作品紹介：闇暦戦史

【作品概要】
一九九九年七の月、ノストラダムスの終末予言は的中した。
魔界の気〈ダークエーテル〉が現世へと流れ込み、その干渉によって死体は生ける屍〈デッド〉と化して人間社会を蹂躙。
やがて〈ダークエーテル〉は天へと昇り、慢性的な常闇の世界を構築してしまう。
そして、闇空に鎮座する謎の単眼異形〈黒月〉は、自らを魔界門と化して、古今東西の〈怪物〉達を現世へと導き入れる。
この『人類vs怪異』という未曾有の超常大戦〈終末の日(アンゴルモア・ハザード)〉によって、人類文明は衰退。
斯くして世界は古今東西の怪物達が支配する現世魔界と化し、人間達は最下層種族として隷属支配されるに至った。

更に各怪物達は各国各地の〈領主〉として君臨し、独自の軍勢を乱立的に旗揚げ。
大小様々な勢力が〝闇暦世界の覇権〟を野望とする戦乱の世〈闇暦大戦(ダークネス・ロンド)〉を開始した。
此処に現世魔界の覇権を巡る異形戦乱の世〈闇暦〉が幕を開けたのである。

そんな混沌とした現世魔界で、各主人公達のレゾンデートルや生き様を描いていくダークファンタジー大系。
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【各作品紹介】
✒✒✒孤独の吸血姫✒✒✒

　人類が支配権を失い、魔界より顕現した〈怪物〉達が覇権を狙った戦乱を繰り広げる闇の新世紀〈闇暦〉──。
　古今東西の吸血鬼から成る新興勢力が胎動するロンドンに、人間の子供を護り連れた流浪の魔姫・カリナが訪れる。
　圧倒的な強さと冷淡さを兼ね備えた彼女は、策謀と野心が交錯するこの地で何を為さんとするのか……。
　はたして、伝説の吸血姫・カーミラとの邂逅の意味とは？
　ニューウェーブ・ダークファンタジー、此処に開幕！

✒✒✒雷命の造娘✒✒✒

　闇暦二十九年、ドイツ・ダルムシュタッド──。
　轟雷によって生み落とされた縫合蘇生死体〈娘〉は、己の存在理由を求めるが故に〝人間〟を守り、強大なる敵と戦い続ける。
　例え忌み嫌われようとも……。
　例え、その身が朽ち果てようとも……。
　はたして、その先に待ち受ける運命は？
　闇暦戦史第二弾！

✒✒✒獣吼の咎者✒✒✒

　「どうか、あの〈獣〉を殺して！　あの恐ろしい〈獣〉を！」
　シスター・ジュリザの懇願を請け、モンスタースレイヤー〝夜神冴子〟はニューヨークへと渡米した。
　そこは、獣人達による群勢〈牙爪獣群(ユニヴァルグ)〉によって統治された悪夢の地……。
　牙爪が入り乱れる混戦の中、はたして銀弾が射抜くべき〈獣〉とは、どいつなのか？
　そして、冴子が背負う〝咎〟は償えるのか？
　闇暦戦史第三弾！
　闇暦の月に獣が吼える！
（初出連載期間：2020.03.02 ～ 2021.02.15）


～輪廻の呪后～
【作品概要】

闇暦二十六年──。
エレン・アルターナが見る陰惨な悪夢は、日々鮮明となっていった。
そして、それは現実へと顕現し始める！
彼女の健常を崩していく得体知れぬ悪意！
父と絶縁して根無し草となっていた姉・ヴァレリアは、愛する妹を救うべく謎を追う！
暗躍する狂信徒集団！
迫る呪怪の脅威！
太古からの呼び声が姉妹へと授けるのは、はたして呪われた福音か！
闇暦戦史第四弾！
最強の闇暦魔姫が此処に再生する！
（初出連載期間：2021.12.20～2023.02.20）
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【解説】
私が主力執筆活動としている小説作品であり、小説投稿サイト〈アルファポリス（https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/111511709）〉にて最新作を展開しています（完結後は各投稿サイトにて転載展開）。

骨太でヘビーシリアスな作風が特徴のダークファンタジーシリーズで、現世魔界という特異な戦乱の世で個性的な怪物主人公が模索する『人魔共存／人間愛』の生き様を描いています。

文庫本作品のような〝ガッツリとした読み応え＆読後感〟を意識しているため、一節辺りの文字数が平均8000文字前後という大文量なのも『闇暦戦史』独特の特徴と言えます。
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▼関連グッズ▼
● マグカップ：カリナ・ノヴェール
　価格：2500円

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