11. 天空の外科医
文字数 3,970文字
宇宙エレベーターは降下を始めた...。
カゴは、床も天井も含め隙間だらけの無骨なフレームで覆われている。
なんだか巨大な虫かごのようだ。昇ってきた時とは様子はまったく違う。操作盤はない。
思うだけで望む場所へと運んでくれる。気配ほどの振動で辛うじてその作動を確認する
ことができた…。
まずは第七天へ入ったようだ。先程までの、星々の瞬くエーテル空間とはまるで違う。
隔絶されし絶対世界。その超絶的なバイブレーションを阻むことは誰にも叶わない。
ただ曝され、圧倒されるがままになる…。この階層もまた突如、顕現していたのだ…。
その神聖さが故に、自ら生まれずして生まれたと同じ原理にて…。
聖なる御方とその御子のおわす守護の絶対領域…。
ただ十字を切るまで…。
無事、通過することができた…。更に下っていく…。
逃げるような思いで…「いた」……。
〈暗転〉
Re: 大審問官。
いつの間にか審問室のテーブルにエノクは座っていた。
対峙してこちらを見つめるのは美の女神さえもたじろぐ程の美貌の持ち主。
真紅のガウンに胸の高さで緑の綾が精緻に織り込まれた黄金の帯を締めている。
彼は自身を『カミーユ』と名のった。
エノクは直ちに、今、眼前に在るのは峻厳(Gevurah)の柱であることを直感する。
恐らくは障害である。それも突破は絶対にかなわない鉄壁の拒絶であることが察せられた。
『エノク…今さら、いったいどこへ行こうというのかね?』
『君の往来に関して私は何も聞いてはいないのだが…』
声は嫋やかで表情はにこやかなものであったが、こちらを見つめる瞳は冷たくにすぎた。
「地上に降りるのさ」「そうする必要があるんだ。」
『天界の者の出動命令はだされてはいない』
『現在の地上の出来事は、すべてヒト自らの営為、その一環に過ぎない』
『不干渉がむしろ命令として伝えられてあるが…。』
いつの間にかカミーユの姿が変わっている。
業火のごとき炎でかたどられた豹である。
真紅の猛獣が獰猛なる眼差しでこちらを見つめていた。
「私はヒトとして地上に戻るのだ」
エノクの姿形もいつの間にやら変貌を遂げている。語るは黄金の瞳の老人。
「途方もない災いが起こっておる可能性がある」
「同胞を見捨てる訳にはいかん。」
『宙 に飽いたのではあるまいな?』
『空手で地上に戻るということは与えられた栄誉を投げうつに等しい』
『そのひ弱なその身 で、いったい何ができるというのだ?』
両の目 は暗黒の双眸へと変わり、うわ言めいたことをエノクは口にしていた。
「かって、一度、この星は滅んでいる」
「すべての人類が私の号令のもとに消滅させられた」
「これは、
『私は、お前がいったい何を言っているのか分からない。』
『私の問いに答えよ!。』
『改めてお前に問う、何故地上へと降りる?』
「とりなしの為だ…」元の青年エノクの姿へと戻っている。
「今も十字架の道を誠実に歩んでいるものがいる」
「そのもの達が心配なだけだ。」
『なるほど…今度は、お前がノアの役を果たさんと言うのか?』
『否、…もしくはお前が、御子の再臨の代行なのか?!!』
『それとも、ただの露払い……』
カミーユも、元の美しき麗人の姿へと戻っている。
つきつめた苦悩の相貌で熟考をしばし…。
やがて真剣な顔つきで彼はエノクに言った。
『一つだけ俺の言うことをきけ。そうすれば通してやろう。』
『お前に聖痕を
『ただの印ではない。そうすれば、お前は
エノクは意味が分からないままにこれを了承する。
なぜかこの杯を飲み干すことが、絶対の定めのような気がしたのだ。
「飲め、飲め、飲めよ、
〈暗転〉
Re: Sergery...
