作品紹介:幻装戦隊エルファンサー

文字数 1,058文字


【作品概要】
突如現れた〈ファーメッツ帝国〉の侵攻によって異世界〈ファングラン〉の平和は未曾有(みぞう)の危機に晒されていた!
大賢者〈イマーリン〉は〈伝説の幻装戦士(エルファンサー)〉を復活させるべく人間界から五人の若者を召喚!
幻素聖霊(エルメント)と契約した彼等は、その聖霊力を纏う〈幻装変身〉により〈幻装戦士(エルファンサー)〉となった!
斯くして彼等は〈幻装(げんそう)戦隊(せんたい)〉を名乗り、異世界の平和を守るべく戦いの旅路を綴る事となる!
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【解説】
妖滅(ようめつ)戦隊(せんたい)カルマージャ』の後番組(?)『幻装(げんそう)戦隊(せんたい)エルファンサー』です(ちなみに旧仮題は『聖夢(せいむ)戦騎(せんき)エルファイブ』でした)。
『カルマージャ』の直後に「別コンセプトで、斬新なヒーローデザインに、もう少し挑戦したいな」と着手したプロットでした。
『カルマージャ』が〈妖怪〉でしたから、その対比で〈魔法ファンタジー〉となりました。
本家『スーパー戦隊』にも
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』
『魔法戦隊マジレンジャー』
『天装戦隊ゴセイジャー』
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』
『魔進戦隊キラメイジャー』等〝ファンタジー+戦隊ヒーロー〟というコンセプトは多々ありますが、内容的には〝ファンタジー要素が人間界へ顕現介入する図式〟の現代劇です(描写予算や世界観ロケの事情もあるのでしょうけど)。
ですが、本作の大きな違いは〝剣と魔法のファンタジー世界で戦隊ヒーローをする〟という点。
つまり『異世界召喚もの』+『戦隊ヒーロー』というコンセプトなのです。

また同時に『秘密戦隊ゴレンジャー』の〝立体象形顔〟〝シンプル・イズ・ベストなデザイン〟という原点回帰へと挑戦しています。
第四作目『電子戦隊デンジマン』以降、戦隊ヒーローは〝ゴーグル顔〟になりました。
それはそれでスマートシャープなカッコよさにあって好きですが、増産に並び立つと〝のっぺり顔〟だらけで無個性に埋没してしまう感も否めない。
現在見ると『秘密戦隊ゴレンジャー』の〝立体象形顔〟って自己主張インパクト絶大でカッコイイんですよね。
そこに立ち返ろうとしたワケです。
つまり、この『幻装(げんそう)戦隊(せんたい)エルファンサー』は「初めて見るヒーローなのに猛烈に懐かしい」という〝懐古的既視感〟を狙っています。
ある意味では〝未体験の新機軸ヒーロー像〟を狙った『妖滅(ようめつ)戦隊(せんたい)カルマージャ』とは、とことん真逆のコンセプトになりますね。
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▼関連グッズ▼
● プラシート:幻装戦隊エルファンサー
 価格:1980円
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