鋒…


  それにしてもみなさん!、人間ってもんは、ほんまひとでなしばっかしなんですねっ!。
  心の(かたく)なることには、ほんまにもう〜びっくりしゃっくりぼく村○ショ〜ジですー!
  心の中は、もう〜文句ばっか!批判ばっかし!。そういったのしかありしませんねん…。
  今日もね猫が腹下してるんはあんたがやった餌のせいやってことにされる始末なんです。
  家族であったとしてもそうなんですから、ましてやそれが赤の他人さまであった日には
  …もう目ぇ〜もあてられん程にぃーーほんとにほんとに、ひどすぎ…「ドゥ〜〜ン!」


    ♫ 「生体(からだ)なしで〜生きてーーいくぅ〜うっのねーーー
       りンボー りンボー りンボー りンボー 涙〜のりぃ〜いぃんぼ〜おー。」♪



                     とり…


          みなさまお久しぶりです。前○政二です。
          なんでかしりませんけど、急いで飛んできた次第です…。
          ぼくもね…なんか言わな〜…あかん(おも)て…。
          でもねー、なんにもありしませんねん。……。
          そうそう、今、ぼくね〜…NS ○で講師の仕事させてもろうてます。
          差し入れしてくださったなら、ただただ大喜びですわー…。


    ♫ 「我力だけを〜〜 信じ〜ぃいたー わ〜たーしーーー
       りンボー りンボー りンボー りンボー 涙〜のーりぃ〜いんぼーおー。」♪



                  〈閉幕〉




あとがき:

独立させることにしました。

この「見えざるこびと」の入手こそが、

の目的だった。

だから関係ないこともないんだ。かなり意味的には逸脱してしまっているのだけれども。

分かるかな?

たぶん原作においてもこれが真実だったのだと思う。

その正体は爺さんか婆さんだったんだろうがね。

もしくは〜、家庭内出家を余儀なくされてしまっているその父さん...。


しかしめちゃくちゃ…。












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