トゥルーレジナー

文字数 2,504文字

【キャラクターファイル】

名前:トゥルーレジナー
変身者:貴嶺(たかね)マリア
年齢:26歳
趣味:映画鑑賞
好物:シーフード
苦手:虫
登場作品:『姫麗(きれい)戦隊(せんたい)アイレジナー』


性格:
穏やかで憂いある知性派美女。
包容力にも富み、愛美(まなみ)達を優しく見守りつつも、その成長過程を喜びに噛み締めている。
一方で自らの宿命と向き合う際には毅然とした誇り高い凛然さと染まり、そうした際に覗かせる表情はまさに〈聖姫戦士(アイレジナー)〉と呼ぶに相応しい。
それでも愛美(まなみ)達の前では、そうした厳しさを押し殺し、柔和な物腰に徹している。
彼女達の前では〈最強戦士〉である前に〝善き先生〟で在りたい──そんな慈しみの願いが、優しい二面性を自然体とさせるのである。
 

超必殺技:トゥルーブレイズワルツ
裸眼となって〝真の姿〟を披露した際に発現するパワー。
全身がまばゆい聖気を放ち、その状態では光速攻撃が可能となる。
しかし、その活動時間は3分と限られており、超過すると激しい疲労憔悴から一転に弱体化してしまう。


必殺技:トゥルーパッションフレイム
その手に〈聖炎〉を宿す事が出来、下級の邪悪ぐらいならば火炎を凪ぎ放つ事によって一掃焼滅させる事も可能。
超必殺技〈トゥルーブレイズワルツ〉は〝真の姿〟にならないと使用できない為、愛美(まなみ)達と共に〈姫麗(きれい)戦隊(せんたい)〉として行動する際にはコチラの必殺技を用いる。


武器:

●レジナーフォーム:
実戦的な身体能力が飛躍的に向上する。
素地が素地なだけに間違いなく〈最強のアイレジナー〉ではあるものの、その実〈オリジナルアイレジナー〉であった頃に比べれば70%程度のポテンシャルでしかない。 


●プリンセスフォーム:
防御耐久能力と聖姫(せいき)エナジー〈レジナーフィール〉の向上に特化される。
また、この形態に在る間は遅々微弱ながらレジナーフィール回復も促進される。
この形態こそが彼女〝ドリムテイル王女・マリア姫〟としての〝真の姿〟であり、そのため〝眼鏡&髪結い〟という仮初(かりそめ)の姿は基本的に取らない。


特徴:
姫麗(きれい)戦隊(せんたい)最大の窮地に突如として現れた最強戦士。
その正体は愛美(まなみ)達の担任教師〝貴嶺(たかね)マリア〟が変身した〈真の姿〉。
彼女こそドリムテイル王女〝マリア姫〟にして〈伝説のアイレジナー:オリジナルアイレジナー〉であった。
愛美(まなみ)達〈姫麗(きれい)戦隊(せんたい)アイレジナー〉は、彼女から分散した聖姫(レジナー)能力の片鱗を特化に宿した複写戦士に過ぎず、ともすれば統合的能力を秘めた〈オリジナル〉の彼女には及ばない──しかし、片鱗とはいえ愛美(まなみ)達に能力を奪われた形となってしまった彼女自身も完全な能力は失われていた。
当初は『本来の力を取り戻す』という目的と同時に「教え子達を危険に晒したくない」という想いから、愛美(まなみ)達から〈レジナーフィール〉を剥奪しようと行動していた。
しかし、戦いの中で成長を見せる愛美達の姿に心打たれて軟化──それならば、せめて彼女達〈未来〉と共に在り、いざという時には己を〈剣〉として〈盾〉として守ろうと誓いチームメンバーとして加わった。
レジナーフィールを分散担当したせいで彼女自身も〝不完全な強さ〟には在るものの、その卓越した技能は弱点を補うに余り在り、紛れもなく〈最強のアイレジナー〉として存在感を示す。


解説:
五人目が〝頼れる大人の女性〟というのは前任である〈クールメイザー:萌乃(もえの)魅夜(みや)〉から継承して決まっていましたが、今回は〝担任の先生〟です。
そして、彼女こそ〈真のアイレジナー〉であり、愛美(まなみ)ちゃん達は〝派生ヴァリエーション:一芸特化型廉価版〟という衝撃の事実が!
つまり彼女の性能をベースとして、愛美(まなみ)ちゃん達〈姫麗(きれい)戦隊(せんたい)アイレジナー〉が生まれたワケです。
だから〈クールメイザー〉宜しく〈総合的最強アイレジナー〉でもあるワケなのです(またもや〈ビッグワン:『ジャッカー電撃隊』〉な設定)。
うん、実は図式としては〈可憐戦隊オトメイザー〉と同じ。
通常は〝眼鏡&うなじ結い〟ですが、此処一番で秘める実力を発揮する際には〝真の姿:裸眼&ロングヘア〟と化します……が、基本的に愛美(まなみ)ちゃん達の前では披露しません。
彼女達の成長を尊重する意向もありますが、何よりも彼女達の前では〈伝説のアイレジナー〉で在る前に〝良き先生〟で在りたい……そんな〝博愛性〟と〝戦士の気丈さ〟を兼ね備えたキャラクターです。
ちなみに脳内構想時の裏設定としては『可憐(かれん)戦隊(せんたい)オトメイザー』の重要キーパーソン〈キュートメイザー/萌乃(もえの)きらら〉こと〈キララ姫〉の〝本当のお姉さん〟でもありました……が、両作品の直接的関係性が消失したので没にしています(シリーズ世界観としては繋がっていますが)。

トゥルーレジナーは、描く実作業で方向性がシフトしていったキャラクターですね。
当初の脳内イメージでは〝THEお姫様〟という清廉清楚型で〝守って上げなきゃいけないキーパーソン/潜在異能値はズバ抜けているものの戦闘には不向き〟という方向性だったんです。
ところが〈クールメイザー〉ポジションの影が差してきて〈最強戦士〉となりました。
また〝おっとり型〟だと弥生(やよい)さんとキャラ被りする懸念も芽生えましたしね。
デザイン的にも脳内イメージでは〈王女〉そのものだったんですが、メンバーと比較して〝個性として映える髪型〟を探し〝うなじ結い〟……ところが、それだと〝夜神(よがみ)冴子(さえこ):『獣吼(じゅうこう)咎者(とがびと)』〟と被るのでパツキン化(ここでセイラちゃんの髪色変更が余儀なくさせられた)。
また「うなじ結いヒロインといったら『めぞん一刻』の音無響子さんだよな」と、そのイメージで固めていく……うん〈バトル響子さん〉でw
ただ、これも掛け離れましたけどね?(名残は前髪)
で、髪型作成時に〝長髪〟も良かったので悩み……いっそ両方取り入れました。
結果として〝髪結い〟は〝セイバー:『Fate』〟にも見え、ロングヘアの方は〝ティアーユ先生:『ToLOVEる』〟にも見えるという(裸眼と眼鏡が逆転してますけど)。
そもそもティアーユ先生大好きですからね……自己小説『G-MoMo』の〝マリー〟もティアーユ先生から派生していますから。
あ! だから〈トゥルーレジナー〉も〝先生〟設定になったのか?(いいえ、魅夜(みや)の〝お母さん〟設定との対比からです)



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