手術台に寝かされたエノクの耳元でカミーユは優しく語りかけていた…。
『
いつの間にやら彼の手にはメスが握られている。
そして、いきなり自身の腹を掻っ捌き、太陽神経叢を掴み、根こそぎにして引きずりだした。
当然の如く、滝のようにして大量の血が溢 れこぼれ落ちる。
だが彼にはまったく気をとめる様子はない。金属容器にそれをスルリと投げ込んでいた。
そして、今度は、その姿のままに、引き続いて、エノクの腹部にメスを差し入れていた…。
鮮やかに切り開かれてゆく象牙の柔肌。
深々と、アラバスターの肌は情け容赦なく切開される。
しかし何故か鮮血のあふれる様子は彼においては見られない。
エノクは、この天使を信じ、耐えがたいほどの激痛に襲われながらも身動ぎ一つしなかった。
膨 れ上がる恐怖も丸呑みにして、この呪われた時間をただひたすら耐え忍ぶ。
割 かれた腹部、丹田、みぞおちに、深々と二本の腕が差し入れられている。
中で、もぞもぞと蠢 いて何かを必死で探している。そして、とうとう、
根深くはった彼の神経叢、その丸ごとが、根元からきれいに断ち切られる。
そしてするりと引き抜かれてゆく。
直に、別の
それは埋められ、丹念に引き延ばされて、そして新たな神経接続が果たされてゆく。
覆いをかけるべくの、腹部の傷が今、猛烈な速さで縫合が行われていた。
やがてに、おかしな融合感覚がエノクの胸腹部には起こっていた。
強烈な快感が爆発的に体中を駆け巡っている…。
それは苦しみの、苦痛の一切を、瞬時に吹き飛ばしてしまうほどのものだった!。
渦中、おぼろげな意識の中、腕を胸に組んだ巨大な彫像を一瞬見たような気がした。
ことが済めば、瞬く間に傷口は完璧に縫合されてゆく。
最後には、残酷なる行為の痕跡は跡形もなく、綺麗さっぱりと無くなっていた。
これが、彼、カミーユが、天空の外科医と呼ばれている所以であった…。
天使は手術台の側に立ち、エノクを見下ろしながら言った。
『お前がどうなったか分かるかね?』
『
『それも破壊天使十四万四千にも匹敵する程の力の…
…いや到底それどころではあるまいて…』
『大事にその力、使うがよい』…。
〈暗転〉
Re: 元の検問所の審問室。
『上陸はどこにするつもりかね?』
「タクラマカン砂漠に」
『やめておけ。現在あそこはキナ臭いことになっている。アメリカの軍事衛星、神の雷の
矛先がピタリと合わされて離れない。また人民解放軍は核使用を考えているようだ。
今、彼処に降りるということは、いきなり最悪のクライマックスから始めるのに等しい。』
「一体なにが起こっているのですか?」
『自分で行って確かめればいい。『言っておく、ことはつまらんことだぞ....。』
『それより、私のお勧めは ” Mount Hermon ”だ。
現在の認証は Baal Hermon となってはいるがな…』
『お前にとって馴染みの場所であるし、また現在ある特異点の一つでもある』。
ヘルモン山。かって監視者として送り込まれた天使達が最初に降り立ったのがここだ。
やがて監視者たちは、美しき人間の娘を自分の妻とし子をもうけたくなる。
そして…「みんなで誓いを立てよう、つまり、みんなの意思であること、そしてこれを皆が
実行成就し終わるまで、これをひっくり返さないという条件で、お互いに呪いをかけて誓い
合おう」となった。この集会がなされた場所、そこがヘルモンだった。
『地上に着いたらオレの車を使えばいい。足がいるだろうからな…』
『門番に言えばガレージから出してきてくれる。』
『エノクよ、改めて言っておく』
『お前の備えた力は、リバイアサンでさえ赤子の手を捻るようにするものだ』
『よって、お前は、恐らくは…この宇宙においての最強と呼べる存在となった』
『
