作品紹介:だ!勇者

文字数 1,214文字

【作品概要】

ある日、暗黒の魔王が復活し、勢いづいた魔物が世界を蹂躙し、自分が〈伝説の勇者〉としての素質に目覚め、世界を救う旅へと出る──そんな御都合主義の展開があるワケ無い。
世は平和。
だから、勇者達は失業中だった……。

この作品は、自堕落ダメ勇者──駄勇者達の日常を垣間見た物語である。
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【解説】
誕生期は相当古く、実は『闇暦戦史:孤独の吸血姫』『FSF:vs,SJK』と同期……つまり〝端末非所有オフライン環境期:電子メモ帳執筆時期〟まで遡ります。
ですが公表タイミングが掴めないまま待機状態が続き、次第に失念紛いに眠らせ過ぎました。
そもそもは『掌編』感覚でオムニバスエピソードを書き溜め、充分な本数(全13話ぐらい?)に累積してから公開するつもりで着手した作品になります。
しかしながらデジタル創作活動が本格化すると、なかなか本作品にかまける余裕も無く、やがて失念放置に埋もれて年数が経過してしまいました。
この度、満を持して公開となりましたが、これは「あまり眠らせてしまうと時代経過に世相も変わり出せなくなってくるかもな……」と懸念したためです。

コンセプト動機としては『闇暦:ホラー』『FSF:SF』とメインストリームジャンルをやったので、このメインストリーム王道の『異世界ファンタジー』も抱えたかったからですね。
ですが、その頃の私は駆け出しもいいところでしたから『王道シリアス』では凡百と埋もれて好奇心を惹けない……と読者触手を憂慮。
加えて、先述の着手動機から『長篇』は不可能と判断し、それならば〝サクッと単発で読み終えられる掌編でのオムニバススタイル〟なら可能ではないか……と考じたからですね。
また先立って『vs,SJK』で『ギャグ/コメディ』をやっていたので、その余波影響から『ギャグ』になった……というのもあります。
実際に読み比べると伝わると思いますが『vs,SJK』は私のギャグ作風としては『結構御行儀良くおとなしい』です。
本来は、このぐらい破戒した勢いが芸風──まぁ、この辺りは『vs,SJK』から後年に書かれた『FSF:G-MoMo~銀暦少女モモ~』や『かしまし幽姫』で色濃く投影された感にありますが。

ちなみに本作品主役陣のビジュアルですが〈盗賊〉以外は『RPGツクール』用に作成した凡庸顔画像を流用して体などの不足箇所を大幅に描き足した形になります。
だから後年に作成された〈盗賊〉とは微々とタッチが異なるのですが……まぁ〝そこ〟は御容赦下さいwww
実際のところ〈盗賊〉以外は明確なキャラクターイメージが涌かないまま綴っていたのですよ……漠然としたテンプレ像だけで。

現状では、今後に新エピソードを書くかは不確定です。
書くかもしれませんし書かないかもしれない。
そこは「気の向くままに」と据えています。
まぁ、仮に書けば追加しますけれど……読者受け次第かな?w
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