機陸将イザズドン

文字数 1,300文字

【キャラクターファイル】

名前:機陸将(きりくしょう)イザズドン
正式名称:GM-06 イザズドン
属性:ミサイル
登場作品:『超機(ちょうき)戦隊(せんたい)ギアテクザー』


性格:
厳格な職業軍人気質で畏敬を集めながらも、その実、部下に対して強い父性を内包しており、常に出撃した者の安否を杞憂している。
機鋼帝アイレゾンに対する忠誠心は絶大で、そうした自尊心から機空将(きくうしょう)ステルシオンをライバル視に構えているものの、嫌悪敵視には非ず『競いあう良きライバル』として認め合っている。
元来は戦争を好まぬ平和主義のようで、任務として不本意を押し殺して従事しているようだ。
そうした性格と〈戦士〉としての矜持から非戦闘員(殊に女子供や老人)を巻き込む事を善とせず、無差別大量虐殺は彼の最も嫌悪する戦術である。


武器:
●ズドンミサイル:本体ミサイルを発射する最大にして最後の切札
●肩部六連ミサイルポッド × 2
●甲部ノンバレルマシンガン × 2
●まだまだ隠された火力武器は有るやもしれない


特徴:
陸戦型ギアロイドによって構成されている〈機陸軍〉の最高司令官。
全身武器の塊であり、その大火力はあらゆる敵を圧倒に排斥する。
出撃すれば戦局を覆すほどの脅威であり、かつての戦争実績に於いては単身で制圧したケースも珍しくはない。
自室ではプランターガーデニングを趣味として花を愛でている。


解説:
見ての通り〈ミサイル/ミサイル車輌〉をモチーフにしており、ネーミングは「いざ、ズドーン!」から。

最も象徴的な兵器と言えば〈ミサイル〉に他ならないので〈幹部〉に据える構想には決まっていました。
ですが、脳内イメージでは〝ダイレクトなミサイルに手足が生えて、顔が付けてある像〟だったんですよね……『超力戦隊オーレンジャー』の〈ボンバー・ザ・グレート〉みたいなユーモラス路線。
或いは顔部を〝(うしお)健児(けんじ)〟風にして〈ミサイル版地獄大使〉みたいにするとか。
ところが二点思い当たって変更しました。
ひとつは『(やはり)締まらず作風から浮いてしまう』という問題点。
もうひとつは描いている段階のアイデアで「ミサイルそのものよりも〈ミサイル発射台〉の方がギミックとして面白くないか? 最後の切札として、本体ズドン!みたいな?」と閃いたからです。
いずれにせよ、この方向転換で似通ったコンセプトにある〈凱聖ドランガー:『超人機メタルダー』〉にならないように意識しています(でも〈凱聖ドランガー〉よりも〈イザズドン〉の方がダイレクトに〈ミサイル〉していると思います……とは手前味噌www)

また、この方向転換から顔部はオミットしました。
その方が〈ミサイル〉としての印象が強くなりますし、むしろ〝のっぺらぼう〟でもキャラクター性で感情機微が伝わった方が面白い(受け手の想像力にて深みが増す)と判断したためです。
そもそも〈ロボット〉ですから、そうした人体フォーマットを思い切り外せるのが面白味のひとつでもありますし、そういう〝思いきった挑戦〟が出来るのは本作品か『妖滅(ようめつ)戦隊(せんたい)カルマージャ:日本妖怪コンセプト』ぐらいでしょうからね。

尚、ディテールから変形しそうにも見えますが、しません。
あくまでもデザインモチーフとして落としただけです。



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