胡蝶宮シノブ

文字数 2,190文字

【キャラクターファイル】

名前:胡蝶宮(こちょうみや)シノブ
日向(ひなた)マドカからはフランクに〝シノブン〟と呼ばれるが、本人はプライド的に嫌がっている。
年齢:17歳
誕生日:11月18日
学校:私立最朱蘭高等女学校二年C組
種別:モスマンベガ
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※〈ベガ〉とは〈ベムガール/宇宙怪物少女/Bem Girl〉の略称。
外的要因(生体改造など)内的要因(突然変異など)問わず、また素体が〈人間〉であっても〈宇宙怪物〉であっても関係無く『宇宙怪物+少女』という定義に当てはまった者は〈ベガ〉と呼ばれる。
※〈モスマン〉とは、古典的にして花形的存在と認知されている〈UMA:未確認生命体〉である。
全身黒色の体毛に覆われて容貌不明ながらも、赤い目だけが爛々と輝いているのが特徴。多くは闇夜にて上空から急襲。
しかしながら、目的や生態は一切解明されていない。
不可思議な事に、遭遇後は『慢性的な健康障害を患った』『精神に異常をきたした』『ポルターガイスト現象に襲われるようになった』『半年後に急死した』等、大凡〈生物学〉とは無縁の〝超常的事象〟を与える事もあり、そうした側面から〝何かしらの凶事を警鐘するべく出現する高次元的存在〟という異説もある。
アメリカ・ウェストバージニア州で初目撃されて以降、頻繁に遭遇情報が続き、現在では活動範囲を微々と拡張している模様。
尚、現在のウェストバージニアでは〝ヒーロー然としたカッコイイ銅像〟が作られ、町起こしの目玉と担ぎ上げられている。
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登場作品:『FSF:vs,SJK』


性格:
自尊心は強いが、沈着な理知派。
忍者として培った性格は、時に冷淡非情にも切り替わる。
愚直なまでに使命感が強いが、四角四面な性格は狭隘に審美眼を曇らせてしまう危険性も孕む。
また、ストイックな修業環境にて育った為に、人一倍俗物文化への憧れが強く『普通の女子日常』へ陶酔している。
とりわけ〝可愛いもの〟には目が無い。


武器:
●翼による飛行能力。
●超電磁波を視線照射する〈電磁眼〉。
胡蝶(こちょう)流忍者として鍛え上げられた体術&忍術は、そのままでも充分に殺傷技能として脅威となる。


特徴:
胡蝶(こちょう)流忍者の次期頭領。
ある日、突然にして〈モスマンベガ〉へと生体改造されて〝人間の姿〟へ戻れなくなってしまい、憧れていた『普通の女子ライフ』と訣別せざる得なくなった。
生体改造に関しては〈アブダクション( ※ 宇宙人によるUFO拉致誘拐行為。多くは体験記憶などを消去されてしまう)〉であったために自覚も詳細も把握不可能。
途方に暮れていた折に〈ベガ帝国〉の設立を理念と掲げる謎の宇宙人〝ジャイーヴァ〟が接触し、彼女の〝人間変身〟を可能とする事を約束として懐刀的存在と召し抱える。
以降、その利害一致からジャイーヴァへの貢献に奔走。
無敗にして順風満帆であったところに、運命の天敵〝日向(ひなた)マドカ〟と接触する羽目となる……。
 

設定:
主人公〝日向(ひなた)マドカ〟へと差し向けられた最初の刺客。
敗北してからも執念深く付け狙うライバルポジション……のはずが、マドカの楽観恣意的性格に振り回されたせいかイジラレキャラへと染まっていく。

忍者として培った素養から、時として殺傷に繋がる手段すら平然と選択出来る非情さも併せ持つ。
しかしながら〝鬼畜外道〟というワケでも〝殺人上等〟というワケでもない。
これは(ひとえ)に〝戦士として育てられた環境〟による実戦基準感覚が染み付いているだけの事である。
当人は〝普通の女子ライフ〟に憧れを抱いており、ともすれば「可愛いものに囲まれた日常を送りたい」というメルヘン嗜好が根底に強く敷かれている(禁欲的な修業環境で日々を送っていた反動と思われる)。

余談ではあるが、幼少期の〈他流交流会〉に於いて同年代の〝不知火流少女忍者〟の天賦に痛く感嘆──以降、その〝名も知らぬ天才少女〟は胡蝶(こちょう)宮シノブにとって〝無二の憧れ〟として心酔対象になっている(彼女の忍装束も、その〝少女〟を模倣したコーディネートにしているらしい)。


補足:
SNS 等で彼女に触れる際には毎回書いているのですが、面倒なので此処『キャラクターファイル』でも説明しておきます。
名前が『鬼滅の刃』の人気ヒロイン〝胡蝶(こちょう)しのぶ〟と被ってますが、コレは予期せぬ偶然です。
そもそも『vs,SJK』はネット環境非所有時期に電子メモ帳で書いていた作品で、WEB初出時期から八年ぐらい前の誕生になります。
つまり『鬼滅』は、まだ存在していなかったのです。
ネーミングは〈モスマン〉だから〝胡蝶(こちょう)〟(加えて掌編『籠宮(かごみや)胡蝶(こちょう)はなぜ死んだのか?』を書いた際に〝胡蝶(こちょう)〟という響きが気に入っていたので流用──なので〝胡蝶(こちょう)〟+〝(みや)〟という名字になった)。
また〈くノ一〉である点から〝シノブ〟になりました。
名前が被っていると気付いたのはWEB投稿を始めて暫く経ってからで、既に『鬼滅ブーム』の渦中でした。
正直、改名も考えた事もあるのですが、その処置をすると「やはり『鬼滅』のパクりで暗黙の内に自認した」と誤解される可能性があり──というか『自分から認めて折れた』みたいでイヤなので、敢えて〝そのまま〟通す事としました(今後あまりにも誤認が多いようなら一考せざる得ませんが)。
ちなみに、私自身は(アニオタ嗜好として)〝胡蝶(こちょう)しのぶさん〟大好きですwww

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