「カミーユ殿に問題はないのですか?」
『ないない、前科があるしな…』
『前にも一人、許可証なしで通してしまったことがある』
『よって札付きの悪天使の称号を頂いている』。
嫋やかにして愛情のこもった眼差しで彼は語っていた。
真紅のローブが本当に似合う人だとエノクは改めて思った。
神聖なる審判・神聖なる破壊・神の力…そして深き、思いやりのひと…。
〈暗転〉
Re: 同じく検問所。
『確かに、天空遙からでは分からんこともある…』
エノクが去った後の審問室。
テーブルに肘をついて、カミーユは遠い過去に思いを馳せる…。
『しかし、あの爺さんは強かったな〜』
ただの物もらいかと思いきや、ごっつう乱暴な奴だった。
よっしゃ〜、いっちょう相手にしてやるかと思い、門開けたら、いきなりの霧吹き。
続けて、間髪入れずの平手打ち十往復!。
そして、とうとう挙句の果てには、ものの見事にパイルドライバー決めやがった。
ほんと…人は見かけによらないものだ…。
よっぽど大事な用ごとだったのだろうな、とにかく奴は鬼気迫る迫力だった。
こっちがふらついてる間に、さっさと門くぐり抜けてしまいよりよった!。
そんで、今度、戻ってきたときにはトーラー抱えて喜色満面の笑み!。
おれの手ぇ握りしめ、振りちぎらんばかりに握手して、
さっさと下界に帰ってしまいよりよったー…。
なんだけっけ?、あの爺さん…
『モー…』
〈続〉
付録:
ヤコブの梯子、その終点。門番いますね。
時空間テレポーター
言わずもがなの Moses 。
本物はツノが二本ある。
あとがき:
今回に関しましてはあっちをご存知の方ならお分かり頂けると思います。
過去の償い、修正中和解消としての作品です。
というわけでダイブはくどめに改めて荒くやりました。
自然な、やっつけの感じで、w、あまり中身楽しまずに書いてみました。
また、あのたわ言めいた部分は本創作の動機に関わります。
これはだいぶ前に〈しゃべログ〉で語りましたよね。
いつもお付き合いいただきありがとうございます。
カゴは、床も天井も含め隙間だらけの無骨なフレームで覆われている。
なんだか巨大な虫かごのようだ。昇ってきた時とは様子はまったく違う。操作盤はない。
思うだけで望む場所へと運んでくれる。気配ほどの振動で辛うじてその作動を確認する
ことができた…。
まずは第七天へ入ったようだ。先程までの、星々の瞬くエーテル空間とはまるで違う。
隔絶されし絶対世界。その超絶的なバイブレーションを阻むことは誰にも叶わない。
ただ曝され、圧倒されるがままになる…。この階層もまた突如、顕現していたのだ…。
その神聖さが故に、自ら生まれずして生まれたと同じ原理にて…。
聖なる御方とその御子のおわす守護の絶対領域…。
ただ十字を切るまで…。
無事、通過することができた…。更に下っていく…。
逃げるような思いで…「いた」……。
〈暗転〉
Re: 大審問官。
いつの間にか審問室のテーブルにエノクは座っていた。
対峙してこちらを見つめるのは美の女神さえもたじろぐ程の美貌の持ち主。
真紅のガウンに胸の高さで緑の綾が精緻に織り込まれた黄金の帯を締めている。
彼は自身を『カミーユ』と名のった。
エノクは直ちに、今、眼前に在るのは峻厳(Gevurah)の柱であることを直感する。
恐らくは障害である。それも突破は絶対にかなわない鉄壁の拒絶であることが察せられた。
『エノク…今さら、いったいどこへ行こうというのかね?』
『君の往来に関して私は何も聞いてはいないのだが…』
声は嫋やかで表情はにこやかなものであったが、こちらを見つめる瞳は冷たくにすぎた。
「地上に降りるのさ」「そうする必要があるんだ。」
『天界の者の出動命令はだされてはいない』
『現在の地上の出来事は、すべてヒト自らの営為、その一環に過ぎない』
