名前:
柊美琴
年齢:16歳
誕生日:4月20日
学校:学校へは通っておらず、実家である〝
柊神社〟の巫女として神事奉仕の日常を送っている。
種別:
狩魔巫女
登場作品:『
天上 天下大剣斬』
性格:
おっとりとした性格で博愛的。
それ
故か時折、天然が垣間見える事も……。
しかしながら、温和に見えても芯は強い。
武器:
●
類稀な潜在霊力&霊符による術式
●使役霊獣〝
阿紅〟&〝
蒼吽〟
特徴:
古来より『妖怪退治』を使命として結成された対妖滅組織〈
狩魔〉の関東方面部隊に所属。
同時に〈
柊神社〉の巫女である。
攻守様々な霊術を扱うが、殊に回復・浄化の能力は〈
狩魔〉でも随一の逸材でもある。
狩魔関東支部の中核となる戦士〝
不知火涼子〟とは旧知の間柄にして親友。
対妖滅組織〈
狩魔〉とは、人々の脅威となる〈妖怪〉を退治する事を生業として国が結成した半独立国営遊撃組織であり、古今東西から〈忍者〉〈巫女〉〈僧侶〉など〝霊力〟に長けた存在を垣根を越えて集結させたエキスパート部隊である。その歴史は古く、平安時代にまで遡る。
解説:
親友である
涼子と行動を共にする事がほとんどであり、基本的に実戦闘を
涼子が担当し、
美琴は霊力によるサポートを主とする。二人は、古くから無二のパートナーとも呼べる関係だ。
刀志郎が参入してからは三人一組のチームとなるが、恣意的単細胞の
刀志郎に
涼子が手を焼く一方で、対極的におおらかで抱擁的な態度で彼と接する『飴と鞭』の関係性が出来上がる。
しかしながら、それは単に御人好しな性格から来る対応ではなく、自然体で他人の本質を見抜く純心が「彼は心底信用に足る」と判断した為でもあるのだ。
そして、やがて彼へと惹かれ始めるも、元来の消極的性格と〝
涼子への遠慮〟から、人知れず切ない想いを抱えていく事となる……。
尚、彼女の母〝
柊美鈴〟は
狩魔最強の霊力保有者であったが、
美琴が幼少の時に大邪妖〝九尾狐〟との決戦で亡き者となっている。
美琴のズバ抜けた霊力は母親譲りなのである。
────────────────────
名前:
阿紅〟&〝
蒼吽
種別:獅子(
阿紅)/狛犬(
蒼吽)
登場作品:『
天上 天下大剣斬』
性格:
阿紅は気象が荒い豪傑肌。
蒼吽は理知的で沈着冷静。
その対極的な性格により口喧嘩が絶えないが、共に「
美琴を護る」という使命感では合致しており揺るぎ無い。
その目的意識から繰り出されるコンビネーションは正に『
阿吽の呼吸』であり、実戦能力に劣る美琴の剣となり盾となる。
武器:
●石像由来の頑強な肉体と、獣性から繰り出される俊敏さ
●牙爪攻撃
特徴:
代々〈
柊神社〉の巫女が使役してきた獅子と狛犬の兄弟。
元来は石像であるが、その霊力を活動源として供給される事で霊獣化する(霊力供給が断たれると石像へと戻ってしまう)。
霊獣化した彼等は人格や思考を宿し、人語を操る。
決して〝野卑な獣〟ではなく〝知獣〟である。
尚、元来、神社に祭られているのは〈狛犬〉と〈獅子〉であり、角が有る方が〈獅子〉である。
従って、
阿紅は〈獅子〉という事になる。
解説:
美琴の霊力供給によって使役される霊獣。
赤子の頃から見守っていた
美琴を慈しみ、時には父性の如く愛しく感じている。
主従関係のみならず、そうした背景から
美琴には頭が上がらない。日常茶飯事となっている兄弟口論も、結局は
美琴の一喝によって嗜められるのであった。
かつて大邪妖〝九尾狐〟との決戦で亡き者となった
美琴の母〝
柊美鈴〟を護れなかった自責から、一人娘の
美琴には絶対的な忠義心と守護責任を抱いている。
しかしながら、当の
美琴が『主従関係』ではなく『大切な家族』として対象視している事を、彼等は未だ知らないのであった。