デアレジナー

文字数 1,931文字

【キャラクターファイル】

名前:デアレジナー
変身者:速水(はやみ)早希(さき)
年齢:16歳
趣味:ジョギング/スポーツ全般
好物:炭酸飲料
苦手:頭を使う事
登場作品:『姫麗(きれい)戦隊(せんたい)アイレジナー』


性格:
姫園(ひめぞの)愛美(まなみ)のクラスメートにして大親友。
快活で竹を割ったような性格。
大雑把な思考ではあるが〝がさつ〟という事ではなく、他人の痛みを汲み取って親身になれる面倒見の良さも併せ持つ。
とにかく『スポーツ優秀』というイメージがあり〝運動といえば早希(さき)早希(さき)といえば運動〟といったイメージが定着しており、運動系部活の助っ人を頼まれる事もしばしば。
愛美(まなみ)の事は「一途で健気ないい子だけど頼りなさ過ぎて放っておけない」という心理が働き〝世話焼き女房〟の如く過保護となる──その結果〝無二の親友〟として関係が築かれた。
とはいえ早希(さき)の「思い立ったら即行動!」な行動パターンに振り回される流れも多々あり、愛美(まなみ)が「少しは考えようよ……早希(さき)ちゃん」の台詞でドン引きツッコミする流れはルーティン化している。
 

必殺技:デアスプラッシュキック
聖姫(せいき)エナジー〈レジナーフィール〉を足へ収束させて渾身の蹴り突きを打ち込む一撃必殺技。
ヒットの際、青いエナジー波が猛飛沫の如く弾ける事から『スプラッシュ』と冠されている。
尚、格闘技の性質上〈レジナーフォーム〉との相性の方が良い。


武器:

●レジナーフォーム:
実戦的な身体能力が飛躍的に向上する。
体育会系の早希(さき)とは相性が良いため、チームの主戦力ポジションに収まっている。


●プリンセスフォーム:
防御耐久能力と聖姫エナジー〈レジナーフィール〉の向上に特化される。
また、この形態に在る間は遅々微弱ながらレジナーフィール回復も促進される。
大自然(殊に風と水)そのものと心をシンクロさせて、その力を借り受ける事が可能となる。


特徴:
親友である直感と観察力から「愛美(まなみ)が何か隠し事をしている」と感づき、また「彼女の性格から独り悶々と悩んでいるのではないか」と心配になり、その秘密事を探る。
そんな中で、謎の怪物とスーパーヒロインの交戦現場へと遭遇──愛美(まなみ)が〈ラブレジナー〉に変身して戦っていると知った。
そして、愛美(まなみ)への想いから内在していた〈レジナーフィール〉が覚醒──彼女も〈デアレジナー〉へと変身したのであった。


解説:
主役である〈ラブレジナー/姫園(ひめぞの)愛美(まなみ)〉の模索が続く中でフライング的に〝仲間〟を作成しました。
この子のおかげで、暗中模索が続く〈アイレジナー〉のデザイン方向性が完成したと言っても過言ではありません。
私的には一番御気に入りの〈アイレジナー〉ですが、実際に投稿してみると受けも良いようで〈プリティメイザー/萌乃(もえの)朱祢(あかね)〉と同質の好感を抱かれているようですね。

さて、同じ『変身ヒロイン』とは言っても〈スーパーヒロイン:特撮系〉と〈美少女戦士:アニメ系〉では諸々の方向性差異があります。
キャラクター性や物語世界観といった設定面だけではなく〝デザイン〟に於いても……です。
最も顕著なのが〝ファンッションチックか否か〟と〝肌露出〟です。
基本的に〈アニメ系美少女戦士〉は女児目線で構築されていますから、彼女達が羨望する〝可憐で華やかなファッションセンス〟がデザイン方向性の主体になります。
一方で〈特撮系スーパーヒロイン〉は〈特撮系スーパーヒーロー〉の女性バリエーションですから、根底的には〝男性目線感覚〟でキャラクター構築されており、求められるのも〈異能的な強さ〉──ともすれば、デザインも〝可憐な華やかさ〟というより〝SFスタイリッシュにカッコイイ〟という方向性に在ります。
また、肌露出も然りで〈特撮系スーパーヒロイン〉では〝実写〟なので基本的にタブー……小さい男児も観ますから〝お色気〟をムラムラと感受させるのは情操的にも倫理的にもアウトと構えられます。
対して〈アニメ系美少女戦士〉の場合は先述の〝ファッションセンス〟の一端として脚線美を誇張しますから生足セーフ……これには〝絵に描いた餅〟という表現媒体差も大きいとは思います(しかしながら近年では〈プリキュア〉が〝スパッツ着用前提〟とされているように〈セラムン世代美少女戦士〉よりは少し制約が厳しくなってもいますが)。

本作『姫麗(きれい)戦隊(せんたい)アイレジナー』は、その両路線を内包しようという独自性にも意図しています。
つまり戦闘向コスチューム〈レジナーフォーム:スーパーヒロインタイプ〉と可憐なドレス姿〈プリンセスフォーム:美少女戦士タイプ〉の2形態を所有させる事により〈美少女戦士の決定版〉と成立させる野心的挑戦意向でした。
前作『可憐(かれん)戦隊(せんたい)オトメイザー』が〝THE王道スーパーヒロイン〟として生まれた対比もあり、彼女達は〝変化球ながらもハイブリット〟な方向性で生まれたのです。



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