『不干渉がむしろ命令として伝えられてあるが…。』
いつの間にかカミーユの姿が変わっている。
業火のごとき炎でかたどられた豹である。
真紅の猛獣が獰猛なる眼差しでこちらを見つめていた。
「私はヒトとして地上に戻るのだ」
エノクの姿形もいつの間にやら変貌を遂げている。語るは黄金の瞳の老人。
「途方もない災いが起こっておる可能性がある」
「同胞を見捨てる訳にはいかん。」
『
『空手で地上に戻るということは与えられた栄誉を投げうつに等しい』
『そのひ弱なその
両の
「かって、一度、この星は滅んでいる」
「すべての人類が私の号令のもとに消滅させられた」
「これは、
やり直し
として願われた救済なのじゃ…」『私は、お前がいったい何を言っているのか分からない。』
『私の問いに答えよ!。』
『改めてお前に問う、何故地上へと降りる?』
「とりなしの為だ…」元の青年エノクの姿へと戻っている。
「今も十字架の道を誠実に歩んでいるものがいる」
「そのもの達が心配なだけだ。」
『なるほど…今度は、お前がノアの役を果たさんと言うのか?』
『否、…もしくはお前が、御子の再臨の代行なのか?!!』
『それとも、ただの露払い……』
カミーユも、元の美しき麗人の姿へと戻っている。
つきつめた苦悩の相貌で熟考をしばし…。
やがて真剣な顔つきで彼はエノクに言った。
『一つだけ俺の言うことをきけ。そうすれば通してやろう。』
『お前に聖痕を
今一つ
加える。』『ただの印ではない。そうすれば、お前は
大いなる力
を得ることになる…』。エノクは意味が分からないままにこれを了承する。
なぜかこの杯を飲み干すことが、絶対の定めのような気がしたのだ。
「飲め、飲め、飲めよ、
この杯
を」声なき声が囁いたように思った…。〈暗転〉
Re: Sergery...
手術台に寝かされたエノクの耳元でカミーユは優しく語りかけていた…。
『
じっとしていてね
…』いつの間にやら彼の手にはメスが握られている。
そして、いきなり自身の腹を掻っ捌き、太陽神経叢を掴み、根こそぎにして引きずりだした。
当然の如く、滝のようにして大量の血が
だが彼にはまったく気をとめる様子はない。金属容器にそれをスルリと投げ込んでいた。
そして、今度は、その姿のままに、引き続いて、エノクの腹部にメスを差し入れていた…。
鮮やかに切り開かれてゆく象牙の柔肌。
深々と、アラバスターの肌は情け容赦なく切開される。
しかし何故か鮮血のあふれる様子は彼においては見られない。
エノクは、この天使を信じ、耐えがたいほどの激痛に襲われながらも身動ぎ一つしなかった。
中で、もぞもぞと
根深くはった彼の神経叢、その丸ごとが、根元からきれいに断ち切られる。
そしてするりと引き抜かれてゆく。
直に、別の
何か
が押し込められていた。それは埋められ、丹念に引き延ばされて、そして新たな神経接続が果たされてゆく。
覆いをかけるべくの、腹部の傷が今、猛烈な速さで縫合が行われていた。
やがてに、おかしな融合感覚がエノクの胸腹部には起こっていた。
強烈な快感が爆発的に体中を駆け巡っている…。
それは苦しみの、苦痛の一切を、瞬時に吹き飛ばしてしまうほどのものだった!。
渦中、おぼろげな意識の中、腕を胸に組んだ巨大な彫像を一瞬見たような気がした。
ことが済めば、瞬く間に傷口は完璧に縫合されてゆく。
最後には、残酷なる行為の痕跡は跡形もなく、綺麗さっぱりと無くなっていた。
これが、彼、カミーユが、天空の外科医と呼ばれている所以であった…。
天使は手術台の側に立ち、エノクを見下ろしながら言った。
『お前がどうなったか分かるかね?』
『
鍵
が与えられたのだよ』『それも破壊天使十四万四千にも匹敵する程の力の…
