狩魔童子

【キャラクターファイル】

名前：狩魔(かるま)童子(どうじ)


変形形態：天翔狩魔轟(てんしょうかるまごう)

操縦者：妖滅(ようめつ)戦隊(せんたい)カルマージャ
全高：45メートル
重量：32000トン
最高速度：マッハ30（天翔狩魔轟(てんしょうかるまごう)形態時）
妖魂：？？？
登場作品：『妖滅(ようめつ)戦隊(せんたい)カルマージャ』


必殺技：狩魔剣(かるまのつるぎ)・妖滅(ようめつ)ノ太刀(たち)


武器：
●必殺大剣〈狩魔剣(かるまのつるぎ)〉
●狩魔(かるま)破光(はこう)：胸部陰陽紋からの大出力破壊光線
●狩魔(かるま)飛拳(ひけん)：鉄拳を射出する
●狩魔(かるま)連砲(れんほう)：耳部筒から放つエネルギーバルカン砲
●狩魔(かるま)破壊弾(はかいだん)：翼からのミサイル


特徴：
巨大妖怪〈大妖(たいよう)〉と戦う際にカルマージャが召喚する〈妖神〉である。
自我を宿しているが、会話を発する事は無い。
カルマージャ五人の妖魂を内包する事で活力源と転化しており、それの消耗や欠落は狩魔童子自身の能力を著しく低下させてしまう。
また同理由からカルマージャ達の疲弊も強く、それ故に大妖出現といった此処一番の局面にしか呼び出さない。
運動性に長け、巨体のわりに非常に俊敏。
主に倭民族(やまとみんぞく)特有の古武術〈骨法〉を用いた格闘戦を得意とする。
また、飛行形態〈天翔狩魔轟(てんしょうかるまごう)〉に変形する事で空中戦にも対応可能。


解説：
平たく言えば〈カルマージャロボ〉ですが、実態は一騎当千の巨大妖怪〈妖神〉になります（つまり〈大剣斬(だいけんざん)〉と同種の特異存在）。

凰太郎戦隊には〈ロボット〉の概念は持たせていませんでした。
脳内イメージとしては「持たせたい」という想いは常々あるのですが、イラストを描くのが大変なので（私の本分は〝絵師〟ではないのです）。
しかしながら、この度、募る想いの具象化として、晴れて描き下ろしとなりました。
あくまでも〈特撮キグルミロボット〉であって〈アニメロボット〉にはならないようにデザインを意識しています。

方向性としては近年のインフレ合体型ではなく〈バトルフィーバーロボ〉〈ダイデンジン〉〈サンバルカンロボ〉といった昭和戦隊黎明期のシンプルスリム型を念頭にしており、とりわけ〈ダイデンジン〉へのリスペクトは色濃く反映されています。
それは飛行形態〈天翔狩魔轟(てんしょうかるまごう)〉が物語っている事でも一目瞭然でしょう。
ちなみに、一応〝変形構造〟は玩具再現可能を念頭にしていますが、イラスト的に美化してあるので実物がどうなるかは知りません（どちらかの形態が不格好にはなるでしょう……そこは戦隊ロボ玩具の定石w）。
フォルムや変形パターンは〈デンジファイター〉を意識したものの、カルマージャ特有の妖怪眼を据えた結果、どことなく『勇者ライディーン』の戦闘機〈ブルーガー〉に似てなくもないですねw

本当は、もっと〝和妖〟のディティールを入れたかったのですが〈王道戦隊ロボ〉準拠のヒーロー的デザインを念頭にすると、私的にはコレで限界でした。
それでも随所に名残は見受けられると思います（足が草履(ぞうり)意匠とか）。
特にアピールしたいのは頭部で、コレは〝倭民族(やまとみんぞく)〟がモチーフです。
なかなか独特のデザインになったかな……と、自画自賛ながらに思っています。

実は御披露目当初は〈バトルフィーバーロボ〉と同じ無変形無合体型と言っていましたが、それは変形形態のイラスト描くのが面倒だったからなんですね。
種明かしをすると、実際は〝変形合体〟と〝無変形無合体〟の設定を、当初から両天秤に構えていました。
しかし「コイツ、どうやって戦場に現れるんだろ？」と一考してみると、仮に無変形無合体の場合でも〈輸送要塞〉は必要になる（〈バトルフィーバーロボ〉然り）。
どうせ〝何かしら〟を描かなきゃならなくなるなら「やっちゃおうか？（byナイとメア）」で変形形態を描き下ろした経緯になります。
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▼関連グッズ▼
● プラシート：妖滅戦隊カルマージャ
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