覇界女帝ファーメッツ

【キャラクターファイル】

名前：覇界(はかい)女帝(じょてい)ファーメッツ
種別：魔女王
登場作品：『幻装(げんそう)戦隊(せんたい)エルファンサー』


性格：
狡猾ながらも気分屋の女帝。
沸点が低い癇癪持ちでもあり部下の失態には怒り心頭と当たり散らすが、同時に冷静な分析判断力も見失わない天性の軍師気質は油断ならない。


武器：
●伝説賢者〈イマーリン〉に匹敵するほどの魔力底値
●多彩且つ強力な魔術


特徴：
異世界〈ファングラン〉にて他国侵攻を重ねる武力国家〈ファーメッツ帝国〉の支配者。
この戦乱は、彼女が世界征服の野望を掲げて他国侵攻を開始した事が火種となり幕開けした。
絶大な魔力を行使して亜人やモンスターといった人外を従え、急速に国家戦力を増大させたが、それは此処数年の話であり、この〈ファーメッツ帝国〉の前身となった小国は〝人間による国〟であった。
この大改革を成した彼女自身にしても数年前までは〈魔術〉に開眼してはおらず、また気丈な性格ながらも軍国主義ではなく、むしろ他国との共存共栄を旨とした平和思想の指導者であった。
これらの異状変質の裏には〈忌まわしき存在〉の影が隠されていると真しやかに噂され、そこから無尽蔵な魔力を供給されているとも云う。


解説：
幻装(げんそう)戦隊(せんたい)エルファンサーが戦う敵〈ファーメッツ帝国〉の支配者〈覇界(はかい)女帝(じょてい)ファーメッツ〉です。

似顔絵は苦手なので伝わっているか判りませんが、モデルは昭和特撮の絶大なるカリスマ女優〝曽我(そが)町子(まちこ)〟様です。
彼女の訃報には多くの特撮っ子が悲嘆に暮れましたが「それならば〈マイキャラクター〉として〝生きて〟活躍してもらおう」と思い立ったのです。
つまり〈ファーメッツ〉が目指したのは〈ヘドリアン女王（電子戦隊デンジマン）〉〈魔女バンドーラ（恐竜戦隊ジュウレンジャー）〉〈パンドラ女王（時空戦士スピルバン）〉といった系譜の後継キャラ。それの〝凰太郎版〟ですね。

強大な魔力を秘めているとはいえ『妖滅(ようめつ)戦隊(せんたい)カルマージャ』のラスボス〈妖帝 百々我(ももんが)〉に比較すれば武闘派ではありません。そうした直接戦闘要素は幹部に依存しています。
が、常態的に玉座に君臨して、その多面的キャラクターで魅せる──そうした〝曽我(そが)町子(まちこ)節〟に在る〝愛される敵役〟としてイメージしています。