ラブレジナー

文字数 2,051文字

【キャラクターファイル】

名前:ラブレジナー
変身者:姫園(ひめぞの)愛美(まなみ)
年齢:16歳
趣味:手芸/入浴
好物:ストロベリーアイス
苦手:人混みや喧騒等の騒がしい雰囲気
登場作品:『姫麗(きれい)戦隊(せんたい)アイレジナー』


性格:
心優しい穏やかな性格で、やや内向的性質にも在る。
ともすれば消極的にも映るが芯となる義務感と正義感は強く、此処一番での意志力は頑固なほど融通が利かないという一面もある。
 

必殺技:ラブハートウェイブ
逆手ハンドハートから〈レジナーフィール〉を照射する浄化技。
善心を活性促進化させて悪の心を鎮静浄化する効果を持つため、チームのフィニッシュ技として据えられる事も多い。


武器:

●レジナーフォーム:
実戦的な身体能力が飛躍的に向上する。
とはいえ愛美(まなみ)自身が非戦闘的性格なので、能力的にはチーム内でも高い方ではない。
しかしながら、此処一番の正念場に於いては強い意思力が反映され、その際の能力向上は他メンバーの比較にならないほど爆発的となる。
不確定且つ不安定ながらも未知数のアイレジナーである。


●プリンセスフォーム:
防御耐久能力と聖姫エナジー〈レジナーフィール〉の向上に特化される。
また、この形態に在る間は遅々微弱ながらレジナーフィール回復も促進される。
彼女の場合は浄化と治癒に関する能力が向上するが、そもそも持ち前の博愛的性格と相性がいい能力のため、その底値は計り知れないものを秘めている。


特徴:
元々は争い事とは無縁な内向的平穏主義であったが〈次元界賊アークレイツ〉の地球侵攻にて逃げ遅れた幼児達を庇うべく勇気を奮い起こして戦禍に飛び込む──その絶体絶命の窮地を伝説の聖姫戦士〈アイレジナー:オリジナルアイレジナー〉に救われた。
その際、窮地に陥った〈オリジナルアイレジナー〉や人々(子供達)を救いたいという博愛の想いから内在に眠っていた聖姫エナジー〈レジナーフィール〉が覚醒し〈ラブレジナー〉へと変身した。


解説:
そもそもは『可憐(かれん)戦隊(せんたい)オトメイザー』の続編作品『可憐(かれん)戦隊(せんたい)オトメイザーR(仮題)』の主役もしくは〈追加戦士オトメイザー〉とイメージして作ったものの、美少女戦隊の世界観拡張を意図した路線変更で別作品主役と収まった経緯にあります。
そうした背景から、実は彼女には〈ラブメイザー〉として描かれたヴァリエーションも存在。
コレはコレで気に入っているので、何らかの機会があれば活用したいのですが……。
この〈ラブレジナー〉〈ラブメイザー〉を含めて意匠模索に描かれたヴァリエーションは数パターン存在します。
ここまで試行錯誤の改訂が多かったのは〈凰太郎ヒーロー〉でも初めてです。
ちなみに〈ラブメイザー〉時期の名前は〝愛乃(あいの)愛美(まなみ)〟で『愛』が重複して入っていました(意図的です)。
韻的にはしっくり来るので御気に入りだったのですが、字面で見るとバカっぽい。
ですが、コレはインパクト刷り込みを狙った意図でした。
違和感を覚えるのは〝引っ掛かっている〟という事で〝キャラクターの印象付けとして機能している〟という事と表裏一体ですから。
その後〝お姫様〟というコンセプトに固まると〝お姫様の集団〟という意味から〝姫園(ひめぞの)愛美(まなみ)〟に改名されました。

さて、一部の人には御察しの通り、実は二次創作イラスト『ヒロイン萌化計画』にて〈セーラーサターン〉として描いたイラストからのコンパチ製作になります。
そもそも『ヒロイン萌化計画』はオリキャラコンパチ素体としての側面もあるので……と言うよりも、まずはこの娘在りきの両天秤で描かれて〈セーラーサターン〉の方が副次的に作成されました。
ですから雰囲気(殊に髪型)が酷似しているのですが、愛美(まなみ)ちゃんの方がやや明るい憂いに在り〈主役〉としての体裁を強調しています。
しかし、前作の〈プリティメイザー/萌乃(もえの)朱祢(あかね)〉が明朗快活な方向性で〝ザ・主役〟といった趣に対して、内向的印象の愛美(まなみ)ちゃんが〝主役〟として機能するかは未知数で不安もありますね。
もっとも朱祢(あかね)ちゃんとの差別化もあって対極的キャラクター性に纏めたのですけれど……。

そして、異端要素にして〈アイレジナー〉最大の独自性でもある〈プリンセスフォーム〉について……。
そもそも『姫麗(きれい)戦隊(せんたい)アイレジナー』では〈特撮系スーパーヒロイン〉と〈アニメ系美少女戦士〉の両形態をコンパチ変身する構想でした。
ですが、べらぼうに描くのが面倒なんですよ……2形態×5人となりますから。
なので「気が向いたら……/最悪、公表しなければスルーできる」と流していたんです。
その名残が〈スカートパレオ〉ですね。
これにより〈特撮系/アニメ系〉の両天秤を単体表現しちゃおう……という苦肉案。
ところが、やがて五人体制で整いましたから、後は気負わずゆっくりと世界観拡張という工程へと突入した。
それならば、やってしまおうと踏みきったワケです。
自分で描いておいてなんですがメルヘンチックに可愛いです。
うん、往年の『魔女っ子もの』みたいで。
とりわけ愛美(まなみ)ちゃんは〝博愛おとなしい系キャラクター〟ですから〈プリンセスフォーム〉の方が似合いますね。



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