たんころりん
文字数 1,317文字
【キャラクターファイル】
名前:たんころりん
種別:妖怪(柿の変化)
出典:民俗伝承(宮城県仙台市)
登場作品:『妖滅 戦隊 カルマージャ』
性格:
愚直な武闘派。
策を講じる事は苦手だが、作戦遂行の任には責任感を重んじて従事する。
しかしながら本領は前線戦闘であり、その機会を得られると内心高陽に嬉々とする。
同時に武人としての誇りを持ち、常に正々堂々挑む事を旨として卑劣な手は嫌う。
笑い方は「たんころたんころ」
武器:
●柿枝ブレード
●柿ノ葉カッター:頭頂の蒂葉 を投げつけて来る
●渋柿爆弾
特徴:
宮城県仙台市に伝わる妖怪で、柿の木が変化した物 ノ怪 。
本来は非戦闘的な妖怪だが、この固体は〈妖帝百々我 〉により邪気洗礼を受けて〈邪妖會 〉幹部と新生した特別なタイプである。
強靭にして剛腕であり、その特性は〈カルマレッド〉に匹敵する。
解説:
本来は〈タンタンコロリン〉と呼ばれる妖怪のようで、実は〈タンコロリン〉とは別物であったという説があります。この〈タンコロリン〉の方は詳細不明ですが、子供を叱る時に「タンコロリンが来るぞ」という風に用いられていたとの事。
ですが、水木しげる御大が〈タンタンコロリン〉を〈たんころりん〉と紹介した事から混同解釈が公認的に定着したようです。
原典は〈邪悪妖怪〉でも〈害悪妖怪〉でも〈好戦型妖怪〉でもありません。
黄昏時に僧侶の姿で現れ、服の袂に入れた大量の柿をポトポト落としつつ町中を徘徊し、見事な柿の樹が生えた家の前で姿を消したと云われています。この奇行は〝柿の種を撒き散らすため〟のようです。
類型として〈柿男〉なる妖怪もいて、こちらは更に奇々怪々。
多くは厳つい男の姿で現れ「俺の糞を潰して嘗めろ」とか「俺の尻をほじって嘗めろ」などという変態以外の何者でもない危ない要求を強いてきます……が、折れて嘗めてみると柿のような甘味でおいしい。不思議に思い、男が現れた方向へ行くと熟れた柿の樹が生えているそうな。
目的は不明ですが、熟れ時を知らせて「駄目になる前に食べろよ」と急いているのかもしれません。
さて、では何故、このような非戦闘妖怪を敵役に据えたかと言うと……ぶっちゃけ〝見た目のインパクト〟ですwww
デカい人面が問答無用にドデーンと在る自己主張は、それだけでインパクト絶大で何よりも「怖い」。
殊に水木しげる御大が描かれた妖怪画は、一度見たら忘れられない圧迫的恐怖感に在ります。
また同時に、こうしたマイナー妖怪にスポットを当てるのも面白いかと……。
多くの『妖怪作品』(殊に『妖怪退治もの』)では〝扱われる妖怪〟がだいたい決まっていて、基本的には〈スター性のある妖怪/認知度の高い妖怪/脅威性の高い妖怪〉がチョイスされる傾向が顕著ですから〝柿フェア推奨妖怪〟なんざスポット当たりませんw
そこで起用しても面白いかと……独創的な作品色にもなりますし。
とはいえ『妖滅 戦隊 カルマージャ』は『妖怪退治ヒーローもの』ですから戦闘向けでないと話にならない。
なので思いっきり〝中身〟は無視に作り直し、ストロングスタイルへと方向転換させてもらいました。
ま、水木しげる御大にしても『原典を拡張転換に性質生態を作り直す』というのは、よくやられていますからwww
名前:たんころりん
種別:妖怪(柿の変化)
出典:民俗伝承(宮城県仙台市)
登場作品:『
性格:
愚直な武闘派。
策を講じる事は苦手だが、作戦遂行の任には責任感を重んじて従事する。
しかしながら本領は前線戦闘であり、その機会を得られると内心高陽に嬉々とする。
同時に武人としての誇りを持ち、常に正々堂々挑む事を旨として卑劣な手は嫌う。
笑い方は「たんころたんころ」
武器:
●柿枝ブレード
●柿ノ葉カッター:頭頂の
●渋柿爆弾
特徴:
宮城県仙台市に伝わる妖怪で、柿の木が変化した
本来は非戦闘的な妖怪だが、この固体は〈妖帝
強靭にして剛腕であり、その特性は〈カルマレッド〉に匹敵する。
解説:
本来は〈タンタンコロリン〉と呼ばれる妖怪のようで、実は〈タンコロリン〉とは別物であったという説があります。この〈タンコロリン〉の方は詳細不明ですが、子供を叱る時に「タンコロリンが来るぞ」という風に用いられていたとの事。
ですが、水木しげる御大が〈タンタンコロリン〉を〈たんころりん〉と紹介した事から混同解釈が公認的に定着したようです。
原典は〈邪悪妖怪〉でも〈害悪妖怪〉でも〈好戦型妖怪〉でもありません。
黄昏時に僧侶の姿で現れ、服の袂に入れた大量の柿をポトポト落としつつ町中を徘徊し、見事な柿の樹が生えた家の前で姿を消したと云われています。この奇行は〝柿の種を撒き散らすため〟のようです。
類型として〈柿男〉なる妖怪もいて、こちらは更に奇々怪々。
多くは厳つい男の姿で現れ「俺の糞を潰して嘗めろ」とか「俺の尻をほじって嘗めろ」などという変態以外の何者でもない危ない要求を強いてきます……が、折れて嘗めてみると柿のような甘味でおいしい。不思議に思い、男が現れた方向へ行くと熟れた柿の樹が生えているそうな。
目的は不明ですが、熟れ時を知らせて「駄目になる前に食べろよ」と急いているのかもしれません。
さて、では何故、このような非戦闘妖怪を敵役に据えたかと言うと……ぶっちゃけ〝見た目のインパクト〟ですwww
デカい人面が問答無用にドデーンと在る自己主張は、それだけでインパクト絶大で何よりも「怖い」。
殊に水木しげる御大が描かれた妖怪画は、一度見たら忘れられない圧迫的恐怖感に在ります。
また同時に、こうしたマイナー妖怪にスポットを当てるのも面白いかと……。
多くの『妖怪作品』(殊に『妖怪退治もの』)では〝扱われる妖怪〟がだいたい決まっていて、基本的には〈スター性のある妖怪/認知度の高い妖怪/脅威性の高い妖怪〉がチョイスされる傾向が顕著ですから〝柿フェア推奨妖怪〟なんざスポット当たりませんw
そこで起用しても面白いかと……独創的な作品色にもなりますし。
とはいえ『
なので思いっきり〝中身〟は無視に作り直し、ストロングスタイルへと方向転換させてもらいました。
ま、水木しげる御大にしても『原典を拡張転換に性質生態を作り直す』というのは、よくやられていますからwww