…いや到底それどころではあるまいて…』
『大事にその力、使うがよい』…。
〈暗転〉
Re: 元の検問所の審問室。
『上陸はどこにするつもりかね?』
「タクラマカン砂漠に」
『やめておけ。現在あそこはキナ臭いことになっている。アメリカの軍事衛星、神の雷の
矛先がピタリと合わされて離れない。また人民解放軍は核使用を考えているようだ。
今、彼処に降りるということは、いきなり最悪のクライマックスから始めるのに等しい。』
「一体なにが起こっているのですか?」
『自分で行って確かめればいい。『言っておく、ことはつまらんことだぞ....。』
『それより、私のお勧めは ” Mount Hermon ”だ。
現在の認証は Baal Hermon となってはいるがな…』
『お前にとって馴染みの場所であるし、また現在ある特異点の一つでもある』。
ヘルモン山。かって監視者として送り込まれた天使達が最初に降り立ったのがここだ。
やがて監視者たちは、美しき人間の娘を自分の妻とし子をもうけたくなる。
そして…「みんなで誓いを立てよう、つまり、みんなの意思であること、そしてこれを皆が
実行成就し終わるまで、これをひっくり返さないという条件で、お互いに呪いをかけて誓い
合おう」となった。この集会がなされた場所、そこがヘルモンだった。
『地上に着いたらオレの車を使えばいい。足がいるだろうからな…』
『門番に言えばガレージから出してきてくれる。』
『エノクよ、改めて言っておく』
『お前の備えた力は、リバイアサンでさえ赤子の手を捻るようにするものだ』
『よって、お前は、恐らくは…この宇宙においての最強と呼べる存在となった』
『
あれ
を活かすも殺すも、お前の自由だ』。「カミーユ殿に問題はないのですか?」
『ないない、前科があるしな…』
『前にも一人、許可証なしで通してしまったことがある』
『よって札付きの悪天使の称号を頂いている』。
嫋やかにして愛情のこもった眼差しで彼は語っていた。
真紅のローブが本当に似合う人だとエノクは改めて思った。
神聖なる審判・神聖なる破壊・神の力…そして深き、思いやりのひと…。
〈暗転〉
Re: 同じく検問所。
『確かに、天空遙からでは分からんこともある…』
エノクが去った後の審問室。
テーブルに肘をついて、カミーユは遠い過去に思いを馳せる…。
『しかし、あの爺さんは強かったな〜』
ただの物もらいかと思いきや、ごっつう乱暴な奴だった。
よっしゃ〜、いっちょう相手にしてやるかと思い、門開けたら、いきなりの霧吹き。
続けて、間髪入れずの平手打ち十往復!。
そして、とうとう挙句の果てには、ものの見事にパイルドライバー決めやがった。
ほんと…人は見かけによらないものだ…。
よっぽど大事な用ごとだったのだろうな、とにかく奴は鬼気迫る迫力だった。
こっちがふらついてる間に、さっさと門くぐり抜けてしまいよりよった!。
そんで、今度、戻ってきたときにはトーラー抱えて喜色満面の笑み!。
おれの手ぇ握りしめ、振りちぎらんばかりに握手して、
さっさと下界に帰ってしまいよりよったー…。
なんだけっけ?、あの爺さん…
『モー…』
〈続〉
付録:
ヤコブの梯子、その終点。門番いますね。
時空間テレポーター
言わずもがなの Moses 。
本物はツノが二本ある。
あとがき:
今回に関しましてはあっちをご存知の方ならお分かり頂けると思います。
過去の償い、修正中和解消としての作品です。
というわけでダイブはくどめに改めて荒くやりました。
自然な、やっつけの感じで、w、あまり中身楽しまずに書いてみました。
また、あのたわ言めいた部分は本創作の動機に関わります。
これはだいぶ前に〈しゃべログ〉で語りましたよね。
いつもお付き合いいただきありがとうございます。