４．　ブレイク・スルー（ｐｔ３）検証

みなさまへ、三千日を頂きたく存知ます。pt.5 で一応完結させる予定です。
それから最初から順に完成させていきま〜す。そうさせてー！　
魂の叫び抱きたるの崇



　　　　　　　　　　　　　pt.3 のあらすじ、そのショートカット…




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんだけ。



Re：　経過検証…。




　　　　　　　　『試験体［ラムダ-QB-Z1］から始めます…。』


　先ずは起動前の袋入りの状態。



搭乗者とのシンクロ完了直後の様子…。



続きまして、地下より地上へと這い出た瞬間。
完全体への変形を経て、即時、暴走状態と化しておりました。



既に臨戦体勢（モード）への移行、完了しています。



直立体勢となってすぐに最大火力であるバスターキャノンと
メガトリュウム・フラッシャーがほぼ同時に使用されます。
起動直後から既に充填は開始されていた模様です。
めくら撃ちに等しい有様でした。えっと…最大出力にてです！。



これらすべては起動からわずか7分半以内の出来事なのです！。
強制停止の為のコード入力が有線無線あらゆるチャンネルで試みられましたが、
すべて無駄でした…。そこでやむなく破棄処分との決定が下されます。
そして成層圏外からの神雷による二度の攻撃がなされました。
ですが、一射目からもう完全に直撃だったのですが、なんと全くの無傷だったのです。
周囲五キロを焼き払ったまで。まったくあり得ない話しです。
その為、急ぎ第二射が用意されます。それらの様子を望遠にてご確認いただきます…。







続いて第二射です。







ご注目ください。爆炎が一瞬で吹き払われます！。



　　　　　　　　　「あれは、いったい何だ !!! ???」



ラムダであることに間違いはありません。
ただし、質量体積ともに約３倍増加しています…。






　　　　「わ〜をー」
「あれはいったいなんですのん？」





この後、即座に我が国の機械化兵団が直接攻撃を仕掛けました。
陸海空の三旅団、その持ちうるマン・マシンのすべてがです。
ですが、瞬時に全機体は破壊されてしまいます。
ほんとに瞬く程のあいだの出来事でした…。
結果報告のみにて戦闘内容の詳細につきましては割愛いたします。
繰り返しておきます。

全機体のすべてが

、一瞬にして破壊されておりました…。




　　　　　「クワッ！」
「われらが精魂傾けて造り上げた機械獣、その全機がと言うのか！？」


ことは成し遂げられたとみなされたのでしょうか、
その後、アレは亜空間へと消失してゆきます…。



その約三時間後に、不胎化、待機モードの状態にて発見されます。
それも、元の出現ポイントにて！。



最後に、この機会に是非、是非にも！、
制圧部隊のその活躍の様子もご覧なってください！。





そしてそう、今はもう亡き、我らが機械兵軍団の

かっての

勇姿を！。
その…ご哀悼の念をもってー！！！。





「エッ？もう閉めろと？！…。分りました…」
「え〜では断腸の思いではございますが一覧にてのご紹介と替えさせていただきます。」
「え〜と本当にここにあるものは、ほん僅かばかりの記録でしかないことは、
　皆様、しかとお心にお止めになってくださいませーーー！」



　　　　　　　　　　　　　　　三秒

「以上をもちまして事務局からの報告は終了とさせていただきます。」

「ありがとうございましたーーー。」









そないにぎょうさん捨てる金あるんやったら、
少しぐらいわしにも回してくれや…（Dr.Oakray）。



試験体の選択に間違いは無かったようじゃな…。


亜空間よりの元素摘量、そして融合に固定…。



あれらの、精鋭兵団の全機がか…。



これは取り返せない事態となった…。



何らかの特別処置を講じるしかもう道は残されていまい…。



やはり依代(よりしろ)としては第一線級の素体であったか…。
向こう側からも「とびっきり」のが来場してきよった…。






そうじゃな。よう堪(た)へよった。



豪勢じゃ。豪勢じゃ。ほんに、ほなこつ、豪勢じゃ〜。
ケチらんでよかった。三者ともに役者としての箔そしてその器量に申し分はない。



しかしながらみんな無駄になってしもうたんやないんかな？。
中央にはなんと報告する？。成果はどうとればいいんじゃ？。
このままじゃ〜わしら全員、解雇というか、粛清の憂き目を見ることになるでー。



「きたるべくの大戦に備えての最重量級の積載であったものを…」



心配はいらぬ…。これほどまでの結果アピールともなれば、以降は間違いなく、
Commeeitterun(コミイッテルン)友の会のメンバーらが尻を拭(ぬぐ)うてくれる。
なんせ奴らは千年の時を越えて溜め込んできとるんじゃから…。
わしらにとって今はもう資金は

無尽蔵

となったに等しきかな。
あ〜ハっハっハっハー…。


「とりあえず、ここはノ○ァ博士からの説明を聞こうではないか…。」






　　　「 I have control 」



ED："Venice Calling" by Glasgow Coma Scale
　　https://www.youtube.com/watch?v=aSBZKm1iUeg




〈続く〉





次回 …『 解 説 』

「もうーやめときゃ良かったのにー…」（すでに自責の念で一っ杯でつ！）

















　　　　　　　　　　　　「廻(めぐ)る廻(めぐ)る、廻(めぐ)る因果は糸車…」（新八犬伝より）